スコップやママさんダンプでの毎日の雪かきで、膝や腰を痛めてしまっていませんか?
少しでも楽に除雪を行いたいけど、大型の除雪機はメンテナンスも大変そうだし、大きくて保管場所にも困りますよね。
そんな方におすすめなのが「電動除雪機」です!
「除雪機を家庭用に購入するなら電動除雪機がおすすめな理由」の記事でもご紹介しましたが、コンパクトで静音設計の電動除雪機は、収納スペースの無いご家庭や住宅街にお住まいの方にとてもおすすめなのです。
今回は、数ある電動除雪機の中から、雪国生まれ雪国育ちの管理人がおすすめする「電動除雪機BEST5」をご紹介いたします!
Contents
電動除雪機のおすすめランキングTOP5
ハイガー HG-K1650
当サイトの管理人イチ押しなのが「ハイガー産業の”HG-K1650″」です。
【HG-K1650のスペック詳細】
メーカー名 | ハイガー産業 |
除雪幅(mm) | 500 |
除雪高(mm) | 330 |
走行 | 手押し |
最大除雪量(トン/t) | 12 |
最大投雪距離(m) | 10 |
オーガ直径(mm) | 260 |
投雪方向 | 190° |
定格電圧(V) | 100(50・60HZ対応) |
最大出力(W) | 1600 |
連続使用時間目安(h) | 0.5 |
重量(Kg) | 16 |
長さ×高さ×幅(mm) | 1300×850×550 |
付属品 | 説明書 |
新雪 | ◎ |
圧雪 | ○ |
氷まじりの雪 | × |
何と言っても特徴は「コストパフォーマンスの良さ」です。
ハイガー社は日本ではまだあまり知られていませんが、中国で農機具を扱う企業で、ヨーロッパを中心にシェアを伸ばし、近年日本でも郵便局がハイガー社の除雪機を導入し、使用され始めています。
国産の除雪機と比べて機能は遜色なく、むしろこの価格でこの性能は驚きです。
価格は国産の半額以下~10分の1以下です。
安さの理由は、ハイガー社自体がメーカーであり、中国の自社工場で一括管理して直接生産・輸入を行っているのでこの価格が実現できるとのこと。
もちろん国産メーカーの信頼性やブランド力にはまだかないませんが、そんなものを忘れさせてくれるほどのコストパフォーマンスで、Amazonのおすすめ除雪機ランキングでも常に上位を獲得しています。
>>>ハイガー社の口コミ・評判についてはこちら
>>>ハイガー社の除雪機の価格・品質・サポート体制はこちら
最大出力1600Wと電動除雪機の中ではハイパワーであるにもかかわらず、コンパクトで使いやすい設計になっており、重量も16Kgと比較的軽量で女性でも扱いやすいのがポイントです。
純国産メーカーではありませんが、日本各地30店舗以上の修理協力店舗(現在も店舗増加中)をはじめ、修理相談のサポートダイヤルも設置してあり、実店舗販売も行っているので故障時も安心です。
ただ安いだけの外国製品と違い、サポート体制がしっかりしているのがおすすめできる理由です。
正直、金額で購入を迷っている方は、この商品以上にコストパフォーマンスの良い除雪機は無いと言っても過言ではないので、この除雪機の値段で迷うようでなら購入自体をあきらめた方が良いかもしれません。
スノーモンスター YT-660
【スノーモンスター YT-660のスペック詳細】
メーカー名 | ー |
除雪幅(mm) | 460 |
除雪高(mm) | 300 |
走行 | 手押し |
最大除雪可能面積 | 最大26㎡/min |
最大投雪距離(m) | 8 |
オーガ直径(mm) | ー |
投雪方向 | ー |
定格電圧(V) | 100(50・60HZ対応) |
最大出力(W) | 1500 |
連続使用時間目安(h) | 0.5~1 |
重量(Kg) | 13.8 |
長さ×高さ×幅(mm) | 1100×1000×490 |
付属品 | 20m延長コード、コードホルダー |
新雪 | ◎ |
圧雪 | ▲ |
氷まじりの雪 | × |
第2位は、スノーモンスターです。
最安値のハイガー社と同等の価格帯で、スペックもそこまで大きく差が無く、こちらもコストパフォーマンスに優れた除雪機です。
サイズ感はハイガー社のものに比べて若干小さく、コンパクトで軽いのが特徴です。
Amazonの売れ筋ランキングでも上位にある当商品ですが、サポート体制や修理が可能な店舗などの情報が無く、万が一故障した時の対応がとりにくいのが難点。
その点で、ハイガー社よりも一つ下の順位となりました。
ホンダ ユキオスe! SB800e(J)
【ユキオスeのスペック詳細】
メーカー名 | HONDA |
除雪幅(mm) | 800 |
除雪高(mm) | 330 |
走行 | 自動 |
最大除雪可能面積 | 250㎡/60min |
最大投雪距離(m) | – |
オーガ直径(mm) | – |
投雪方向 | – |
定格電圧(V) | 100(50・60HZ対応) |
最大出力(W) | 860 |
連続使用時間目安(h) | 1 |
重量(Kg) | 69 |
長さ×高さ×幅(mm) | 1320×975×820 |
付属品 | 説明書 |
新雪 | ◎ |
圧雪 | ○ |
氷まじりの雪 | ▲ |
第3位は、安心の国産メーカー「ホンダのユキオスe」です!
