CUSE BERRYの新生児用抱っこ紐「ZERO」使用レビュー

新生児用抱っこ紐ZERO

こんにちは、田舎センセイです。

我が家には子供が3人いるのですが、これまで子育てをしてきて「抱っこ紐」の選び方って結構大事だなと感じます。

みんなエルゴベビーの抱っこ紐を持っているので、自分もそれに憧れてか慣らされてか第一子の時は特にあまり考えずにエルゴの抱っこ紐を購入しました。

エルゴベビーの抱っこ紐自体は良いものですし購入して後悔も何もしていませんが、もし当時の私に助言をするとすれば「蒸れないものを選べ!」と「もしお金に余裕があるなら新生児〜1歳まではインサートの必要がないものを!」という2点です。

今回、新生児〜1歳未満用の抱っこ紐「ZERO」を提供いただいたので、我が家の0歳3ヶ月児に使用してみました。


どうやら新生児が使うことをしっかりと計算されて作られているようなんじゃ!

毎度のことながら子供に使う商品は良いことだけでなく悪い所もしっかり見てレビューするよ!

※当記事はレビュー記事になりますのでご了承下さい。

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商品開封

新生児用抱っこ紐ZERO
パッケージはすごくシンプルで、取扱説明書と本体が同封されてます。

新生児用抱っこ紐ZEROの説明書
内部はメッシュ生地になっていてサラサラしてます。通気性は良さそうですね。

新生児用抱っこ紐ZERO
この商品カラーは「ピンク」です。サーモンピンクっぽい感じですね。

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実際に使用してみた

新生児用抱っこ紐ZERO
補足説明として我が家の娘は0歳3ヶ月で体重6.2kg、身長は約60cmです。

首の座りはだいぶ安定してきた状態ですが、まだ完全には座ってません。

新生児用抱っこ紐ZERO
首周りのガードはしっかりした作りになっているので、首が座っていない我が家の0歳児でもグラグラすることなく使えるのはとてもいいですね。

新生児用抱っこ紐ZERO
何より、足が外に出る形状になっているのも赤ちゃんが楽ちんだと思うのでGOOD!

さすが新生児のためを思って作られたというだけあって、赤ちゃんの姿勢がスゴイ自然な感じになっているのか、抱かれた直後から娘はすやすや眠っていました。

作り自体はしっかりしていて布面積も少ないので抱っこ紐自体はそんなに重くありません。しかし、エルゴベビーの抱っこ紐に比べると腰回りで支える部分のベルトが弱い(※ベルト自体はあるが腰回りに布地が無い)ので、赤ちゃんの重さがのしかかるのは主に「肩」になる印象です。

新生児用抱っこ紐ZERO
※肩ひもが厚く交差しているので、どうしても首付近に集中して肩ひもの重さがのしかかります。エルゴだと後ろをバックルで留めるので首周りの肩ひもの幅を調節できますが、この抱っこ紐だとその調節は出来ません。

エルゴは3歳位まで全然使えるので、10kgを超す重さを支えられるように腰部分のベルトが強固に作られてますが、この抱っこ紐ZEROは主に1歳未満を想定しているのでこういう作りになっているのでしょうね。そもそも新生児用の抱っこ紐に腰ベルトがあること自体珍しいので、それを考えれば腰ベルトがあるだけ良いと言えると思います。

インサートを使うのが面倒くさかったり蒸れやすくても、赤ちゃんの重さを少しでも分散したい場合はエルゴの方がいいかもしれませんね。

実際に使った妻からは「赤ちゃんの姿勢は楽ちんそうだし安定してる、蒸れにくいし使い心地は良い。でも赤ちゃんの重さが主に肩にかかるので特別赤ちゃんが軽く抱えられているようには感じない」という意見を聞けました。

赤ちゃんが1歳近くなってきて重さに耐えきれ悪なったあたりが、その後の成長段階でも使える抱っこ紐への変更のタイミングになってくると思います。

使用した感想【良かった点&今一つな点】

良かった
  • インサートが不要
  • メッシュ生地で蒸れにくい
  • 赤ちゃんの足が外側に出る
  • 頭がぐらぐらしにくい
  • 赤ちゃんが楽そう
今一つ
  • 腰ベルトの周囲に布地が無いので、赤ちゃんの重さが主に肩にくる
  • 慣れないと装着するのに時間がかかる

