人気の観葉植物の種類一覧|100均で買える育てやすい観葉植物30選

観葉植物

様々なものが100円で買えてしまう「ダイソー」「キャン★ドゥ」「セリア」などの100均で、特にお得に感じるのが「観葉植物」ではないでしょうか。

100均のミニ観葉植物は、室内にちょっとしたインテリアとして緑が欲しいという方にはとても嬉しい商品です。

既に大きく育った観葉植物を購入して室内を飾るのも良いですが、100円で購入して大きく育てるのも一つの楽しみになると思います。

そこで今回は「100均で買える人気の観葉植物」を、簡単な特徴と共にご紹介します。


100均に売ってるミニ観葉植物は、どれも小さいから大きく育ったらどういう姿になるかわかりにくいよね!

今回はそれらが大きくなった時の写真と育てやすさについて解説していくぞい!

【用語の解説】

※耐陰性:日光の無い所でも生長できるかどうか
※耐寒性・耐暑性:寒い所と暑い所でも耐えられるかどうか

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100均で買える人気の観葉植物一覧

1.アイビー(セイヨウキヅタ・ヘデラ)

アイビー
和名(別名)セイヨウキヅタ(アイビー・ヘデラ)
階級ウコギ科キヅタ属
耐寒性・耐暑性暑さにも寒さにも強い
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 強い
水やり土の表面が乾いたら
育てやすさ

アイビーやヘデラの名前で販売されている「セイヨウキヅタ」は、常緑のつる植物で、ヨーロッパで自生しているウコギ科の植物です。

耐寒性が高く、その成長力から一気につるを伸ばし他の植物のエリアを占領してしまう程です。アメリカでは侵入種として販売や輸入が禁止されている州もあります。

下方向に垂れ下がって成長する性質があるため、ハンギングなどにも使える植物のひとつです。

耐陰性が高くどこでも育ち、水やりや肥料がやや少なくても簡単に枯れないため、初心者にとっては育てやすい植物といえるでしょう。

2.パキラ

パキラ
和名(別名)パキラ(カイエンナッツ)
階級アオイ科パキラ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さに弱い(5℃まで)
日当たり直射日光ではない日当たりの良い所
耐陰性 あり
水やり土の表面が乾いたら
育てやすさ

手のひらのような5枚の葉が特徴的なパキラは、初心者でも育てやすい観葉植物の代表的存在です。

病害虫にも強く、乾燥にも比較的強いので、夏の暑い時期に長期間水やりを忘れなければ枯らせてしまう心配も少ないでしょう。

根がはり過ぎず樹形(木の大きさ)もコントロールしやすいので、大きくさせ過ぎないようにすることもできますし、若芽のうちに編み込みをして絡み合った樹形にすることもでき、インテリアとして扱いやすい観葉植物でもあります。

日当たりのいい場所を好みますが、耐陰性もあるので比較的暗い所でも育てることができます。ただし、日照不足だとひょろっとした樹形に育ってしまいやすいので注意しましょう。

3.コーヒーの木

コーヒーの木
和名(別名)コーヒーの木
階級アカネ科コーヒーノキ属
耐寒性・耐暑性暑さに強いが、寒さに弱い(8℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり
水やり暑い時期は頻繁に
育てやすさ

多くの人が飲んでいるコーヒー豆をつける木と全く同じ「コーヒーの木」が観葉植物で、しかも100均で購入できるのでとても人気があります。

比較的乾燥にも強いので育てやすいですが、冬の時期に乾燥した冷気にあたると葉が落ちやすいので注意が必要です。

また、アブラムシやカイガラムシなどの害虫も付くことがあるので、温かい時期の病害虫には気をつけましょう。

4.テーブルヤシ

テーブルヤシ

※画像引用:Flicker

和名(別名)テーブルヤシ(チャメドレア・エレガンス)
階級ヤシ科カマエドレア属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さはふつう(0℃以上)
日当たり日陰を好む
耐陰性 あり
水やり土の表面が乾いたら、空中湿度を好む
育てやすさ

