こんにちは、田舎センセイです。
東日本大震災から10年が経過しましたが、その間も大きな地震があるたびに防災の意識を取り戻して準備をしようと考える方も多いと思います。
災害時などにあると便利なのが「ヘッドライト」で、暗い中で作業をすることが多くなる状況で両手があくのは懐中電灯との大きな違いです。
私の海外での野宿生活の経験上、アウトドアをする時にも重宝するので一つあると良いと思います。
本記事では、2000ルーメンスととにかく明るい「KOOL BEAM KB-37 ハイパワー ヘッドランプ」をご紹介します。
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KOOL BEAM KB-37 ハイパワー ヘッドランプ
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今回提供いただいたのがKOOL BEAM KB-37というヘッドライトです。
公式のショッピングページの説明は以下の通り。
明るさ最大2000ルーメンスのハイパワーヘッドライト。
充電して何度も使えるリチウムイオン充電式。
付属のUSBケーブルを使って、パソコンなどから簡単に充電できます。また、出力ポートもあるので、ライト内の充電池から
携帯電話などへ充電することも可能です。光は強さ2段階+点滅と3種類の切り替えが可能。
ズーム調整機能もついています。暗所での作業やアウトドアなどのほか、
枕元や車の中などに備えておくと、いざ!という時に役立ちます。
私は完全に「災害時」もしくは「アウトドア」での使用を想定していますが、使用に関して気になるポイントは違うと思います。
上記に記載されていない点で言うと、
・子供でも使えるヘッドランプなのか?
・重さはどうなのか?
・防水性はどの程度なのか?
なんかは気になる点ですよね。
まだ災害時の仕様経験はありませんが、実際に何度か使用した経験から感じたポイントをまとめてご紹介したいと思います。
KOOL BEAM KB-37を使ってみて感じたいくつかのポイント
ここが良かった!
・めちゃくちゃ明るい!災害時や暗所作業でも十分に活躍できる
・子供でも装着できる。使い方も簡単
・明るさの3段階変化(強・弱・点滅)と光の集約と分散ができる。
・付属ケーブルで携帯の充電なども可能
ここが気になる!
・パワー重視のためリチウム電池3本は重い
・防水性はIPX4なので大雨では故障の可能性がある
・ケーブルを差し込む個所のカバーが外れやすい(防水性の不安)
実際に使って感じた感想は、良かった点・気になった点を全て上げると上記の通りです。
ヘッドランプの重さと明るさについて
一番のポイントは「とにかく明るい」こと。
私が点灯した瞬間斜向かいにいた妻の眼が一時おかしくなるほどで、最大2000ルーメンスで200M先まで光が到達するというスペックは伊達ではないなと思いました。
そのパワー(明るさ)を重視する分、充電式のリチウム電池3本使用しているので重さはものすごく気になるほどではありませんが、もっと軽いヘッドランプは沢山あるので重いのは嫌だなーという人には向いていません。
※かなり明るいライト。点灯すると撮影上手くできないので省略
どちらかというと登山などで使うというよりも、災害時や停電時の暗所作業などで使う方が特徴を生かした使い方ができるんじゃないかなーと思います。(※その一番の理由は防水機能なのですが後述します)
ヘッドバンドのゴム部分の伸縮も効くので、我が家の3歳児と5歳児にも試しに装着させてみましたが装着自体は可能。3歳の次男はやはり少しずれてくる位の緩さはありますが、使うのは不可能ではないです。本人たちは「重くない」と言ってましたが、若い頃に散々野宿や登山をやってきた私たち夫婦からすると、まぁ「気にならないと言えばウソになる程度の重さ」というのが正直なところですね。
ただこのパワーの事を考えれば、多分必要な重さであるんだろうなとは思います。
軽さを重視するなら、単三電池などで使えるもう少し軽いものをお求めしましょう!
充電機能があるのは災害時にすごく助かる!
災害時に困るのが「携帯電話の充電切れ」などで、停電時に電気が供給されなくなった時にライフラインである携帯電話が使えなくなるのは避けたいところです。
このヘッドランプは充電する際に使う差込口(Input)と、その反対側に形態などを充電する時につかう差込口(Output)の2つの差込口があります。
光を照らす以外の用途があるというのはもしもの時を考えると安心ですよね。
防水機能はIPX4なので大雨では使えない
防水の規格をちゃんと表記しているので商品としての誠実さというか、信頼感というのは高いのですが「IPX4」という規格は使用シーンを間違えると故障につながることがあるので注意が必要です。
そもそもIPX4というのがどの程度の防水機能があるのかというと、
・防水機能(4):水の飛沫に関する保護
・防塵機能(X):省略(※防塵機能が無いという意味ではない)
というレベルです。
「雨水や水滴がついちゃった」とか「水しぶきが飛んじゃったくらいなら大丈夫ですよ!」という程度なので、水がかかると故障する可能性が高いです。
土砂降りの中、傘もささないで作業をすると使えなくなる可能性があります。
そのため、登山などのアウトドアで傘をささずに移動する可能性があるシーンでは、もう少し防水機能の高いものを選ぶ必要があります。
※このINPUTのカバーがちゃんと締まらずずっとプラプラしてる。ゆるい。
防塵機能に関しては省略となっており、検査を実施しておらず等級を示せないので省略されている状態なので、防塵機能が無いわけではなく「情報が無い」という状態です。
まとめ
今回、災害時用に使えるヘッドライトとしてご紹介しましたが、一番のポイントは明るくて暗所でもかなりの作業が問題なくできるほどのパワーがあること。また、そのために若干重さがあることと、防水機能が水の飛沫からの保護レベルであることを挙げました。
雨に濡れにくい室内や車内、テント内での利用や、晴れた日の野外作業などにはすごく力を発揮すると思います。
災害時に使うヘッドランプとしてはこのパワーはかなり助かるはずです。
ほんと、直視したら目を傷めるレベルのビームなので明るさがとにかくほしい人は十分満足できるスペックだと思います。
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