こんにちは、田舎センセイです。
我が家には5歳、3歳、0歳の3人の子供がいますが、上の2人は数字や英語に興味を持ち始めたタイミングで、家庭でも遊びながら少しずつ触れるようにしています。
ただどうしてもブロックや紙に書いた文字などでは未就学児では集中力も続かないので、早めにアルファベットや数字に触れさせたい場合は工夫が必要です。
早期に英語学習や数の概念を覚えさせたいと考えている方には、「マルボティック/Marbotic」がとてもおすすめ!
アルファベットや数字のブロックがiPadで使えるアプリと連動しているので、小さいお子さんでも飽きずにゲームをする感覚で楽しみながら学習をすることができます。
今回はマルボティックのアルファベットと数字の両方がセットになった「Marbotic Smart Kit」を提供いただいたので、実際に5歳と3歳の息子に使わせた感想や使用感をレビューいたします。
Contents
「マルボティック/Marbotic」とはどんな知育玩具?
マルボティックは木製のブロック(アルファベット/数字)とiPadなどのタブレットを使って遊ぶ知育玩具です。
2012年にフランスのマリ―・メールズさんがモンテッソーリ教育からインスパイアされて「目・手・心」を使って楽しく学ぶことができる学習ツールとして開発されたそうです。
手を使ってブロックを持ち、タブレットで視覚的・聴覚的に刺激を受けながら遊ぶので、記憶に紐づけられやすく、ただ飽きないことを目的にしているオモチャじゃないのが良いですね。学習ツールとしても優秀だとおもいます。
マルボティックと連動しているアプリケーション自体も学校教師と一緒に開発されているようで、ヨーロッパの学校でも採用されているとのこと。改善点は実際に使用している学校から声が上がってくるようで、その都度製品改良をしているというのもGOODですね。
タブレット端末を使うのですが、アプリをインストールすればWifiやインターネット接続、Bluetoothなどは必要ありません。
注意点としては「アプリケーションに対応したタブレットを持っていること」です。
お持ちのタブレット端末がマルボティック対応かどうかは、以下のリンクからご確認ください。
商品解説&使用レビュー
マルボティックのパッケージを開封すると、手触りの良い木製ブロックが入っています。カラフルでサイズも子供が持ちやすい大きさ、且つ紛失しにくいサイズなのでちょうどいい。
予めインストールしておいたアプリケーションを起動し、子供と一緒にブロックを使って認証作業を行い、準備完了!!
マルボティックを使った感想
まず使い始めて感じたのが「兄弟で一緒に遊べる」ということ。
このような知育玩具はレベル設定が難しいので、明らかに発達の度合いに差がある兄弟では一緒に遊ぶことが難しいことが多いのですが、このマルボティックはアプリケーション内での難易度変更ができるものもあり、同じアプリを年齢の違う兄弟で遊ぶこともできます。
あとは、アプリで出てくる絵やキャラクターが可愛く、画面をタップするたびに動くキャラクターのアニメーションが変化するたびに子供は何度も繰り返し声を上げて楽しんでました。
足し算や引き算で数が増えたり減ったりする時のアニメーションも、ギミックが効いていて細部まで飽きない工夫がされています。
視覚的に楽しませる工夫が随所にちりばめられていて、親がそばで見ていても楽しいです。
数字を学べる「スマートナンバーズ」
指を使って数の概念から学べるのがGOOD
数字を学ぶうえで、数の概念を知ることはものすごくハードルが高いと思います。
我が家のもうすぐ3歳になる次男は、「数字をかぞえて!」というと1から12くらいまで日本語と英語で口に出して言えますが、数字の「3」という文字と「サン」という音、または「ボールが三つある」という数が一致していません。
このくらいの月齢だと、数を数えるときに指折りをして数えることが多いですが、このスマートナンバーズのアプリ「10フィンガーズ」では、両手の指を使って数の概念を学べるので、2歳後半の息子でも使うことができます。
この2~3歳のすごく微妙な「数を覚え始める時期」の細かな発達の段階に合わせた工夫がされていて、遊びながら数字を理解することができるのはものすごく良く考えられてるなーと感心しました。
そして同じアプリを使いながらも、4歳後半の長男も頭を悩ませながら使う程度には難しいものもあります。本当によくできていると思います。
言語を学べる「スマートレターズ」
フォニックス読みが学べるのがGOOD
言語を学べる「スマートレターズ」に関していえば、もう「フォニックス読みが学べる」というので100点満点です。
私も妻も海外滞在歴があるので複数言語を話せますが、特に英語学習において日本の教育現場であまりなされていなくて、前から「やった方が良いのになー」と感じていたのが「フォニックス読み」の学習です。
例えば、ABCDEはアルファベット読みだと「エイ、ビー、シィ、ディー、イー」となりますが、BEDという単語は「ビー、イー、ディー」とは読みませんよね?「ベッド」です。
アルファベット読みは英単語の発音とは違うので、アルファベットで26文字全て覚えていても、英単語になると読めなくなるor読み方を間違えるのは、このフォニックス読みができていないことが原因です。
フォニックス読みを学ばずに、BEDをただの音として「ベッド」と暗記するようにして覚えていくと、見たことのある暗記した単語は発音できますが、初見の単語は発音ができません。
しかし、フォニックス読みができているとその音通りに発音すれば初見の単語でも読むことができるので、意味が分からなくても声に出すことができます。
Bは、アルファベットの「ビー」ではなく、フォニックス読みの(日本語では正確には書けませんが)「ブッ」という唇をあわせて破裂させる音と覚えておくと、Bullet(弾丸)だろうがBankrupcy(破産)だろうが読むことができます。
私は幼いころからアルファベット読みだけではなく、フォニックス読みが学べるとその後の英語学習が容易になると思っているので、その点でこのスマートレターズのアプリはすごく満足しています。
その気になれば親も学べる多言語対応
このスマートレターズでは、英語以外にもドイツ語やスペイン語など複数の言語を学ぶことができるので、場合によっては大人でも新しい言語を感覚的に学ぶことができます。
もうすでに英語が話せるという方は、自分が今まで触れたことが無い言語の設定にして使ってみると、このアプリケーションが良くできていることが実感できますし、子供が新しい言語に触れている時にどのようなポイントが分かりにくいのかなどにも気付けるようになると思いますよ。
飽きずに長く使ってもらうコツ
これは我が家のケースなので参考程度になればと思っているのですが、このマルボティックの様な比較的高価な知育玩具は「本当にちゃんと使ってくれるだろうか」というのが気になるポイントだと思います。
最初は食いつきが良くても、すぐに飽きてしまったら投資したのを後悔してしまいそうで二の足を踏む気持ちもわかります。子供はどんなに気に入ったオモチャでも、ずっとそればかりで遊ぶことは稀ですぐ目移りします。
我が家も最初の食いつきは良かったですが、一度使った後少し間が開いてからまた使い始めるという事もありました。
マルボティックに関しては、アプリケーションがいくつかあり、対象月齢によって難易度も分かれています。
アプリケーション内で難易度の調節もできますが、アプリ自体に難易度が若干違うので、お子さんにとって難しすぎず・簡単すぎないものを最初に使わせるのがポイントです。
まとめ
今までに知育玩具は色々と使ってきましたが、その中でも群を抜いて子供たちの興味をひき、沢山遊んでくれたのがこのマルボティックでした。
もしお子さんがiPadなどのタブレットを使って遊ぶことになれているのであれば、マルボティックは慣れるのが早いと思いますし、これからの学習ツールとして使っていくのはいいのではないでしょうか。
特に英語学習には効果的だと思いますので、是非試してみてください。
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