スマホを持ってる農家さんはスマートウォッチで農作業の効率をアップさせよう!

スマートウォッチ

普段、畑や田んぼで農作業をする時、あなたはスマホや携帯電話を持ち歩きますか?

農作業をしていると土や水を触る機会が多いので精密機械であるスマホを持ち歩きたくないのですが、大切な電話やメールがきた時に気付けないと困りますよね。

スマホはポケットに入れておくとかさばるし、何かのはずみで故障させてしまってはいけないので、農作業時に時間や連絡を取るための手段としてスマホを持ち歩くかどうかは悩むところだと思います。

私自身、田植えの時にスマホを持ち歩いていて、手を滑らせて危うく田んぼに落としそうになったことがあり、農作業中になにか手軽に使えるデバイス(連絡手段になるようなもの)は無いのかと考えていましたが、先日いいものを発見し購入しました。

それがスマートウォッチです。

これがあれば農作業時のスマホの故障の懸念がなくなるどころか、それ以上に様々なメリットがあることが実際に使ってみてわかりました。

ビジネスシーンやスポーツをする人が使う事の多いスマートウォッチですが、私は農作業をする農家さんこそスマートウォッチを使うべきだと思います。

本記事では、農家さんにこそおすすめしたい、農作業時にスマートウォッチがあると便利な理由を詳しく解説していきたいと思います。


そういえばセンセイ新しい時計してますね!それがスマートウォッチですか??

うむ。わしは健康管理もしたいので、定期的に心拍数・血圧・睡眠の質・消費カロリーを図ってるんじゃ!とても便利じゃよ!

スマートウォッチとはいったいどんな時計?

スマートウォッチ

スマホ(スマートフォン)に代表される「スマート〇〇」は、身に着けて持ち歩く電子機器に使われることが多い名称で、特に「スマートウォッチ」はその名の通り「時計」です。

一般の時計との違いは、時間を知らせるだけでなく「脈拍や心拍の計測」「万歩計」「GPS機能」「通話機能」「メール・電話受信機能」「電子マネーの支払い」など様々な機能が搭載されている点です。

当然、商品によって搭載されている機能は違い、求める機能によっては価格も高価になりますが、基本的な機能であればご想像よりもかなり安価な商品もあります。

近年ではスマホにとって代わるウェアラブルデバイスとしての注目が集まっているのが、スマートウォッチです。

私が購入したのはSemiroのスマートウォッチ

スマートウォッチと言えば「アップルウォッチ」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、私が購入したモデルはAmazonで4000円そこそこで売っている比較的安価なものです。

農家さんが身に着けると便利な機能はこのSemiroのスマートウォッチを基準にして後述しますが、この価格帯でも十分な機能が搭載されているんです。

購入してしばらく経ちますが毎日ほぼお風呂の時間以外は外さずに身に着けていて、とても満足してます。

何故スマホを持っている農家はスマートウォッチがあると良いのか?

スマホとスマートウォッチ

冒頭から「スマホを持っている農家さん」と限定していますが、それは「スマートウォッチはスマホがないと使えない時計だから」で、実際は全ての農家さんにおすすめしたいのです。

(※スマートウォッチは、スマホにインストールしたアプリを使って設定する必要があるので、スマホが無い方はまずはスマホが必要になりますのでご了承くださいね。)

では、私が農家さんこそスマートウォッチをつけるべきだと考えている6つの理由をご説明します。

1.手袋を外さずに着信・メール・SNSの連絡の確認ができる

スマートウォッチ着信設定
※これだけの数のアプリによるメッセージを知らせれくれる

農作業中に厄介なのが、軍手などをはめて農作業をしていることが多いので、時間の確認や着信の確認などでスマホを取り出す時にいちいち軍手を脱がなくてはいけない事です。

スマートウォッチの特徴の一つとして、スマホに届いたメールや電話・LINEの着信、場合によってはSNS(FaceBook・Twitter・Skype)などのメッセージをスマートウォッチが振動することで知らせてくれるという機能があります。

手首に振動が伝われば、軍手を脱ぐことなく誰からの着信だったかを確認できるので、手間を省くことができますし、軍手を脱いだりする間に手を滑らせてスマホを落とす心配もなくなります。

農作業中は大きな音を立てていることも多いので、アラームよりも手首に振動が伝わる方が気付きやすいという利点もあるんですよね!

アップルウォッチなど高価なモデル限定の機能になりますが、着信があればそのままスマートウォッチで通話をすることもできます。


確かに軍手を脱いだりはめたりする時に手を滑らせることが多いんだよね!

アップルウォッチでなくとも、大抵のスマートウォッチには電話やメールの着信を知らせてくれる機能がついておるぞい!

