家の中の様々な場所にダニが潜んでいて、そのすべてをゼロにすることはできないなりにも、数を減らすことは刺咬被害やアレルギー発症の予防につながります。
当サイトでは、既に「掃除機や布団クリーナーのダニの除去効果」と「洗濯によるダニ駆除の効果」について過去記事で詳細に述べてきましたが、生きたダニを駆除するには至らないという結果でした。
上記の2つの記事の中で、衣類やシーツ、毛布などであれば「コインランドリーの高温乾燥機(60℃以上)で60~90分でダニを死滅させ、洗濯をして死がいや糞を流す」というのが、最もダニの駆除に効果的であることもお伝えしました。
しかし、マットレス、ソファー、ベッドやカーペットなどの、コインランドリーの業務用乾燥機にも入りきらないものについては熱処理ができないため、ダニシートによる駆除をおすすめしています。
市販の商品や研究所の商品など様々なダニシートがありますが、その中でも様々なサイトで高評価を得ているのが【ダニ捕りロボ】と「ダニピタ君」です。
今回は、様々あるダニシートの中からこの2つがおすすめである理由と、ダニシートを選ぶ時のポイント、価格や効果の比較などをご紹介していきたいと思います。
Contents
ダニピタ君とダニ捕りロボの特徴を比較!購入時のチェックポイントを見てみよう!
1.ダニシートのタイプ別のメリットとデメリットを比較
ダニシートには大きく分けて以下の3タイプがあります。
- 忌避タイプ
- 粘着タイプ → ダニピタ君
- 特殊タイプ → ダニ捕りロボ
ダニシートを購入する際には、上記のどのタイプの商品なのかを確認する必要があります。
忌避タイプのダニシートの特徴
「忌避タイプ」の商品は、ダニを寄せ付けないための商品であって、ダニの駆除が目的ではありません。当然ダニの駆除効果は無いので、置いても室内のダニは減らないので注意が必要です。
忌避タイプのダニシートは、こちらの商品などがそうです。
安価で、普通のドラッグストアやスーパーなどでも購入が可能です。
粘着タイプのダニシートの特徴【ダニピタ君】
市販されているダニ捕獲シートのほとんどがこの「粘着タイプ」の商品です。比較対象となっているダニピタ君もこの粘着タイプのダニシートです。
ダニが好む香りを発する誘引剤を用いてダニを呼び込み、シート内に設置してある強力な粘着剤でダニを捕獲します。
くっつけて捕獲をするので粘着剤には殺虫成分はないものが多く、生きたままダニを捕獲し、使用期限が切れたらごみ箱に捨てるという商品です。
使用方法は簡単で、値段も比較的安いものが多いのですが、日本製であったり誘引剤の安全性や効果によっては価格に幅があります。
ダニピタ君は、後述しますが粘着タイプのダニシートの中では高価な部類に入ります。
粘着タイプのダニシートのメリット
- 使い方が簡単
- 比較的安いものが多い
- 殺虫成分が入っていないものが多い
粘着タイプのダニシートのデメリット
- 粘着力が弱いとシートの上を歩くダニもいる
- 商品によっては、ダニシート内でダニが増殖してしまう可能性がある
粘着式ダニ取りシートの誘引剤の匂いで集まってきたダニは、 粘着テープに接着(くっつく)しなかったら、どうなってしまうのでしょうか?そこで「JIS」に基づく試験を実施したところ、 試験開始3ヶ月後には約「400倍」にも増えたという結果がでました。※3 ダニを減らす目的の商品であるのにも関わらず、逆に増やしてしまう商品だという事実がわかりました。 - 「他社製「粘着式ダニ取りシート」のダニ捕獲検証
※3:粘着シートタイプダニ捕獲器に用いられている粘着シートの粘着力及びダニ補足効果の測定(中間報告)より(大阪工業大学応用物理学部)
「日本接着学会」所属の大阪工業大学工学部応用化学科の中村教授によると、「ダニの重さや足の形状などから、接着タイプのシートでのダニの捕獲は物理的に不可能」と言っています。
粗悪品をつかむと、捕獲できないどころかダニシート内でダニが増殖してしまう恐れがあるので、粘着タイプの商品はしっかりとした販売元であるという事は大事な要素ですね。
特殊タイプのダニシートの特徴【ダニ捕りロボ】
ここで言う特殊タイプは、粘着タイプのものではない駆除シートを指します。
ダニ捕りロボは、粘着タイプとは違い、誘引剤の中に含まれる吸湿性セラミックがダニの体に付着することによって水分を吸い取り、ダニを乾燥させることによって捕獲・駆除する仕組みになっています。
ダニの体は80%が水分のため乾燥に弱く、水分を奪われると動けなくなって最終的には死んでしまうという性質を利用したタイプのダニシートです。
この「おびき寄せて水分を奪う」という方法は、ダニ捕りロボが日米で特許を取得している方法だそうです。
このダニ捕りロボの効果は、防ダニ試験(インテリアファブリックス性能評価協議会)で、商品内部に入ったダニは100%駆除するという「ダニ増殖抑制率100%」という結果が出ており、商品内部でダニが増えてしまう事が無いことが証明されているので、効果は折り紙付きです。
2.ダニピタ君とダニ捕りロボが捕獲できるダニの種類は?
