こんにちは!田舎センセイです。
私が育てているコーデックスの中でも、お気に入りなのが「ユーフォルビア・峨眉山」という、パイナップルのような形をしたかなりゴツゴツな個体です。
実は元々日本で交配された品種で、とても育てやすく初心者にもおすすめのユーフォルビア。
本記事では、ユーフォルビア峨眉山の基本情報と育て方のポイントについてまとめます。
ユーフォルビア峨眉山の基本情報と育て方
- 和名:ユーフォルビア・峨眉山
- 英名:なし
- 階級:トウダイグサ科ユーフォルビア属
- 原産:日本
- 形態:ぼこぼことしたパイナップルのような形状で、仔を吹く
- 特徴:初心者でも育てやすく、挿し木で増やせる
ユーフォルビア峨眉山は日本独自の改良品種で、鉄甲丸(euphorbia bupleurifolia)×瑠璃晃(euphorbia susannnae)の交配種です。
ゴツゴツした見た目は鉄甲丸、仔吹きの様子なんかはスザンナエにそっくりですが、交配種となることで鉄甲丸の日本の蒸し暑い気候下での育てにくさが解消され、初心者でも育てやすくなっています。
ユーフォルビア峨眉山の特性と育て方
・日当たり&風通しを好む
・水やりは土が乾いたらたっぷりと。冬は細根が死なないように頻度を落として水やり
ユーフォルビア峨眉山は、植物体内に水をしっかり蓄えられるタイプのコーデックスなので、水はあげすぎなくても大丈夫。土が乾いた時にたっぷりとあげればそこまで頻繁に水をあげる必要はありません。
休眠期は完全に断水も可能ですが、細根が枯れないように1か月に1~2度水をあげるといいでしょう。
耐寒性は「普通」で、気温が一桁になる時は室内に入れておくようにします。
休眠期になると葉が枯れて落ちますが、また春になり目覚めると生えてくるので心配はいりませんよ♪
ユーフォルビア峨眉山の増やし方【株分け・挿し木】
ユーフォルビア峨眉山は、スザンナエの性質を引き継いでいるので子株がどんどんできます。
子株がある程度の大きさになっている場合は、親株から切り離して切断面を乾燥させてから植えれば発根してくるので、挿し木(株分け)で増やすことができます。
掻き仔を土に刺しておけば発根するので、どんどん増えます。
発根率は低くないので、意外と簡単に数を増やすことができるのも峨眉山の特徴と言えるでしょう。
まとめ
ユーフォルビア峨眉山は、流通数はさほど多くないので手に入れるのは少し難しいかもしれませんが、子株の挿し木でどんどん増える特性からかメルカリやヤフオクでよく見かけます。
栽培自体はさほど難しくないので、水のあげ過ぎや低温環境に置かないなどに注意すれば大丈夫です。
初心者にも育てやすいので、是非栽培に挑戦してみてくださいね!