2.高価なスマホを畑に持ち運ばなくて済む

田んぼ

スマートウォッチがあれば、スマホが手元に無くても着信を知らせてくれるので、手袋を外す手間のみならずスマホ自体を畑に持ち込む必要が無くなります。

農作業場へのスマホの持ち込みは、水濡れや粉塵によって故障の危険があるので極力避けたい所ですよね。

畑で動き回った時にポケットから落としてしまって、スマホを壊してしまったことがある人もいるかもしれません。

スマートウォッチをつけていれば、汚れる心配のない場所にスマホを置いて、心おきなく農作業をすることができます。

3.防水・防塵機能が優れたものが多い

防水 スマートウォッチ

価格帯によって性能に差はありますが、多くのスマートウォッチは「防水・防塵機能」がしっかりしているものが多いのも特徴です。

私が購入した前述のSemiro社のスマートウォッチの場合は、「IP67」という国際電気標準会議(IEC)の定める保護レベルで、防塵・防水機能が備わっているiPhone7の規格と同等です。

このIP67というのがどの程度のレベルかというと、保護等級6の防塵性能と保護等級7の防水性能を持つレベルという意味です。

全て正確に記載するとかえってわかりにくくなるので、IEC規格を少し簡潔に書き換えたものを表にします。(※正確な記載についてはこちらをご覧ください:日新産業HP)

等級(防塵)内容
防塵保護なし
50mmより大きい固形物は入らない
12.5mmより大きい固形物は入らない
2.5mmより大きい固形物は入らない
1.0mmより大きい固形物は入らない
若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない
粉塵が内部に侵入しない

 

等級(防水)内容
防水保護なし
滴下する水の影響を受けない
15°傾斜した時に落下する水の影響を受けない
噴霧水による有害な影響を受けない
飛沫による影響を受けない
直接噴流による影響を受けない
波浪または強い直接噴流による影響を受けない
既定の圧力、時間で水中に浸漬しても影響を受けない
水没しても影響を受けない完全密閉構造

 

上記の規格によると、IP67のスマートウォッチの場合、防塵機能は最高レベルの6「粉塵が内部に侵入しない」で、防水機能は、上から2つ目のレベル7「既定の圧力、時間で水中に浸漬しても影響を受けない」という極めて高性能な防塵・防水機能であることがわかります。


ちなみに「既定の圧力・時間」ってどれくらいを指すの?

具体的に言うと「水深1mの水中に30分間沈める程度」という事になっておるぞい

つまりは畑で作業していて雨にぬれたり、誤って手を滑らせてスマートウォッチを水に浸けてしまったくらいでは全く問題ないという事になります。

単純に腕時計としての機能だけを求めていたとしても、防塵・防水機能がこれだけのレベルで施されている時計であれば嬉しいですよね。

このIECの規格も商品によっても違うので、防塵・防水機能を重視する場合はそこもしっかり確認するようにしましょう。

4.血圧や脈拍の管理ができ、熱中症予防の簡易的な指標になる

心拍数 スマートウォッチ

暑い日に農作業をしていると心配なのが熱中症ですが、私が購入したスマートウォッチは定期的に心拍数を計測して、異常値になった時に振動して知らせてくれるという機能があります。

どの程度の心拍数になれば振動させるかという事をスマートフォンのアプリで設定することができるので、年齢や状況に合わせて設定すれば熱中症の予防にもつながります。

厚生労働省の「職場における熱中症の予防について」のページでは、熱への暴露を止めることが必要とされている兆候として下記のように記載してあります。

心機能が正常な労働者については1分間の心拍数が数分間継続して180から年齢を引いた値を超える場合作業強度のピークの1分後の心拍数が120を超える場合、休憩中等の体温が作業開始前の体温に戻らない場合、作業開始前より1.5%を超えて体重が減少している場合、急激で激しい疲労感、悪心、めまい、意識喪失等の症状が発現した場合等は、熱へのばく露を止めることが必要とされている兆候であること。

– 厚生労働省「職場における熱中症の予防について


この表記を見ると、心拍数のアラート設定は120にするか、180から年齢を引いた数値に設定すればいいんだね!

ワシの平常時の心拍は70~80程度じゃから、妥当な数値じゃな!