中南米原産のヤシ科のテーブルヤシは、寒さに比較的強く直射日光も不要なので、室内で育てやすい観葉植物として人気があります。

テーブルヤシの名のごとく、テーブルサイズからさほど大きくなりにくく、成長も遅いのが特徴です。

どこに置いても育ってくれるので観葉植物初心者におすすめです。

5.クワズイモ(アロカシア)

クワズイモ
和名(別名)クワズイモ(アロカシア)
階級サトイモ科アロカシア属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さに弱い(5℃以上)
日当たり半日蔭を好む
耐陰性 あり
水やり夏~秋にはたっぷり
育てやすさ

クワズイモは名前の通り、サトイモ科の植物で食べることができないことからこう呼ばれています。

西日本以南には自生していることもある植物で、食べることができないどころか、クワズイモの樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれており、誤って触れたり里芋と間違えて誤食してしまうと皮膚がかぶれたり内臓がただれてしまいます。

普段の生育には樹液に触れないように注意をすれば大きな問題はありませんが、ペットや小さなお子さんがいる場合は注意しましょう。

半日蔭を好み、室内であればどこでも育つことから、育てやすく人気のある観葉植物です。

病害虫や樹液にさえ注意すれば、大きく丈夫に育てることもさほど難しくないでしょう。

6.ドラセナ コンシンネ(ドラセナ マルギナータ)

ドラセナ マルギナータ
和名(別名)ドラセナコンシンネ
階級リュウケツジュ科・ドラセナ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さに弱い(5℃以上)
日当たり直射日光の当たらない日向
耐陰性 あり
水やり夏~秋にはたっぷり、冬は控える
育てやすさ

ツンと尖った葉が印象的なドラセナコンシンネは、水やりさえ注意をすれば初心者でも比較的育てやすい観葉植物です。

日向を好む植物ですが、真夏の直射日光で葉が焼けてしまうことがあるので、レースカーテンを一枚挟んだ程度の明るさで十分育ちます。

日光に向かって伸びる性質があるので、鉢を回転させないと曲がった樹形になってしまう点にも注意が必要です。

枯れる原因は根腐れが多いので、冬季の水の上げ過ぎには注意をし、根が窮屈になれば鉢を植え替えるなどの対策をとるようにしましょう。

7.ガジュマル

ガジュマル

※画像引用:Flicker

和名(別名)ガジュマル
階級クワ科フィカス属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さに弱い(5℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり
水やり夏の間はたっぷりと、冬は控える
育てやすさ

ガジュマルは、日本では沖縄や屋久島などの南部で自生しているガジュマルを見ることができるので認知度も高い観葉植物です。

気根と呼ばれる根が垂れる様子が独特の雰囲気を醸し出し、樹形もどっしりとしていて可愛らしいためとても人気があります。

水やりと冬の寒さに注意すれば、比較的育てやすく初心者向けの観葉植物といえるでしょう。ただし、水はけの悪い土を使うと根腐れをして枯れてしまう事が多いので注意しましょう。

※ガジュマルはゴムの木の仲間のため、稀にラテックスアレルギーの人が樹液に触れて蕁麻疹などのアレルギーを発症することがあります。

8.ジャカランダ

ジャカランダ
和名(別名)ジャカランダ(キリモドキ)
階級ノウゼンカズラ科キリモドキ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さは普通(0℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あまり無い
水やり夏は水を切らさず、冬は控える
育てやすさ

ジャカランダは、世界三大花木のひとつに数えられるとても花の美しい植物です。

日本の桐の花にも似ているので、別名キリモドキとも呼ばれます。

葉の形はネムの木のように可愛らしく、ミニ観葉植物として花が咲かない段階でも十分楽しむことができます。

花を咲かせることができるかどうかは、外で十分な日光と養分たっぷりの土で育て、樹高や幹の太さが開花に十分なほど成長していることが条件となるようですが、かなりの年月が必要になる(時間をかけても開花するところまで成長するかは不明)と言われています。

