サボテンや多肉など珍しい植物の種を海外サイトから輸入!【ケーレスで種を購入する方法】

ケーレス

こんにちは、田舎センセイです。

私は趣味で塊根植物(コーデックス)や多肉植物を育てているのですが、ほとんどが種から育てる実生株で、発芽するまでの苦労(殺菌とか浸水とかカビ対策とか)が報われた瞬間が何とも言えず嬉しいんです。

種子は新鮮なほど発芽率が高いので、自家採取や国内で種を採取した人から譲り受けるのがおそらく最も失敗しにくいと思うのですが、日本では流通量が少ない品種に関してはやはりなかなか手に入りません。

そこで私もよく使うドイツの塊根植物や多肉・サボテンの種子通販サイト「Koehres(ケーレス)」で種子を購入する方法を解説いたします。

英語がわからない方でも欲しい種子が購入できるように画像を交えて書いていきますので、是非参考にしてみてください!


海外のオンラインショップって購入する時にすごく緊張するんだよね、英語だし!

迷いそうなポイントもちゃんと書くので心配ないぞい!

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています

Koehres(ケーレス)で種子を購入する方法と手順

1.アカウントを作成する

まず最初にケーレスのオンラインショップを開きましょう!(下のボタンからオンラインショップに行けます。)

Koehres Online Shop

Koheres
まずKoehres Online shopを開くと、上のような画面が出てきます。(※画像が小さくて見にくいかもしれませんが、場所で大体を察知してください^^;)

アカウントを作成する必要があるので、メニューバーの中にある「Your account」を選ぶか、下の方にある「would you like to login? Or would you like to create a new account?」の”account”の方をクリックしましょう。

ケーレス
すると「Create a new account or login」という画面になるので、左側のnew customerのほうの「Continue」をクリックします。

するとアカウント作成画面に切り替わるので、各項目を英語で入力します。

赤い※(米印)が無い場所は任意なので空欄でもOKです。

ケーレス
分かりにくい所といえば英語での住所の書き方だと思いますが、日本語で書く場合とは違って、狭いエリアから広いエリアに拡大する(番地→区→市→都道府県→国)ので間違えないようにしましょう。


東京都庁の住所を参考に書き方の違いを下に例として紹介するぞい!
英語での住所の書き方の例:東京都庁日本語:東京都新宿区西新宿2丁目8-1
英語 :8-1 Nishi-Shinjuku 2-chome, Shinjuku-ku, Tokyo, Japan

プライバシーポリシーへの同意のチェックボックスをクリックして、ログイン用のパスワードを自分で決めて入力します。

koehres
無事アカウント作成が終了すると、上の画像のように「Nice to see you again 〇〇(あなたの名前)」と表示されます。

続いて種子の購入画面に行きましょう!

2.種子を購入する

koehres
Koehresで販売されている種子の種類や在庫は、トップページの左側の赤い枠の部分をクリックすることで見ることができます。(※ここはアカウントを作る前でも見ることができるので、自分が欲しい種子の取り扱いがあるかどうかを最初に見ても良いかもしれません。)

上から順に、

Cactus seeds/サボテンの種
Succulent seeds/多肉植物の種
Indoor plants seeds/室内植物(観葉植物)の種
mesembryanthemum seeds/メセンの種
Tillandsia plants/チランジア
Special offers/その他

となっています。

希望のカテゴリーをクリックすると、メニューが縦に開いて英語表記で植物名がずらーッと並ぶので、お探しの植物の品種を見つけて購入画面に行きます。

商品購入
画面は私がEuphorbia(ユーフォルビア)を購入した時の物ですが、他の品種でも同じような画面です。

商品名の横に「10K」とか「5K」とか書いているのが、1portion(最小注文個数)あたりの種子の数です。10Kの種子なら1portion注文すれば10粒入っています。

商品名の下に「Sorting」とありますが、ここで注文個数を選択します。

例に出しているEUPHORBIA atropurpureaの場合、購入できるパターンは「portion(10粒単位)」「100 seeds単位」「1000seeds単位」の3種類。

商品によってはPortion単位でしか購入できないものや、10000seeds単位で購入できるものもありますので、ここは植物によって違います。

金額を見ればわかるように、1 portion(10粒)が1.60ユーロ(約200円:2019/3/4時点)ですが、もし100粒欲しい場合は1 portionを10個購入(16ユーロ)するよりも、100seedsを1つ購入(9.8ユーロ)する方が安いですね。

1 portion(10粒)を3個購入したい場合は、sortingのportionの横にあるチェックボックスをクリックして、Quantity(量)の所を「3」に変更し、「Add to Shopping Cart(カートに入れる)」をクリックすればOKです。

ショッピングカート
こちらが私が購入した時のカートの内訳です。

ご自身がカートに追加した商品名と個数に間違いがないか確認し、もし変更するところがあれば修正、もしくはRemove(削除)にチェックを入れるなどしてUpdate(更新)をクリックすれば変更が反映されます。

3.購入手続き

日本の通販サイトでは、ショッピングカートのページから購入手続きに入れるところがほとんどだと思いますが、Koehresでは一度ショッピングカートのページから離れる必要があります。

欲しい商品を全てカートに入れたら、メニューバーにある「Cash box」をクリックします。

キャッシュボックス
すると「Dispatch options」という画面になり、名前や住所が間違っていないことを確認したら、下のContinueをクリックして先に進みます。

支払い方法選択
ここで支払い方法を選択するのですが、銀行からの送金をする場合は上の「Money Order」、PayPal(ペイパル)で支払う場合はもう一方をクリックします。


PayPalならクレジットカード情報を記入する必要が無いので、個人的には海外のネット通販を使うときはPayPalを使うのをおすすめするぞい

まだアカウントを持っていない人は、是非PayPalアカウントを作ってみると安心だよ!

