こんにちは、田舎センセイです!
私は田舎で育児をしながら自宅で仕事をしているのですが、最近私が仕事用に使っているカメラやiPhoneを使って息子が写真を撮りたがるようになりました。
以前スマホで写真を撮らせてもらったのが楽しかったようで、あまりに頻繁にお願いしにくるもんだから「子供用にカメラをプレゼントしよう!」と決めました。
そこでどんなカメラが良いかなと考えた時に「アクションカム/ウェアラブルカメラ」が私の理想に近かったので、スポンサー様に提供していただいた商品を使って子供に使わせてみることにしました。
ただ、記事を読んでいただく前に先にお断りしておくと、私の目的とは反して商品自体のクオリティが残念だったので、その点については正直に書いていますがご了承ください。
本記事では、私が子供のカメラにウェアラブルカメラを選んだ理由と商品レビューについてまとめます。
Contents
私が子供へのキッズカメラに「ウェアラブルカメラ/アクションカム」を選んだ理由
子供に与えるカメラはどんなものが良いかと考えた時に、最低限必要な機能を考えた時に私は以下の項目が思い浮かびました。
- 小型で軽く持ちやすい
- 手ブレしにくい
- ボタンの数が少ない
- 防水機能がある
- 壊れにくい
- 子供の目線が楽しめる
子供は手が小さいのですぐに落とすし、水がある場所で使うケースも多いので防水機能は必須。大人のように手ブレに気を付けることは難しいし、操作しやすいようにボタンの数も少ない方が良い。
これってどんなカメラだったら実現できるだろうと考えた時に、全て備わった子供用の良いカメラもたくさん販売されてるんですけど、ウェアラブルカメラだったら一般的に兼ね備えてる機能なんじゃないかと気付いたわけですね。
特に私は一番最後の「子供の目線が楽しめる」という所が最も重視したかったポイントなので、ストライダーやヘルメットに装着して子供の目線の高さで周囲を撮影・録画できるウェアラブルカメラは最適!
だからといってGoProのように高価なアクションカムは子供用になんてできないし、できるだけ安価なウェアラブルカメラだと嬉しいなぁ~と思っていて見つけたのが今回のカメラです。
安価な4Kアクションカメラ
今回私が息子用に用意したアクションカメラはこちら。
本体価格で約6000円なのかと思いきや、GoProや私も持ってるソニーのアクションカムでは別売りの各種マウント(アタッチメントなどの付属品)がほぼ全て付属してこの価格なのは凄いと思います。(※ただしSDカードは別売り)
※micro SDカードは別途購入が必要です
ウェアラブルカメラって防水ケースは付属していても、自転車やヘルメットに装着する時に使うアタッチメントは別売りのことが多いんですよね。
今回はあまり細かいスペックは記載しませんが、カメラや動画撮影に興味を持ったお子さんにはちょうどいい価格帯のカメラであることは間違いないでしょう。
実際にウェアラブルカメラを子供と一緒に使った感想
今回ご紹介したカメラのおすすめポイント
- アクションカメラの中ではとにかく低価格
- 各種付属品が多く、様々なシーンですぐに使い始めることができる
一番魅力的に感じたのは、各種アタッチメント(防水ケースやヘルメットに装着する部品など)が全て入っていて、この低価格で購入できるところですね。
これだけの数のアタッチメントが全て入っていますので、自転車やバイクにつけたい場合やヘルメットに装着したい場合も、別途部品を購入する必要ありません。
息子のストライダー用のヘルメットに装着しましたが、すぐに面白い映像が撮影できました。
各種付属品が豊富についているので、ウェアラブルカメラとしての一通りの機能はすぐに使えてたのは良かったですね。
実際に使用して感じた今一つな点
- 室内撮影では撮影画像が暗い
- 画質が思ったよりも悪い
- 防水ケースアリだと音声がほぼ入らない
- 手振れ補正がないので映像がブレる
- スマホとの同期アプリが使いにくい
実際にカメラを息子に持たせて散歩に出て、撮影をさせてみたら思ったよりも画質が荒かったのがかなり残念なポイントでした。
※息子が撮影した牛舎(防水カバーなどは無し)
4K画質をうたっていますが、本当に4Kなのか疑わしいくらいの画質の粗さで正直自分がメインで使うウェアラブルカメラにはできそうにないなと感じました。
息子本人はとても楽しんで撮影をしているので、画質に関してはその写真をどう扱うかによると思いますが、本格的な写真として現像して楽しむには物足りないと思います。
家の外に出て息子が撮影した一枚ですが、ピーカンに晴れた一日だったのですが、このカメラで撮影すると全体的に彩度が低く、青っぽい色にうつりました。
こちらの写真は私のiPhone6Sで撮影した同じ時間の写真ですが、空の青さも全然違いますし、アクションカムで撮影した方は全体的にザラザラしてますよね。
また、防水ケースに入れてお風呂で子供たちと動画を撮ったのですが、防水ケースをつけると音はほとんど入りません。ずっと水の中に潜っているようなこもった音が少し入る位で、音が入らないのは動画撮影用のカメラとしては致命的ですよね。
加えて、防水ケースに入れて撮影することで、元々粗めの画質がさらに粗くなります。うーん、残念。
動画自体も息子のヘルメットに装着して撮影した映像は、しばらく観ていると私は少し酔ってしまいました。あとでもう一度説明書を見てみると手ブレ補正機能がついていないんですね。これもまた残念。
最後に、スマホに画像を共有するためのアプリも頻繁に落ちてしまいほとんど使えなかったので、撮影した動画や写真はケーブルで直接PCに移して使っています。
撮影後にPCにコネクトしなくてはいけないので、実際に撮影した本人(子供)にその場で見せてあげられず「子供は撮影して終わり」という感じになってしまっています。
我が子は4歳未満なので、まだ自分が撮影した写真がどうこうよりもボタンを押したら「カシャッ」という音が鳴るという方が大事なので問題ありませんが、もう少し月齢が上のお子さん用のカメラにするにはちょっと不便ですね。
アプリに関してはこのカメラの問題ではありませんが、PCに直接つないで使う分には問題はないので画像や動画がPCで見られればOKという人は大丈夫でしょう。
まとめ
私がキッズカメラとしてウェアラブルカメラ(アクションカム)を選ぶまでは良かったのですが、子供のオモチャ代わりに使うカメラにどの程度のクオリティを求めるのかというのが難しいなと思い知らされました。
子供が撮影した映像や写真を記念にしっかりと残しておきたい場合は、しっかりとコストをかけて手振れ補正機能と画質が保証されている商品を選ぶべきですし、今回私が提供を受けて使わせていただいたカメラも値段を考えると十分なクオリティかも知れませんが、旅行やレジャーの記録用に使うにはやはり価格相応のスペックだなと感じました。
良かった点としては、子供が満足して写真を撮りまくっている点で、このカメラをきっかけにもっと写真や映像を撮りたい!と言ってくるようになれば、もう少し本格的なものを買い与えたいと思います。
価格相応とはいえ、実用性に乏しいので子供のオモチャとして買い与えるくらいが丁度いい商品なのかなと感じました。