家の中にいるダニは1種類だけではありません。
「屋内ダニ」と言われる室内に出るダニは大きく分けて6種類おり、ネズミなどの害獣が外から持ち込んでくる可能性のあるダニを含むともっと増えます。
特に既にダニに刺されている場合は「ツメダニ」の可能性が高く、このツメダニがいるという事は、このツメダニが餌とする「コナダニ」や「チリダニ」などの小型のダニも間違いなくいると考えていいでしょう。
今回比較している「ダニ捕りロボ」と「ダニピタ君」は、刺すタイプの(大型の)ツメダニも捕獲することができるので安心ですが、商品によっては小型のチリダニ科のダニしか捕獲できないような商品もあるので注意をしましょう。
【ダニピタ君】:ツメダニなどの刺すタイプの大型のダニも捕獲可能
【ダニ捕りロボ】:ツメダニなどの刺すタイプの大型のダニも捕獲可能
ダニの種類によって対策や懸念点(病気やアレルギー等)が異なるので、気になる方は下記の関連記事もあわせてご覧ください。
【関連記事】>>> ダニの種類と特徴を徹底解説|家に出る注意すべきダニ
3.ダニピタ君とダニ捕りロボの効果の比較は、販売元が捕獲データを公表しているかどうかで判断
世の中にダニシートは数多くありますが、ダニの捕獲データをしっかりと公表している販売元は信頼できると考えていいでしょう。
国によって生存しているダニの種類にも違いがあるため、日本の研究機関が出しているデータがあれば信頼性は高いでしょう。
ダニピタ君とダニ捕りロボの効果について、捕獲データの公表の有無は下記の通りです。
【ダニピタ君】
- 外部の3つの第三者機関(ホームサービス生物研究室、一般財団法人 日本環境衛生センター、株式会社ビオスタ)に調査を依頼し、捕獲データを公表
【ダニ捕りロボ】
- 販売元である日本のダニ専門の研究所「日革研究所」が捕獲データを公表
いずれも公式サイトで捕獲数などの具体的な数値を出していますが、元々その場所にいたダニの数自体が違うため、完全に比較することはできません。
元々ダニが100匹いた布団と10,000匹いた布団では、同じ「100匹捕獲できました!」と書いても単純に比較ができないからです。
ダニ捕獲効果を実証するものとしては、前述の通りダニ捕りロボは「防ダニ試験(インテリアファブリックス性能評価協議会)で、商品内部に入ったダニは100%駆除するという「ダニ増殖抑制率100%」という結果が出ているので、効果という点ではダニ捕りロボの方が高いと言っていいでしょう。
4.ダニピタ君とダニ捕りロボの安全性の比較
ダニシートは、ベッドやマットレス、ソファなど熱処理によるダニの駆除をしにくい場所に使う事が多く、特に肌に触れやすい場所なので安全性には一段と注意を払いたいところですよね。
我が家がダニシートの購入を検討したのは「長男の誕生」で、ベビーベッドのマットレスのダニの駆除にも使える商品を探したことがきっかけでした。そのため安全性が最も商品を評価する基準になりました。
ダニピタ君とダニ捕りロボの安全性に関する記述は下記の通りです
【ダニピタ君】
- 食品添加物として認められる物のみを香料として使用
- 徹底的に品質管理をし、外部機関に定期的に品質調査依頼を出している
- (2018年12月追記①):第3機関での安全性テストを実施
・ラットによる経口毒性試験→異常なしでGHS区分は”区分5または区分外と推察”
・クローズドパッチテスト→赤みや腫れを示した被験者は無し。分類は「安全品」
・復帰突然変異試験→ヒトの細胞への遺伝子変化や発がん性などの可能性は「陰性」
【ダニ捕りロボ】
- 天然由来の材料(食品粉末、ビール酵母、吸湿性セラミック)のみを使用
- 国内外の各種安全性テストを実施
・マウスを用いた急性経口毒性試験 → 食塩よりも毒性は低い
・クローズドパッチテストによるヒト皮膚一次刺激性試験 → 皮膚に触れても炎症はなし
・変異原性試験 Ames試験(イギリス) → 遺伝子に影響を与えない
5.ダニピタ君とダニ捕りロボの価格を比較!