ただし、心拍数はあくまで熱中症の予防措置として判断基準に使えますが、熱中症の診断に使うには不十分ですので、外での仕事をしている時の休憩の目安くらいに考えておいた方が良いでしょう。

それでも、自分では気づきにくい心拍数の上昇を自動的に知らせてくれるのであれば、無理しすぎて倒れてしまうことも予防できるのでありがたい機能だと思います。

より本格的なものに富士通が開発した「バイタルセンシングバンド」という機器があり、既に工事の現場などでは実用化されているようです。

バイタルセンシングバンドの作業現場での利用例としては、hitoeのように熱中症から作業者を守るような安全管理がある。装着者それぞれの身体の状態や環境指数を加味した熱ストレスレベルを推定して、装着者の状態を「安全」「危険度小」「危険度中」「危険度高」の4段階で管理者に通知したり、作業者自身にバイタルセンシングバンドの振動で知らせることが可能だ。熱中症になってしまう前に対策を打てるようになる。

また、気圧と加速度の分析によって装着者が転倒したり転落したりした際も検知することができ、万一の場合でも迅速な救出・対応が行える。具体的な機能としては、「熱ストレスレベル推定」「身体負荷アラーム」「身体(カラダ)熱環境指数推定」「身体姿勢検知」「転倒検知」「転落検知」「活動量」「パルス数推定」などがある。

引用:PC-Webzine

ここまで本格的なものではないにしろ、自身では気づきにくい体調の変化を自動で知らせてくれるスマートウォッチは、炎天下で農作業を行う人にとっては救世主的な存在になるかもしれません。

5.かさばらずコンパクトな形状のものが多い

semiro

スマートウォッチは、元々運動をする人向けに作られた商品も多いので、軽くてかさばらないというのが大きな特徴です。

そしてコンパクトな形状の割には、液晶部分が広く作られているので、細かい文字が見にくい方でも心配無用なほど時間が大きくわかりやすく表示されます。

就寝時の睡眠の質を測定する機能がついていたりもするので、寝ている時にも腕にはめたままでいることも多いですが、全く気にならないほど軽量でフィットします。

農作業をしていても邪魔になることなく付けられるのは高評価のポイントになるでしょう。

6.アラーム設定ができるので、時間を気にせず作業ができる

スマートウォッチ

例えば1時間後には用事があるので仕事を切り上げなくてはいけない場合など、スマホのアプリ経由でアラームを予め設定しておけば、その時間になったら時計が震えて知らせてくれます。

アラームの予定は何件も入れることができ、何のアラームなのかをアイコン(小さなイラスト)で設定しておけば、アラームで知らせる内容を分かりやすくすることができます。

アラームを設定することで、いちいちスマホを取り出して時間の確認をしたりする手間も省けるので、仕事に集中することができます。

これは農作業に限らずどの仕事でもありがたい機能ですね。

スマートウォッチのデメリットは?

スマートウォッチ 充電

スマートウォッチのいい点を沢山ご紹介してきましたが、デメリットもいくつかあります。

デメリットとして挙げられるのは以下の2つでしょう。

スマートウォッチのデメリット1.数日に1度の充電が必要
2.スマホを持っていないと使えない

1.数日に1度のペースで充電が必要

まずは、スマートウォッチは電子機器なので充電が必要であるというのがデメリットのひとつです。

私が購入したSemiroのスマートウォッチは3~4日に1度、バンド部分を外すとUSBコネクタが出現するので、パソコンなどに差し込めば充電ができます。

充電自体は大変な作業ではありませんが、一般的な時計の電池は数ヶ月~1年に1度交換すれば十分な事を考えるとデメリットと言わざるを得ないでしょう。

スマートウォッチの商品によっては長期間充電が不要なものもありますが、一般的には数日に1度の頻度で充電が必要になります。

2.スマホを持っていないと使えない

2つめのデメリットはスマホを持っていないと使えないという点です。

既にご説明してますが、スマートウォッチの時計の時刻はスマホと同期させることでスマホの時刻を表示させるので、そもそもスマホがないと時間すら合わせられません。

もうすでにスマホを持っている方であればいいですが、そうでない方には購入のハードルが高いかもしれません。

まとめ

実際にスマートウォッチを購入してからは、携帯を持ち歩かなくてもメッセージが来たことを知らせてくれるので本当に便利です。

私の場合は特に、子供の面倒を見ているときに携帯を置いておくことが多いので、仕事の連絡が来た時にすぐに気が付くことができるのが嬉しいです。

本記事では農家さんはスマートウォッチを持つべきと題していますが、これらのスマートウォッチのメリットを感じる人は他にもたくさんいらっしゃると思います。

畑仕事のみならず、暑い時期で外回りの営業をする方などは異常な心拍数の時に知らせてくれる機能は嬉しいですし、健康に不安を抱えていて血圧なども気にしている方にもおすすめです。

もしあなたが既にスマホを持っているのであれば、スマートウォッチを検討してみてはいかがでしょうか。