こんにちは!田舎センセイです!
我が家では様々な作物を栽培しているのですが、その中でも私や妻が中心になって育てている作物に「パクチー(コリアンダー)」があります。
両親世代以上だとどうしてもカメムシのニオイに感じるなどと言ってあまり好まれない野菜なのですが、私たち夫婦はパクチーが大好物なので大量に育てています。
そんなパクチーになにやらカラフルな異色を放った虫が留まっているではありませんか!
見た目がカラフルで知らない方は驚かれるかもしれないので、かんたんにこの虫の正体を解説いたしますね!
赤と黒の縦じまがキレイなアカスジカメムシ
写真の虫の正体は「アカスジカメムシ」で、見事なストライプ柄がパクチーの未熟な種子のグリーンに映えるのでめちゃくちゃ目立ちます。
アカスジカメムシの大好物は「セリ科の植物の種子」なので、このセリ科のパクチーの種子にとまっていたんですね。
他にもフェンネルやクミンなど数多くのセリ科の植物があるので、我が家の庭や畑ではそこまで珍しくない存在です。
アカスジカメムシの出現時期は「6月~8月」で、セリ科の若い種子が好きなアカスジカメムシを見つけるには、花を咲かせ始めたフェンネルやパクチーのそばを探してみると良いでしょう。
アカスジカメムシの臭いは?
この投稿をInstagramで見る
明らかな警戒色をしているアカスジカメムシは、他のクサギカメムシやアオクサカメムシなどに比べると、多少はカメムシ臭を発しますがそこまで強い臭いではありませんでした。
カメムシの天敵である野鳥に対して、におい以上にこの体の色が身を守ることに貢献しているからなのかもしれませんね。
アカスジカメムシの駆除方法
アカスジカメムシは前述の通り「セリ科」の植物に集まり産卵をしますので、まずは発生源となるセリ科の植物を無くしてしまうことが一番の対策になります。
警戒色をしていますが毒を持っていたり咬みついたりすることはありません。
余程のことが無い限り大量発生して室内に侵入してくるようなことはない種類ですが、我が家のように畑でセリ科の作物をたくさん育てている場合は注意しましょう。