十分な日光が生育に欠かせないので、寒さに注意しながら風通しの良いベランダなどに置くと、元気に育ってくれるでしょう。

9.ポトス(オウゴンカズラ)

ポトス
和名(別名)オウゴンカズラ(ポトス)
階級サトイモ科ハブカズラ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さに弱い(5~8℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり
水やり 夏は土の表面が乾いたら、冬は控える
育てやすさ

ポトスは数ある観葉植物の中でも1,2を争う育てやすさから、観賞植物を置いている園芸店ではほぼ確実に見かけるのがこのポトスでしょう。

耐陰性が強いため、室内でも簡単に育てることができ、挿し木や水挿しで簡単に増やすことができます。

園芸用に品種改良がされており、黄緑一色の「ライム」やまだらに白斑がはいった「マーブルクイーン」など数種類があります。

品種によって耐寒性などの特徴が変わってくることがあるので、ポトスを購入する際は品種の特徴についても注意すると良いでしょう。

また、葉にホコリが溜まったり汚れたりしてしまうと、そこから病気になってしまうことがあるので、定期的にはを拭いたりするなどして汚れを溜めないようにすると元気に育ってくれます。

10.プミラ(フィカス・プミラ)

プミラ
和名(別名)プミラ
階級クワ科フィカス属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さは普通(0℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり
水やり乾燥も加湿も嫌う。状況に応じて
育てやすさ

プミラは縁に白い模様が入った丸い葉が特徴の品種で、とても育てやすく成長も早いので人気の観葉植物です。

気根がどんどん伸びるため、寄せ植えや特定の形状のポールに這わせてみたりと様々な使い道があります。また、挿し木で簡単に増え、かつ成長も早いので育てるのが楽しくなります。

ハイドロカルチャーなどでも育てやすいのも特徴ですが、逆に水はけが悪い土だと枯れてしまうことがあるので、土で育てる場合は水はけの良さに注意を払うようにしましょう。

※プミラはゴムの木の仲間のため、稀にラテックスアレルギーの人が樹液に触れて蕁麻疹などのアレルギーを発症することがあります。

11.トラディスカンティア

トラディスカンティア
和名(別名)トラディスカンティア(ゼブリナ)
階級ツユクサ科トラデスカンチア属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さは弱い(5℃以上)
日当たり日向を好むが直射日光は避ける
耐陰性 あり
水やり乾燥には強いので土の表面が乾いたら
育てやすさ

トラディスカンティアは、日本のムラサキツユクサに似た植物で、葉の模様が特に綺麗なものが園芸用品種として扱われるようになりました。

病害虫にも強く、育てやすいことから初心者向けの観葉植物です。

挿し木で簡単に増やすことができ、茎を6~7センチ程度残してちぎって水に挿すだけで、1週間もすれば根が生えてきます。

一方で、根の成長が早い分1~2年に1度は鉢の植え替えを行わないと、根詰まりを起こして枯れてしまうことがあるので注意が必要です。

耐陰性があるので室内でもよく育ちますが、日照度合いが少ないとひょろっとした株になってしまう点にも注意しましょう。

12.シノブ

シノブ

※画像引用:Flicker

和名(別名)シノブ
階級シノブ科キクシノブ属
耐寒性・耐暑性暑さ、寒さ共に強い
日当たり半日陰、明るい日陰を好む
耐陰性 あり
水やり冬季以外はたっぷりあげる
育てやすさ

シノブは、暑さにも寒さにも強く、土が無くても耐え忍んで生えているように見えることからこの名前が付いたとされています。

土が無くても生えるというのは、シノブは土ではなく他の植物の樹皮や岩にくっついて成長する「着生植物」という種類の植物です。

土で育てることも可能ですが、定着率が悪いのでコケを土の上に広げたり、コケ玉にすることでしっかりと根を張ってくれます。

気温の変化には強いので育てやすいですが、着生植物である点が少々とっつきにくさを出してしまっているかもしれません。

13.シェフレラ(カポック)