どんなに頑張っても家の中のすべてのダニを駆除することは不可能です。
しかし、刺咬被害やアレルギー発生物質を減少させるレベルまでダニの数を減らすことで、毎日の生活を快適に過ごすことができます。
高ければダニ駆除効果が高いという訳でもありませんので、効果や安全性等を踏まえてその値段が妥当な物かどうかを判断できると良いでしょう。
今回比較している「ダニピタ君」と「ダニ捕りロボ」の価格は下記の通りです。(※ダニ捕りロボの価格はレギュラーサイズ5つセットの価格を表示しています)
ダニピタ君 | ダニ捕りロボ | |
購入価格 | 5,400円(5枚) | 8,250円(5枚) |
1日あたりの料金 | 約12円(1枚) | 約18円(1枚) |
6.ダニピタ君とダニ捕りロボの定期購入での価格を比較!
ダニシートは、ダニの多い時期に継続して使用することで効果を発揮します。
3か月間はあっという間に過ぎ、期限が切れた頃にまた刺されるという事を繰り返す家庭も多いため、ダニピタ君とダニ捕りロボは定期購入プランがあり、毎回購入するよりもお得になっています。
ダニピタ君とダニ捕りロボの定期購入時の価格は下記の通りです。
ダニピタ君 | ダニ捕りロボ | |
通常料金 | 5,400円(5枚) | 8,250円(5枚) |
定期購入時の価格 | 3,980円+送料無料 | 8,003円+送料無料 |
ただし、ダニ捕りロボは初回は上記の値段がかかりますが、2回目~4回目の価格は詰め替え用のシートの購入になるのでかなり割安(2回目以降4,980円)です。
1回(3か月)のみの利用だとかなり割高ですが、2回以降利用するのであればダニ捕りロボはダニピタ君との価格差は小さくなります。
「ダニピタ君」と「ダニ捕りロボ」の特徴の比較表
ダニピタ君 | ダニ捕りロボ | |
シートタイプ | 粘着タイプ | 特殊(捕獲・乾燥)タイプ |
製造国 | 日本 | 日本 |
効果 | ダニを生きたまま捕獲するので、ダニの死骸が飛び散らない | ダニ増殖抑制率100%(防ダニ試験)で、シート内のダニは全て死ぬ |
材料 | 使用が認められた食品添加物のみ | 天然由来成分のみ(食品粉末・ビール酵母・吸湿性セラミック) |
安全性 | 3か所の外部機関での安全性試験の結果、人の皮膚毒性はなく、ラットによる経口毒性も安全物、遺伝子への影響もないことが判明 | 国内外の各種安全性評価試験を実施した結果、毒性は食塩よりも低く、皮膚に触れても問題なし。遺伝子への影響は無し |
殺虫成分 | なし | なし |
捕獲データの公表 | 第3者機関に依頼し調査、公表している | 自社研究機関のデータを公表 |
捕獲できるダニの種類 | ツメダニなどの大型のダニも捕獲可能 | ツメダニなどの大型のダニも捕獲可能 |
ニオイ | あり(甘い) | あり(甘酸っぱい) |
値段(通常購入:5枚) | 5,400円(12円/日) | 8,250円(18円/日) |
全額返金保証 | あり (公式サイト初訪問から3日以内に定期購入申し込みの場合のみ) | なし |
定期購入プランの特典 | あり (毎月3,980円+送料無料) | あり (3%OFF:8,003円+送料無料) |
デメリット | 即効性が無い | 即効性が無い 価格が高い |
その他 | おびき寄せて捕獲し、乾燥させて駆除する方法が日米特許を取得 |
結論
ダニピタ君とダニ捕りロボの比較結果から、それぞれのダニシートのおすすめできる人は下記のようになります。
※ご購入はそれぞれの公式サイトからできます
- コスパを重視しつつも、安全性と効果に信頼のおけるダニシートが欲しい人
