こんにちは、田舎センセイです!
2021年の秋から2022年にかけて自宅の敷地内にビニールハウスを建設したのですが、内部にホームセンターで購入した防草シートを敷きました。
以前、上記の記事で防草シートの敷き方についてまとめていますが、ごく一般的に売られている防草シートのクオリティを確かめるべくホムセンで売られている防草シートを選んでみたのですが、耐用年数とクオリティの違いに結構差があると感じたので記事にまとめてみようと思います。
Contents
ホームセンターで売られている防草シートの耐用年数とクオリティについて
我が家のビニールハウスは100㎡なので、1m×50mの防草シートが2ロール必要になり、出費もかさむなーと思いつつ近くのホームセンター(DMC)に行きました。
その時に、防草シートがセール中だったのですがお目当ての「耐候年数₍耐用年数₎10年」の商品が1本しかなく、しぶしぶ「耐候年数7年」の商品を追加で買うことにしました。
私が購入したDMCの防草シートはこちら↓
購入時はその3年の差にどの程度の品質の違いがあるのかわかっていませんでしたが、7年もつなら十分じゃないか?という思いで両方の防草シートを実際にハウスに敷き詰めていったところ、まずパット見た目でクオリティに差があることが分かりました。
上記写真の左側が「耐用₍候₎年数10年」、右側のグリーンのラインが太いほうが「耐用年数7年」の防草シートです。
もう少しアップで撮影すると、耐用年数10年のほうが「編み込みの密度が高い」ことが分かりますね。
実は防草シートの厚み自体は左の耐用年数10年のシートのほうが薄く、耐用年数7年の防草シートはふかふかして厚みがあります。
耐用年数7年のほうの防草シートの裏側はフェルトのような生地感になっていて、編み込みの密度がさほど高くないことによる遮光率の低さを補うような目的があるようです。この黒いフェルト状の記事が日光を遮って、シート内部の雑草の繁茂を抑えるようです。
使用してから2か月でスギナが防草シートを突き破ってきた
ビニールハウス建設後は植物を栽培しつつハウス内を観察していましたが、防草シートを敷いて2か月くらいで耐用年数7年のほうの防草シートが下から押し上げられるような感じで浮き上がり始めていました。
「どうやら下でスギナが育ってるな」
とは思っていたのですが、直置きしていた植物栽培トレーをどけてみるとスギナがシートを突き破って顔を出していました。
編み込みの密度の問題なのかどうかはわかりませんが、上に物を置いて押さえつけられている場合はちょっとした隙間を押し広げて突き破ってくるようです。
DMCなどホームセンターで防草シートを買うならせめて耐用年数10年のものを選ぼう!
実際に使ってみて耐用年数7年と10年の商品クオリティには結構な差があると感じましたし、安い買い物でもない上に一度敷き詰めたら変更するのが難しい防草シートはしっかりとしたものを選ぶ必要があります。
メーカーで言えば、高価ですが旧ザバーンの「デュポン」という種類の防草シートは品質的に優れてますし、ホームセンターで選ぶ場合もできるだけ耐用年数の長い編み込みの密度が高いものを選ぶといいと思います。
みなさまは防草シート選びに失敗なさりませんよう、しっかりとお選びくださいね!