こんにちは、田舎センセイです!
収穫期の長い四季なり品種の中でも、丈夫で育てやすく甘いと評判の「すずなりいちご(鈴なりいちご)」の栽培を始めました。
理由は我が家の食いしん坊でイチゴ好きな息子たち(4歳&2歳)。
子育てをして数年ですが、子供が生まれるまではまさかこんなに「イチゴ」を買う羽目になるとは思ってもいなかったんです。
我が家では畑の一画で一季成り品種を育てていますが、それだけじゃ息子たちのイチゴ欲を抑えるには到底足りず、追加で四季成りイチゴを育てることになったわけです。
今回はスポンサー様のご厚意ですずなりいちごの9㎝ポット苗をご提供いただいたので、栽培方法をまとめたいと思います。
Contents
すずなりいちご(鈴なりいちご)ってどんな品種!?
すずなりいちご(鈴なりいちご)は、春(5~6月頃)に実をつける「一季成りいちご」とは違い、収穫時期が春から冬前までの長期間にわたる「四季成りいちご」の一品種です。
・果実は糖度が高く「とちおとめ」並みの12~15度
・強健で病害虫に強く、放置してても育つくらい丈夫
・四季成りいちごなので長期間収穫できる
・土が凍らなければ冬も野外で栽培可能(マイナス5~6度くらいまで)
・プランターや吊りバスケットなどでも栽培が可能で家庭菜園向け
忙しくて世話に時間を避けない方や、畑のような栽培スペースが確保できないアパートやマンション住まいの方でも栽培しやすい品種なんですね。
通常の一季成りいちごの場合は、気温が下がる以外にも日照時間が12時間以下にならないと花芽をつけないなど、イチゴの実がなるためには季節の変化が重要です。
しかし、すずなりいちご(四季成りいちご)はほぼずっと収穫できるので、スーパーにイチゴが並ばない季節に子供がイチゴを食べたがっても対応できる可能性が高いです。
すずなりいちごの育て方のポイント【栽培方法】
2.水はけが良い場所を好む
3.植え付け時に元肥(もとごえ)を与える
4.クラウン(株の根元の膨らんだ部分)が隠れないように浅植えにする
5.定期的に追肥をする必要がある
6.実が地面につかないストロベリーポットやハンギングプランターがおすすめ
7.冬は寒さにしっかりあてた方が春に花芽をつけやすい
具体的なポイントについては栽培方法の工程の所でご紹介しますが、
いい点としては「育てやすく丈夫である」こと。
悪い点としては「定期的な追肥が必要」というポイントです。
収穫できる期間が長いという事はその分株が栄養を必要とするという事でもあるので、収穫時期に差し掛かり株が大きくなったタイミングなどで追肥を施す必要があります。
一季成りいちごは追肥の面ではさほど手間がかからないので、この点を踏まえると四季成りいちごとどちらが初心者向けかというと意見が分かれるかもしれません。
すずなりいちごの植え付け~栽培
1.すずなりいちごの苗を準備する
まずは苗を準備しましょう! 今回提供いただいた苗こちら↓
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1月中旬に我が家に届きましたが、葉の数も多く青々としていて傷んだ葉もありません。
3つ入っていた苗の1つにはすでに花芽も付いていて、この時期にしてはかなり状態の良い苗で安心しました。
すずなりいちごは、秋冬植えの場合は翌春5月下旬くらいから秋遅くまで連続で収穫でき、春植え(4月頃)の場合は6月頃からの収穫になります。
2.栽培容器(プランター等)と用土を用意する
イチゴの栽培容器・場所(プランター/地植え/ストロベリーポット)
我が家は農家なので空いてる畑のスペースも結構あるのですが、気軽に好きな時に収穫できるようにしたいことと、冬の厳寒期には室内に取り込む可能性もあることからプランターで栽培することにしました。
すずなりいちごは、実をつけると鈴が垂れ下がるようにしてなるため、果実が地面について病気が発生するのを予防する点でも「ハンギングプランター」を選びました。
我が家にはワイルドベリーで使ってるストロベリーポットもあるのですが、これも背丈が高く果実が土につきにくいのでおすすめです。
イチゴの栽培用土
イチゴの栽培用土はホームセンターで売っている一般的な「野菜の栽培用培養土」なんかでOKです。
一応イチゴ専用の土などもありますが、これはお好みで。
私は自宅に余っていた土(赤玉土中粒・パーライト・多肉植物用培養土=7:1:2くらい)をMIXして即席の栽培用土としました。
ある程度水はけがよければそこまで土を選ばないので気にしすぎることはないと思います。
3.元肥(もとごえ)を施す
イチゴの苗をうえつける前に、鉢の下の方に元肥を施します。
今回のすずなりいちごの苗のセットにはイチゴの元肥用の肥料(※画像)がついていたのでそれを使いましたが、もしそれ以外で用意するならばマグァンプKなんかで良いでしょう。
四季成りいちごは長期的に収穫できる分、追肥が重要だと書きましたが、必要以上に肥料を与えると収穫期に花芽がつかないなどの悪影響が出ることがあるので、くれぐれもあげ過ぎには注意しましょう。
4.苗をポットから外し、浅植えする
苗をポットから外すと鉢の中にびっしりと根が張って「根鉢状態」になった部分がでてくるので、ここを崩さないようにして浅く植えつけます。
これでは葉の付け根が見えないのでまだやや深植えの状態(※写真を撮った後に少し土をどけました。)
ポイントは葉の付け根の「クラウン」と呼ばれる部分を地表面に必ず出して植えることです。
完成!!!
まとめ
本記事ではすずなりいちごという四季成り品種の栽培方法についてまとめましたが、基本的にイチゴの栽培方法は同じです。
イチゴが大好きで年中食べたい方や、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にオススメの四季成りいちご。
栽培自体は難しくないのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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