ユキオスeは、電動の「ブレードタイプ」の除雪機で、自動走行で積もった雪を押して寄せるタイプの商品です。
噴射式除雪機で排雪するスペースが無い場合には、ブレードタイプがおすすめです。
コンセントではなくバッテリータイプなので、バッテリー自体の重さ(16Kg)と本体重量を合わせて69Kgとかなり重いですが、自動走行なのでその重量を活かして積もった雪を取り除きます。
自走式のメリットは、何と言っても自分で押す必要が無い点です。
ブレードの幅も800mmと広いので、一度に多くの雪を取り除けるのも特徴です。
また、国産品のメリットとしては、修理・メンテナンスの拠点になる店舗がしっかりあることや、補償内容が充実している点でしょう。冬が過ぎると次のシーズンまで長期間保管することの多い除雪機は、シーズンオフの修理やメンテナンスが必要になることの多い危機なので、修理ができる店舗が多いのは重要なポイントです。
一方で、国産の正規品となれば値段も海外製品に比べて高額です。
コストパフォーマンスの点で言えば、格安の上位2機種と比較するとやや高額すぎるように感じてしまいます。
またバッテリータイプは、コンセントタイプに比べ、ケーブルが邪魔にならず除雪範囲が制限されないのがメリットとしてある一方で、バッテリーに寿命があり、放っておくと自然放電して劣化が早まってしまうので、長期保管の際は最低3か月おきに充電するなどの手間が発生します。
投雪スペースがない場合や自動走行による手押しの労力削減をしたい方は、ユキオスがおすすめです。
アルファ工業 スノーエレファント
【スノーエレファントのスペック詳細】
メーカー名 | アルファ工業 |
除雪幅(mm) | 458 |
除雪高(mm) | 270 |
走行 | 手押し |
最大除雪可能面積 | 650㎡/30min |
最大投雪距離(m) | 10 |
オーガ直径(mm) | – |
投雪方向 | 180° |
定格電圧(V) | 100(50・60HZ対応) |
最大出力(W) | 1500 |
連続使用時間目安(h) | 0.5 |
重量(Kg) | 18 |
長さ×高さ×幅(mm) | 1000×900×460 |
付属品 | 説明書 |
新雪 | ◎ |
圧雪 | ▲ |
氷まじりの雪 | × |
4番目におすすめなのはアルファ工業の「スノーエレファント」です。
こちらの商品の特徴は「コストパフォーマンスの良さ」です。
ただし、除雪時のパワーや除雪幅が1位のハイガー社の製品に比べわずかに劣り、且つ値段もHG-K1650の2倍以上である点から、4位としました。
サイズは1位のハイガーの除雪機よりもややコンパクトなので、保管場所が限られている方には良いかもしれません。
ササキ オ・スーノ
【スノーエレファントのスペック詳細】
メーカー名 | ササキ |
除雪幅(mm) | 800 |
除雪高(mm) | 330 |
走行 | 自動 |
最大除雪可能面積 | 300㎡/60min |
最大投雪距離(m) | – |
オーガ直径(mm) | – |
投雪方向 | – |
定格電圧(V) | 100(50・60HZ対応) |
最大出力(W) | 250W×2 |
連続使用時間目安(min) | 70min |
重量(Kg) | 65 |
長さ×高さ×幅(mm) | 1370×980×820 |
付属品 | 説明書、LEDライト |
新雪 | ◎ |
圧雪 | ○ |
氷まじりの雪 | × |
5位はササキのオ・スーノです。
ホンダのユキオス同様にブレードタイプの除雪機です。
静音設計とパワーに優れた除雪機で、除雪車が残していったような固まった雪もしっかり押してくれます。
ブレードの角度も変えやすく、操作性がいいのが特徴です。
HONDAのユキオス同様に、価格帯が高い商品ですので、どの程度コストがかけられるかというとこがポイントになると思いますが、機能・操作性に関しては間違いなくお勧めできます。
まとめ
今回はおすすめの電動除雪機TOP5をご紹介しました。
以前別の記事で、エンジン式やハイブリッド式など動力タイプ別に除雪機を比較をしましたが、「一般家庭向き」である電動除雪機は、やはりある程度安価であることがポイントだと思います。
ご覧いただいた記事内では、価格の変動や早期購入による割引などがあるため本体価格は記載していませんが、大きく分けて「国内主要メーカーの商品」「海外製の商品」で値段にかなりの開きがありました。
購入予算に余裕がある方で、どうしても海外製品は嫌だとか国内でのサポートをしっかり受けたい方は「ホンダ」や「ササキ」、今回はランクインしていませんが「ヤマハ」などの国内メーカーを選ぶと良いでしょう。
一方で、海外製品では国内メーカーの半額以下の値段で購入が可能なので、コストパフォーマンスを重視したい方は、今回ご紹介した中から値段を見て選んでいただくのもありでしょう。
特に、1位に挙げたハイガー社は、海外生産にもかかわらず国内修理店舗やサポートダイヤル設置などサポート体制がしっかりしており、どの製品よりも安価で性能も他社製品と比べても遜色ないことから一番のおすすめとさせていただきました。
あの価格帯での性能は、正直頭一つ抜け出ていると言っても過言ではないでしょう。
価格帯からも、雪国にお住いのご家族やご友人への贈り物としても選びやすい商品だと思いますし、是非一度お試しいただけらたと思います。
また、現在お使いの除雪機を手放して新たに買い替える場合などは、中古農機具買取専門業者の中で除雪機を買い取ってくれる所もありますので、無料査定を利用してみると良いでしょう。
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