カポック
和名(別名)シェフレラ(カポック・ホンコンシェフレラ)
階級ウコギ科シェフレラ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにやや弱い(5℃以上)
日当たり日当たりの良いところを好む
耐陰性 あり
水やり土の表面が乾燥したら
育てやすさ

シェフレラは、一般的に「カポック」という名前で流通していることが多い観葉植物です。

寒さや乾燥には比較的強いので、初心者でも育てやすい観葉植物の部類に入ります。

根の成長が早いので、長期間鉢を変えないと根詰まりを起こしてしまうことがあるので、1~2年に1度は鉢を変えると長く元気に生長し続けてくれるでしょう。

14.ヒポエステス

ヒポエステス
和名(別名)ヒポエステス(ソバカスソウ)
階級キツネノマゴ科ヒポエステス属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにやや弱い(5℃以上)
日当たり日当たりの良い場所、もしくは半日陰
耐陰性 あり
水やり夏場はたっぷり、冬は控える
育てやすさ

マダガスカル原産のヒポエステスは、そばかすのような斑点が葉に沢山あるため、別名ソバカスソウとも呼ばれています。

葉の色は、緑以外にも赤やピンクなど様々で、見た目の印象が強いことから寄せ植えのアクセントとして使われることが多い品種でもあります。

比較的簡単に育てることができ、グリーン以外の色味を室内に加えることができるので、インテリアのひとつとして重宝するでしょう。

15.フィロディンドロン 

フィロデンドロン
和名(別名)フィロディンドロン
階級サトイモ科フィロデンドロン属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さは普通(0℃以上)
日当たり室内の日当たりが良いところ
耐陰性 あり
水やり土の表面が乾いた、特に冬は葉水も必要
育てやすさ

中南米原産のフィロディンドロンは、世界に約600種類以上あると言われており、その種類はサトイモ科の植物の中でも1,2を争う程だと言われています。

そのため、フィロディンドロンとひと口に言っても、蔓(つる)性の物や直立性のもの等様々あるため見分けるのが困難ですが、総じてフィロディンドロンとまとめて呼ぶことが多いです。

暑さにも寒さにも強いので、育てやすく初心者にも向いている観葉植物です。

強い日差しは苦手なので、室内の少し明るい場所に置くと良いでしょう。

16.ゲッキツ(シルクジャスミン)

ゲッキツ
和名(別名)ゲッキツ(シルクジャスミン)
階級ミカン科ゲッキツ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにはやや弱い(3℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり
水やり夏はできるだけ土の表面を乾かさないように
育てやすさ

ゲッキツは、5月~8月頃に柑橘系の香りを漂わせる白い花をつけることから、別名シルクジャスミンオレンジジャスミンと呼ばれています。

一年中鮮やかな緑色の葉を茂らせ、秋には食用となる赤い実をつけるので、一年を通して楽しめる観葉植物といえるでしょう。

生長が早いので鉢の中で根が詰まってしまいやすく、最低でも2年に1度は鉢を植え替えることをおすすめします。

17.コルディリネ

コルディリネ
和名(別名)コルディリネ(コルジリネ)
階級リュウケツジュ科コルディリネ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにやや弱い(5℃以上)
日当たり直射日光に弱い、明るい日陰
耐陰性 あり
水やり夏はたっぷり、冬は控える。葉水は1日一回
育てやすさ

コルディリネは、赤やピンク、黄色などの様々な色の種類があり、ドラセナに似てツンと尖った葉の形状をしています。

オーストラリアやニュージーランドが原産国ですが直射日光に弱く、レースカーテンを一枚挟んだくらいの明るい日陰を好みます。

直射日光を長時間あてたり、水はけの悪い土を使ってしまうと枯れてしまうことがあるので注意しましょう。

18.モンステラ

モンステラ
和名(別名)モンステラ
階級サトイモ科モンステラ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さに弱い(5℃以上)
日当たり半日陰を好む
耐陰性 あり
水やり夏の時期は土の表面が乾いたら
育てやすさ