インサートが不要で赤ちゃんの足が外に出る

新生児用抱っこ紐ZERO
まず実際に使ってみての感想としては「インサートを入れなくていい」というのが一番良かった所ですね。

まぁ、これは新生児期~生後1年未満という短い使用期間を想定して作られたものなので当然なのかもしれませんが、この手軽さはお金に余裕があればエルゴなどを買う前に、このような1歳未満用の抱っこ紐を買ってもいいかなと思うほどです。

基本的にはかれこれ5年くらい使ってきたエルゴベビーとの比較になるのですが、エルゴの場合はインサートの利用で赤ちゃんの足を閉じた状態ですっぽりと包み込む仕様になっています。この時に赤ちゃんの足のおさまりが悪いと暴れたりすることもあったので気軽に使えるようになったのはインサートが不要になってきたころからでした。

赤ちゃんはお尻の部分で支えて、足は基本的に外に出る使用になっているのは赤ちゃんの姿勢的にも楽ちんだと思います。

メッシュ素材で蒸れにくい

新生児用抱っこ紐ZERO
初めて抱っこ紐を購入した第1子の時はしらなかった「赤ちゃんの体温で抱っこしてるとめちゃくちゃ暑い」というのは、子育てあるあるだと思います。

大体の人がエルゴなどよく見かけるブランドの抱っこ紐を購入しますが、あえて第1子の時からメッシュ状のものを選ぶ人は少ないと思います。我が家も、抱っこ紐を購入する時に店員さんから「第2子以降では圧倒的にメッシュのものを購入する人が多いです」というアドバイスをいただいたにもかかわらず、メッシュ状じゃないエルゴを購入しました。


今思えばあのアドバイスを聞くべきじゃったと後悔しておる

夏場に抱っこ紐で移動すると赤ちゃんの体温で服が汗だくになって不快感MAXなので、メッシュ素材の抱っこ紐を選ぶというのは、これから抱っこ紐を購入しようとしている人にはぜひ伝えたい情報なわけです。

この抱っこ紐ZEROは、赤ちゃんのお腹と接する箇所にも布地があるので、直接くっつかない分赤ちゃんの体温を逃がしやすく蒸れない構造になっています。

抱っこする側も赤ちゃん側も不快にならない抱っこ紐というのは、正直優先度がかなり高いポイントなので、この蒸れにくい構造というのは超重要です。

いま一つかなと思ったポイントまとめ

良いことを沢山ご紹介した一方で、いま一つかなと感じたポイントも少しありました。

一つ目は、実際に使った感想でも書きましたが腰ベルト付近の布が無いので、腰ベルトとしては効果がいま一つという点です。腰で支えるというよりは方で支える割合の方が大きいと感じてしまいます。

ただ、これは新生児~1歳未満用の抱っこ紐としては致し方ない点でもありますね。

二つ目は、使い慣れるまで何度か着け方が分からなくなってしまったことがあったので、すこし慣れるまで練習が必要かなと思いました。

家で一度つけて、その後外出先でももう一度つけようと思った時に、肩ひものクロス部分が捻じれてしまったりして正しい形状が見つけられず、装着するのに時間がかかってしまったことがありました。

パッケージから開けた直後は形が整ってるので着けるのに迷う事はありませんが、ぐちゃっと丸められた状態からつけるには正しい形状を覚えていないとちょっと迷子になるかもしれません。

いずれも特段悪いというわけではなく、こういう特徴のある抱っこ紐ですよという内容なので正直低評価に値するようなものではないですね。


ある程度肩で支えることになるのはしょうがないかな!

装着しにくいわけではなくて、慣れる前に外出先で使おうとしたワシが悪いだけってのもあるのう
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まとめ

今回ご紹介した「新生児用抱っこ紐ZERO」は首が座る前の新生児から1歳未満までの短期間ながら、一番抱っこ紐の使用頻度が高い時期に赤ちゃんが快適に抱かれるように計算された抱っこ紐でした。

これまでインサートを使いながら0歳~3歳の期間をエルゴベビーの抱っこ紐を使っていましたが、新生児期にはZEROを使って、インサートが要らない月齢になった時にエルゴベビーに移行するのが良さそうだなと感じました。

エルゴのインファントインサートは6000円弱位で売られているので、それにちょっと足して抱っこ紐ZEROを購入するのは悪くない選択だと思いますよ!