※PayPalアカウントの作成方法に関しては長くなってしまうので割愛しますが、是非ご自身で検索してアカウント作成をしてみてください。

4.送料・手数料・検疫手数料について

支払い方法
Koehresから種子を購入するという事は、植物の種を輸入することになるので検疫手数料が一律で35ユーロかかります。

それに加えて、購入商品総額の4%が手数料としてかかります。

送料は、Letterだと3.7ユーロ、国際郵便の書留郵便で6.2ユーロ、加えて100ユーロの注文ごとにプラス2ユーロかかります。

購入金額が25ユーロ未満の場合は2.5ユーロ、10ユーロ未満の場合は4ユーロが別途かかりますので、ある程度多めに購入した方がお得であるかもしれません。

この内容に納得できたら、上の画像のように「I accept your general business and supplying-conditions」にチェックを入れて次に進みます。

5.最終確認

確認画面
あとは送付先住所や請求書の送付先、支払い方法などに間違いがないかを確認する画面が出てくるので、チェックして進みます。

not invoice
先に進むと「Attention:”This is not the bill”」(注意、これは請求書ではありません)というチェックボックスがあるのでチェックを入れて確認(Confirmation)ボタンを押します。

ここに書かれている金額は種子のトータル金額だけなので「検疫手数料などもろもろが含まれていないので、勘違いしてこの金額を払おうとしないでね!」という注意です。

購入完了画面
これで購入依頼が完了になります。


購入依頼が完了してから、数日以内にKoehresから請求書が添付された支払い以来のメールが届くぞい!

そのメールを待って、お金を振り込んだら手続き完了だね!

6.Koehresから振り込み依頼メールが届く

後日(私の場合は翌日に)Koehresからinvoice(請求書)メールが届きます。

英語がわからなくて不安な人のために大まかに内容を載せると、

please find attached invoice for your order for which we thank you very much.

Our PayPal account is: XXXXX@XXXXX.XX

Please always state your customer number (KUNDEN-NR. XXXXX ), when sending money.

Without your customer number PayPal payments cannot be identified and will be refund to your account!

大切なところは、抜き出した上の文面あたりでしょうかね。

私の場合はPayPal決済を選んだゆえの文面ですが、「振り込みの際に必ずカスタマーナンバー(赤字のXXXXX)を忘れずに記入してください」とあります。

私はPayPalのアカウントは日本語で使っているので、このカスタマーナンバーを書き忘れてしまうと、Koehresの方で本人確認ができず商品の発送ができないであろうことは想像できます。

銀行振り込みにしろPayPalにしろ、必ずこのメールに添付されてくるカスタマーナンバーを忘れずに記入して、Invoiceに記載されている最終金額を振り込むように注意しましょう!

7.振り込み(入金)確認メールと発送完了メールが届く

請求書(Invoice)が添付されたメールが届いて払い込みを終えると、まず入金確認メールが届きます。そこには以下のようなメッセージが書いてあると思います。

thank you very much for your payment, we will keep you informed about the delivery date.

「支払いありがとう、発送したら連絡します」

そして、私の場合は入金確認メールから4日後に発送完了メールが届きました。

発送完了メールには、商品の追跡番号(tracking number)とトラッキングツール(ドイツの配達物の追跡確認用のウェブサイトのリンク)があるので、確認しつつあとは待つだけです。

8.Koehresから商品が到着

koehres
購入手続きからわずか10日でドイツから種子が到着しました。

検疫を通る必要があることなどから、私が調べたところだと大体3週間ほどかかっている方が多かったように感じるのですが、想像よりもかなり早く届きました。

流れとしては、

Koehresのサイトで購入依頼(3/3)→入金依頼メールが届く(3/4)→Paypalで即入金(3/4)→入金確認メールが届く(3/4)→発送メールが届く(3/8)→種子到着(3/13)

でした。

購入した種子の量もあまり多くなかったことや購入した時期、Koehresの忙しさなどのかみ合わせが良かったのでしょうかね。

種子
種子はまとめて縦長の箱に入っていて、他には検疫通貨の証明書が入っていました。

検疫
種子の梱包はこんな感じ。

コーデックスの種子コーデックスの種子
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まとめ

本記事ではドイツの種子販売業者「Koehres(ケーレス)」から種子を購入する方法をご紹介しました。

英語がわからなくても購入できるように事細かに解説したために、少々長くなってしまいましたが、おそらくほとんどの方が迷わずに購入できると思います。

是非、日本では取り扱いの少ない希少な品種の種を輸入して実生株を育ててみてくださいね!