観葉植物といえばコレという程、圧倒的な存在感で愛されているモンステラは、切れ込みの入った大きな葉や地面に向かって垂れる気根が特徴です。

直射日光が苦手なので、室内の明るい場所で極端な乾燥を避ければ比較的容易に育てられる初心者向けの観葉植物です。

モンステラは約20種類以上あると言われており、日本の100均などで売られている事の多い「ヒメモンステラ」などは、葉は大きくなっても20㎝位と小柄です。

種類によって葉の形状や色、サイズなどが違ってくるので、購入するときにはしっかりと確認するようにしましょう。

19.カランコエ

カランコエ
和名(別名)カランコエ
階級ベンケイソウ科リュウキュウペンケイ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにやや弱い(5℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む、冬は室内
耐陰性 あり
水やり土の表面が乾いたら、冬は乾燥気味にする
育てやすさ

カランコエは、花の色や葉の形が多種多様な多肉植物で、一口にカランコエと言っても様々な種類があります。

色とりどりの花を咲かせるのですがいずれも分類は多肉植物で、乾燥地帯に生息しているので多湿を嫌う傾向にあります。

夏場の水やりは土の表面が乾いたらあげるようにし、冬はやや乾燥気味に育てた方が良いでしょう。

カランコエは「短日処理」と言って、日光の照射時間が短くなる秋に花芽をつけるので、日が当たる時間をコントロールすることで好きな時期に花を楽しむことができます。

室内でも花を楽しみたい場合は、鉢をすっぽり覆うように箱などをかぶせて明るさを調整することで、綺麗な花を楽しむことができますよ。

20.ミリオンバンブー(ドラセナサンデリアーナ)

 

ミリオンバンブー(ドラセナサンデリアーナ)
和名(別名)ドラセナサンデリアーナ(ミリオンバンブー、ラッキーバンブー)
階級キジカクシ科ドラセナ属
耐寒性・耐暑性暑さにやや強く、寒さに弱い(8℃以上)
日当たり半日陰を好む
耐陰性あり
水やり夏は土の表面が乾いたら、冬は控える
育てやすさ

ミリオンバンブーは、正式名称をギンヨウセンネンボク(銀葉千年木)といい、ドラセナサンデリアーナは学名です。柄がタケに似ているためにバンブーという呼び名がついていますがタケの仲間ではありません。

ハイドロカルチャーや水耕栽培でも育てることができ、高温多湿を好みますが土の水はけが悪いと根腐れをしてしまうことがあるので注意が必要です。

竹のような見た目から、風水で金運を運んでくる植物として、中国・台湾では「富貴竹、開運竹、万年竹」等と呼ばれ、とても縁起のいい植物として育てられています。

風水がお好きな方は、このミリオンバンブーをインテリアのひとつとして取り入れると良いでしょう。

21.サンセベリア

サンセベリア
和名(別名)サンセベリア(サンスベリア・トラノオ)
階級スズラン亜科チトセラン属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さに弱い(10℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり
水やり冬は乾燥気味に育て、夏は土が乾いたら
育てやすさ

サンセベリアは、南アフリカの植物で葉幅の広いものから細いものまで50~60種類あると言われています。

葉の模様が虎の毛皮のようにも見えることから、別名トラノオ(虎の尾)とも呼ばれていますが、標準和名は「アツバチトセラン(厚葉千歳蘭)」といい、「シロシマチトセラン」「マルバチトセラン」などの品種があります。

サンセベリアは、室内の空気を綺麗にする効果があることがわかっており、空気清浄効果を求めて購入する人も多い品種です。

耐陰性があり、寒さに弱い点を除けば、窓があって日が差し込むトイレなどでも比較的丈夫に育ってくれるので、初心者にもおすすめの観葉植物です。

サンセベリアの人気・希少品種と育て方については下記関連記事をご覧ください。

22.オリヅルラン

オリヅルラン
和名(別名)オリヅルラン
階級ユリ科オリヅルラン属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにやや弱い(5℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり
水やり年間を通して土の表面が乾いたら
育てやすさ

