こんにちは、田舎センセイです。
我が家では毎年春から秋にかけてダニ被害に悩まされていて、様々な方法を試した結果「ダニシート」を使う事でダニの悩みからは解放されました。
正直ダニ対策に関しては私の答えは出ていて、ダニシートを使っていた期間の刺咬被害は「ゼロ」でしたので、もうダニに関しての悩みは全くありません。
ただ、
本当にダニシートでダニが捕れているの?
といわれると証拠はなく、これだけダニシートの効果をサイト内でご紹介しているのになかなか信じてもらえないかもしれないと思ったので、この夏3か月間使用したダニシートを検査機関にチェックしてもらうことにしました。
本記事では、ダニシートの効果を証明するために専門の検査機関において「ダニ匹数検査」を行った結果についてご紹介します。
我が家のダニシート使用状況について
現在私が使っているダニシートは、当サイトでもご紹介しているダニシートランキングの1位と2位でご紹介している「ダニ捕りロボ」と「ダニピタ君」の2種類です。
その中でも「ダニ捕りロボ」は日革研究所というダニの専門機関が作っていて、3か月間使った検体を送ると有料でダニの数を計測してくれるというサービスを行っており、今回はそこにお願いして検査してもらうことにしました。(※ダニ匹数検査を行えるのは「日革研究所の製品のみ」で他社製品のダニシートを送っても検査は行ってもらえませんので注意してください。)
今回送った検体は、重度のダニアレルギーを持つ長男の敷布団と畳の間に敷いていたダニ捕りロボです。(※検体となるダニ捕りロボは2018年6月4日~9月4日までの3か月間使用)
※長男(2歳11ヵ月)のアレルギー検査の結果
ご覧のように息子は「ヤケヒョウヒダニ」というダニのアレルギー反応が最大の6で、私がダニ捕りロボを利用している一番の理由が「息子のダニアレルギー対策」なのです。
今回の検査で、息子の敷布団と畳の間においたダニ捕りロボから、どのくらいの数のヤケヒョウヒダニ(チリダニ類)が計測されるのかを見ることで、普段潜んでいるアレルゲンとなるダニの存在確認をしたいと思います。
息子の敷布団から検出されたダニは約1800匹!!
ダニシートの検体を日革研究所に送ってから数ヶ月経ち、ついに検査結果が書面で送られてきました。
その結果がこちら
なんと、アレルゲンになるチリダニ類が894匹、ホコリダニ類が898匹も!!!
合わせて1800匹近いダニが捕獲されていました。
ダニ捕獲数の検査結果とともに、検出されたダニについての解説が添付されていて、そこには今回捕獲された「ホコリダニ」と「チリダニ類」に関する情報とともに、ダニの繁殖条件等について解説されていました。
その解説書によると「ダニは3か月で500倍に増えます」とのこと。
今回計測されたダニ1792匹は、1枚のダニシートの中に入っていたダニなので、実際はもっと広範囲で見ると膨大な数のダニが潜んでいることが容易に想像できます。
一般家庭に潜むダニにはいくつかの種類があって、今回捕獲が確認されたホコリダニやチリダニ類は人間を刺すことはありませんが、死骸や糞がアレルギーの原因になる種類です。
ダニの種類別の特徴については下記関連記事もご覧ください。
ダニ匹数検査を行うメリットとは?
一般的なダニ被害としては「ダニ刺され」が多くの方の悩みかと思いますが、我が家のようにダニアレルギーの子供を持つ親としては、チリダニなどの刺さないダニも気になります。
ダニアレルギーは、花粉症などと同じように体内にアレルゲンとなるダニの死骸や糞を取り込み続けることで、それまでは何ともなくても急にコップから水があふれるようにアレルギーを発症します。
WHO(世界保健機構)によると、ベッドやカーペット(1㎡~2㎡)にダニの匹数が約100匹以上では「感作レベル(要注意)」、約500匹以上で「発症レベル(危険)」とされているそうです。
小さなお子さんがいるご家庭では、ダニ刺され被害やアレルギーを発症してしまう前に、予防的にダニシートを使い、そこに潜むダニがどの程度の数なのかを検査して知っておくことで対策を取ることができます。
また、ダニ匹数検査を経時的に行う事で、ダニの数が減少しているのか増加しているのかを確認することができ、目に見えないダニの恐怖から解放された快適な生活に近づくことができます。
日革研究所のダニ匹数検査の方法
日革研究所によるダニ匹数検査については、公式HPにて詳しく手順が紹介されていますが、上の動画を見ると一番わかりやすいと思います。
ご覧のとおりダニ以外を染色液で染めて、研究員さんが目視で計測しています。
実際に検体を出してから結果が送られてくるまで1~2か月かかりましたが、この映像を見ると時間がかかるのも納得ですね。
今回ご紹介したダニ匹数検査ですが、日革研究所のダニ捕りロボを使用して検体を送ればだれでも実施してもらうことができます。
その実施費用は下記の表のとおりです。
種類 | 価格(税込み:1枚あたり) |
ダニ捕りロボプチ(P)サイズ | 5,000円 |
ダニ捕りロボレギュラー(R)サイズ | 10,000円 |
ダニ捕りロボラージ(L)サイズ | 12,000円 |
ダニ取りマット小サイズ | 14,000円 |
ダニ取りマット大サイズ | 20,000円 |
まずはダニ捕りロボを継続的に使用することがスタートですので、まだ使ったことが無い方はダニ捕りロボを試してみてください。
ダニ刺されであれば、設置から数日後に効果が出ますのであの痒みから解放されますよ!
まとめ
ダニ匹数検査の結果ダニ捕りロボでは刺咬被害につながるツメダニ以外にも、アレルギーの原因になるチリダニやホコリダニが大量に捕獲できていた!
ダニ匹数検査は、ダニシートが実際に効果を発揮しているのが数値でわかるというのが良かったです。
そして我が家のダニの状況は「かなり多い」という結果になり、ダニアレルギーの息子に対して更なるダニ対策をする必要性を感じました。
全ての人がダニ匹数検査を実施する必要はありませんが、我が家のように刺すダニ以外の種類についても対策を講じたい人にとっては、自分のダニ対策が万全であるかどうかを確認する時の指標になります。
真剣にダニアレルギー対策に取り組みたい方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。