- 効果に不安があり、全額返金保証付きが欲しい人
- 各種専門機関の安全性テストをクリアした信頼性が欲しい人
→ ダニピタ君
- 本気でダニ退治を行いたい人
- 粘着タイプのダニシートで、以前効果が無かった経験があり不安な人
- 多少価格が高価でも、捉えたダニを全て死滅させる強力な効果が欲しい人
- 各種専門機関の安全性テストをクリアした信頼性が欲しい人
↓↓↓
まとめ
ダニシートの商品の中で特におすすめされる事の多い「ダニピタ君」と「ダニ捕りロボ」の特徴をまとめました。
様々な特徴の違いがありましたが、ダニピタ君はコスパがとてもよく、ダニ取りシートでのダニ駆除効果に懐疑的な人にとっては、全額返金保証がついているというのは大きなメリットです。
2018年12月の追記にあるように、外部機関の安全性試験もダニ捕りロボと同様にしっかりと対応しているので、比較の中でダニ捕りロボに軍配が上がっていた安全性の面でも横並びとなりました。
ダニを捕獲して駆除するタイプのダニシートの中では、最も満足度が高い商品であると言えるでしょう。
※ダニピタ君を全額返金保証付きで購入するのに、購入ボタンが見つけられない人にはちょっとした理由があります。下記関連記事もあわせてご覧くださいね!
【関連記事】>>>ダニピタ君の全額返金保証付きの購入方法が分からないときの対処法
一方で、ダニ捕りロボは、販売元がダニ駆除専門の研究機関なので、商品にかけた安全性や効果の追求度合いにおいてはどこよりも信頼がおけるでしょう。様々な安全性試験を行い、全てのデータを公表している点でも安心して使うことができます。
また、何より「ダニ増殖抑制率100%」という結果から、シート内に入ったダニは全て死滅するという折り紙付きの効果があります。粘着タイプのシートに不安のある方や、何が何でも本気でダニを駆除したい方はダニ捕りロボ一択で良いと思います。
価格に関しては、どうせ使うのであれば1年間通してダニ対策をするつもりで定期購入をした方が、2回目以降の価格がぐんと安くなるのでお得です。
ダニ捕りロボの創業者は、初孫がダニアレルギーによる重度のアトピー性皮膚炎だったことから研究を始めたとのことなので、同じようにお子さんのダニアレルギーを危惧している方も、安心して使えるはずです。
※ダニ捕りロボの口コミと評価については下記をご覧ください!
【関連記事】>>>ダニ捕りロボの評価と口コミ|「効かない」という口コミに不安な人必見!
管理人である私自身も、長男が小児アトピー持ちであることからダニシート選びにはとても注意を払いましたが、最終的に今回紹介した2種類に絞りこみました。
効果、価格、安全性など様々なポイントから総合的に判断すると、どちらかが必ずしも優れているという訳ではないので、今回ご紹介した比較内容から判断してご自身にあった方をお選びいただけると良いと思います。
家の中で一度ダニに刺されると、ダニがいる布団やベッドで寝ているような気がしてとても嫌な気持ちになりますよね。
特に、赤ちゃんや小さなお子さんは、肌が柔らかいので大人以上にダニの餌食になりやすく、アトピー性皮膚炎やダニアレルギーになることもあるのでとても心配です。
ダニを駆除する一番効果的な方法は、「ダニ捕りロボ」をベビーベッドやプレイマットの下に置き、防ダニ加工の施された寝具と併用するという方法です。
ベビーベッド1つ分なら、ダニ捕りロボ(レギュラーサイズ)が1枚で良いので、1日あたりたったの18円でダニを駆除し続けることができます。
ダニ捕りロボは、Amazonなどではなく販売元から直接購入するのが最も安くお得ですので、下記のボタンから自分に合ったサイズ&枚数のセットをお選びください。