オリヅルランは、観葉植物の中でも特に丈夫で、どのような環境でも育てやすいのが特徴です。

極端な直射日光を避け、根に霜が降りないように気をつければ、さほど手がかからずに管理ができるので、観葉植物の入門編としておすすめの種類です。

ただ、生長がはやいため1~2年に1度の鉢の植え替えが必要で、根詰まりを起こさないようにするケアが大切になります。

オリヅルランは、1984年にアメリカ航空宇宙局(NASA)によって行われた実験で、空気中のホルムアルデヒドを吸着する効果が特に高いことがわかっており、空気清浄効果の高い観葉植物のひとつとして数えられています。

23.ワイヤープランツ

ワイヤープランツ
和名(別名)ワイヤープランツ(ミューレンベッキア)
階級タデ科ミューレンベッキア属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さは普通(0℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり
水やり年間を通して控えめ
育てやすさ

ワイヤープランツはニュージーランド原産で、ワイヤーのように伸びる細いツルと丸く光沢のある葉がカワイイ観葉植物です。

小さなカップに入れて育てるもよし、コケ玉に植えつけて窓際に置くもよし、ハンギングにして上からたらすもよしで、様々な楽しみ方ができるのもこのワイヤープランツの特徴でしょう。

直射日光を避けて育てれば大きく枯らしてしまう事は少なく、万が一葉が落ちてしまっても根が生きていればまた春先に可愛い葉をつけてくれるので初心者でも失敗しにくいでしょう。

24.クロトン

クロトン
和名(別名)クロトン(変葉木)
階級トウダイグサ科クロトンノキ属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにとても弱い(12℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 なし
水やり夏は毎日、冬は控えめ
育てやすさ

クロトンは、葉の色や形が豊富で、温度や日照状況によって色が様々に変化することから別名「変葉木(へんようぼく)」と呼ばれています。

耐陰性は無く、日当たりが良い所に置く必要があります。

寒さにも弱く10℃を下回ると落葉しやすいので、沖縄などの暖かい地域では露地栽培が可能ですが、それ以外では越冬させるのが他の観葉植物に比べると難しいと言えるでしょう。

鮮やかな葉の色や、様々なユニークな形の葉をつける品種も多いので、日当たりと温度に注意しながら育成にチャレンジしてみるとよいでしょう。

25.アスプレニウム

アスプレニウム
和名(別名)アスプレニウム(アビス、オオタニワタリ、ニダス)
階級チャセンシダ科アスプレニウム属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにやや弱い(5℃以上)
日当たり直射日光の当たらない明るい室内
耐陰性 あり
水やり夏はたっぷり、冬は控えめ
育てやすさ

アスプレニウムは、高温多湿を好むシダ植物の仲間で、品名は「オオタニワタリ」「プリカーツム」などの種類があります。

直射日光を嫌うので、明るめの半日陰などに置き、葉水をするなどして乾燥に気をつけながら育てる必要があります。

着生植物なので、シノブ(NO.12)同様に岩や樹木などに着生して成長します。

鮮やかな緑色の葉とウェーブのかかった形がインテリアとしてもとてもマッチしやすい観葉植物と言えるでしょう。

26.アジアンタム

アジアンタム
和名(別名)アジアンタム
階級ワラビ科アジアンタム属
耐寒性・耐暑性暑さは苦手で、寒さにもやや弱い(5℃以上)
日当たり半日陰を好む
耐陰性 あり
水やり土の表面が乾いてきたら
育てやすさ

アジアンタムは、数ある観葉植物の中でも繊細で柔らかな印象を与えてくれる数少ない植物のひとつです。(※アジアンタムの花言葉のひとつに「繊細」があります)

暑さも寒さもあまり得意ではなく、直射日光も苦手なので、1年を通して安定した環境で育てることがポイントになる植物です。

主に室内の半日陰で育てるのが良いですが、あまりにも日光の当たらない場所で育ててしまうと、ひょろっとした株になってしまうので注意しましょう。

27.シュガーバイン

シュガーバイン
和名(別名)シュガーバイン(パーセノシッサス シュガーパイン)
階級ブドウ科パルテノキッスス属
耐寒性・耐暑性暑さはやや苦手、寒さは普通(0℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性あり
水やり土の表面が乾いたら
育てやすさ

