植木鉢&プランターのサイズと土の容量一覧|1号ってどれくらいの大きさ?

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観葉植物を育てるときの必需品「植木鉢」ですが、いまいちサイズがわかりにくいのが難点です。

鉢のサイズがわからないと室内の置き場所の見当がつきませんし、鉢に入る土の量がわからないとどの程度土を用意すればいいのか困りますよね。

今回はちょっとわかりにくい植木鉢とプランターのサイズと、入る土の容量について解説いたします。


植木鉢のサイズを示す「号」っていう単位がまずわからない!

うむ、鉢のサイズを一番ややこしくしているのがその単位じゃな。そこから説明していこう!

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植木鉢のサイズの単位「号」とは?1号は3cmと覚えよう!

植木鉢のサイズ

まず一番最初に知っておきたいのが「1号=3cmという決まりです。

この決まりがわかっていると、既にお家にある鉢が何号サイズかわからない場合でも直径を測って30㎝なら「30÷3cm=10」で10号鉢と分かりますし、植木鉢を置きたいスペースを測れば大体何号サイズなら置けるのか見当がつきます。


なるほど!それなら鉢の植え替えなんかでワンサイズ大きいものを買いたい時なんかも、今植えてある鉢の直径を図って号数を覚えておけば買い間違えることもないね!

これはあくまで標準的な鉢のサイズの場合じゃが、手焼きのテラコッタ鉢(不揃いで誤差が大きい)やいびつな形の特殊な鉢の場合は微妙にサイズが異なることがあるので、特に鉢カバーなんかを探しているときは注意するんじゃよ!

1号が3㎝であるという事がわかれば、植え替えに必要な鉢のサイズや、自分が今持っている鉢のサイズ、室内の空いているスペースにどの程度のサイズの鉢が置けるかなどはわかるようになりましたね。

では、次にその鉢に入る「土の量」は各号数でどのくらいなのかを解説しましょう!

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植木鉢の号数別の土の容量一覧表

号数直径(cm)土の容量(ℓ)
3号90.3
4号120.6
5号151
6号182.2
7号213.5
8号245
9号277.3
10号308.5
11号3310
12号3614

ごく一般的に売られている鉢のサイズ3号~12号での、土の容量の目安を上の表で示しています。

ただし、ここで示している土の量は、空っぽの鉢に目いっぱい土を入れた時の目安ですので、植え替えを行う場合では「鉢底石」や「植え替える観葉植物の根に付いた土」「ウオータースペース」などを計算に入れると、上記よりもさらに少ない量の土で済むことになります。


ちょっとわかりにくいので下のイラストをみて下され
植木鉢のサイズと土の容量

先ほどの表に記載されてた鉢の号数ごとの土の容量は、鉢底石やウォータースペースを加味していない空っぽの鉢で土が入る量の目安ですが、実際は上のイラストの様に鉢底石を入れたり、水を入れても溢れないようにウォータースペースを1~2㎝開けるのでもう少し少ない量の土で足りる計算になります。

さらに植え替えの場合では、観葉植物の根に付いた土の分の容積も差し引く必要があるので、さらに少な量の土で植え替えを行うことができます。

「植え替えをしようと思ったら購入した土が足りなかった」という事態は避けたいので、多少余ることを想定して表の容量分の土を購入しておけば、根土や底石の分があるので購入した土が不足することはないでしょう。


ネットやホームセンターで売ってる土は一番少ないもので5ℓからが多いから、8号サイズの鉢までだったら一番小さい5リットル入りの土で十分足りるよ!

プランターのサイズと土の容量は?

一般的なプランターのサイズ

プランターの場合は鉢と違って明確な規格がなく、商品によってサイズもまちまちであることが多いため、プランター購入時にパッケージや商品の裏に貼られたシールなどに内容量が記載されていることが多いです。

一般的なサイズは、横幅が65cmで内容量が13ℓのものが多いですが、このサイズに準じない場合は計算で入る土の量を計算する必要があるでしょう。

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鉢に入る土の量を計算してみよう!

植木鉢に入る内容量の計算

植木鉢の容積の計算式

四角い鉢(プランターを含む)の内容量の計算

四角い鉢の容積の計算式

鉢の大きさを選ぶポイントと注意点

鉢

鉢の大きさは育てたい植物のサイズに合わせるのはもちろんですが、置き場所や使用方法によっても選ぶべき大きさが違います。

大きな鉢を選ぶメリットがあればデメリットもあるので、一概に大は小を兼ねるとも言い切れません。

大きい鉢小さい鉢それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう

大きい鉢のメリットとデメリット

【大きい鉢のメリット】
・土の量が多いので根を張る面積も広くなり、植物が大きく育つ
・土の量が多いと保水性も高まるので急な水切れが起きにくい
・水やりの頻度が少なくて済む
・安定感があって倒れにくい
【大きい鉢のデメリット】
・土の量が増えるので重くなり、移動・植え替えが大変
・価格が高くなる
・土が乾きにくいので水をあげ過ぎると根腐れが起きやすい

小さい鉢のメリットとデメリット

【小さい鉢のメリット】
・狭いスペースでも育てやすい
・植物があまり大きくなりすぎない
・軽いので移動や植え替えが簡単
・安価に済ませることができる
【小さい鉢のデメリット】
・安定感が無いので倒れやすい
・土が少ないので急な水切れが起きやすい
・水やりの頻度が多くなる
・根詰まりが起きやすいので植え替えの頻度が増える

植物の大きさに合わせた鉢のサイズの目安は?

鉢のサイズ

前述のように鉢の大きさによって様々なメリットとデメリットがありますが、一般的にどの程度のサイズが丁度良いとされているのかも知りたいですよね。

下記が一般的な植物のサイズに合わせた鉢の大きさの目安です。

植物のサイズ鉢の大きさ
10センチ~40センチ3号~5号
50センチ~100センチ6号~8号
110センチ~190センチ9号~10号
200センチ以上12号以上

あくまでも目安なので、前述のメリットとデメリットに合わせて自分で大きめのサイズ、小さめのサイズを選ぶと良いぞ!
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まとめ

植木鉢やプランターのサイズはわかりにくいのですが、1号=3cmと知ってしまえば、置き場所に必要なスペースやどんな植物を育てるのに丁度良いサイズなのかの目星がつきやすくなります。

また、選ぶ鉢のサイズも大切ですが、鉢の種類によっても様々な特徴があるので、あわせて素材ごとの特徴も知っておくと良いでしょう。