シュガーバインは、手のひらのような5枚の葉がかわいいブドウ科の植物です。つる性で、寄せ植えやハンギングなど様々な形態で育てることができるので、人気のある観葉植物のひとつです。

華奢な印象ですが比較的育てやすく、耐陰性もあるので室内の風通しの良い明るい日陰で育てると良いでしょう。

真夏に30度を超えるような直射日光が差し込む場所は、枯れてしまう可能性があるので温度管理に十分注意しましょう。

28.シンゴニウム

シンゴニウム
和名(別名)シンゴニウム
階級サトイモ科シンゴニウム属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにやや弱い(5℃以上)
日当たり直射日光の無い明るい日陰
耐陰性 あり
水やり夏はたっぷり、冬は控えめに
育てやすさ

シンゴニウムは、日の光を浴びることによって葉の美しさが際立つ観葉植物です。

30種類以上あると言われるシンゴニウムは、熱帯アメリカが原産で高温多湿を好み、生長が早いのでどんどん葉が大きくなっていきます。根も伸びるのが早いので、根詰まりをしないように1~2年で鉢を植え替える必要があります。

とても育てやすいので観葉植物初心者におすすめの品種です。

29.ペペロミア

ペペロミア
和名(別名)ペペロミア
階級コショウ科ペペロミア属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さに弱い(10℃以上)
日当たり直射日光は苦手、明るい日陰
耐陰性 あり
水やり土の表面が乾いたら
育てやすさ

ペペロミアは1000種類を超える種があると言われており、ツル性のものや直立性のもの、濃い緑色の葉のものや白っぽいものなど様々な品種があります。

耐寒性や耐暑性は品種ごとに若干の違いはありますが、基本的な特性は同じで強い日光を嫌うので、年間を通して日光が差し込むような明るい日陰で育てるのが良いでしょう。

土の多湿状況も嫌うので、水のあげ過ぎは厳禁です。

日光と水やりさえ注意すれば簡単に育てることができるので初心者向けと言えるでしょう。

30.ストレリチア

ストレリチア
和名(別名)ストレリチア(極楽鳥花・レギネー)
階級バショウ科ストレリチア属
耐寒性・耐暑性暑さに強く、寒さにやや弱い(3℃以上)
日当たり日当たりが良いところを好む
耐陰性 あり(花期は日光が必須)
水やり年間通して土の表面が乾いたら
育てやすさ

ストレリチアは、別名ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)とも呼ばれており、特徴的な花が美しい植物です。

一方で、深緑の葉もインテリアとしてとても映えるので観葉植物としての需要も高いのがこの品種です。

多肉質で乾燥にも強く、耐寒性もさほど弱くないので育てやすい種類の植物と言えます。耐陰性はありますが、花が咲くためには日光が必要なので日当たりの良い所で育てるようにしましょう。

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まとめ

今回はおすすめの観葉植物の中でも、特に初心者にも育てやすく100均でも購入できるものを30種類ご紹介しました。

100均での購入時は、ミニ観葉植物として生長した時の姿が想像しにくいものばかりですが、こうやってそれぞれが大きくなった姿を見るとじっくりと時間をかけて育てたくなりますよね!

観葉植物を枯らさずに育てるポイントは、今回ご紹介した下記の4点が大切になります。

  1. 耐暑性・耐寒性:耐えられる暑さと耐えられる寒さの限界
  2. 耐陰性:日光が届かない場所でも生長するかどうか
  3. 直射日光:夏の強い日差しに耐えられるかどうか、日光がどの程度必要か
  4. 水やりの度合い:季節ごとの水やりの量とタイミング

また、根の成長が早い観葉植物の場合は定期的な鉢替えが必要で、根詰まりを起こして枯れてしまうことがあるので、これも忘れてはいけないポイントのひとつです。

病害虫以前に、その観葉植物の適した生育環境で育てていないことが多いので、是非今回ご紹介したポイントに注意して育ててみて下さいね。