こんにちは、田舎センセイです!
5月~6月頃になると虫の活動が活発になってきて色々な家屋侵入トラブルが発生しますが、地味に頭を悩ませるものに「小さい蟻」の侵入があります。
気づけばどこから入ってきたのか、行列を作ってあちこちにいて駆除が難しい印象があります。噛みついたりするわけではなくてもあまりに数が多いと気持ち悪いですよね。
本記事では、小さい蟻に対して絶大な効果を発揮する「アリメツ」という駆除剤について、実際に使用した様子をもとにレビューをしたいと思います。
庭や家の周りで大量発生した小さい蟻に効果がある「アリメツ」の使用レビュー
今回ご紹介するのがこちらの「アリメツ」という液状の殺蟻剤です。
以前、室内に侵入することのある蟻の種類とその食性について以下の記事でまとめたことがあります。
こちらでも書いたのですが、アリには「動物たんぱく質食性」「吸蜜性」「雑食性」の3パターンがあって、中でも体長が2~3mmの小さい蟻は吸蜜性のものが多いと言われています。
家の中などに列を作って大群で押し寄せる小さい蟻には、顆粒タイプのアリの巣ころりなどの薬剤を置いてもあまり効果がないんですね。
アリメツを実際に使用した様子
アリメツの効果とアリが群がる様子
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詳しくは上記のInstagramの一連の投稿を見ていただきたいのですが、
【写真1枚目】アリ用コンバットという薬剤を数日前に家族が置いたが効果なしの様子
【写真2枚目】アリメツを垂らす様子
【写真3-4枚目】アリメツに群がるアリ
【写真5枚目】アリメツを垂らした翌日の様子
という流れになっています。
アリ用コンバットは2~3日前から置いていましたが全く効果が見られず、そのケースの周りをアリが通過しています。
適切な薬剤を使わないと効果がないことが分かりますね。
一方で、アリメツは垂らした直後にアリが大量に群がりアリの山ができています。
しかし、目視できる範囲だけでもはるかに多くのアリがいて、おそらく巣穴には無数のアリがいることを考えるとアリメツでどのように駆除範囲を広げられるのか気になりますよね。
アリはお互いの体をなめあう習性がある
アリメツを垂らした周囲の壁に、アリが団子状に固まってる場所が沢山みつかりました。
アリは「お互いの体をなめあう(グルーミング)」という習性があり、それによってアリメツの効果が他のアリにも伝播していきます。
また餌を巣に持ち帰って女王アリや仲間と分け合う習性もあるので、遅効性のアリメツをしっかりとアリに発見させて吸わせることで被害を広げることができるんですね。
まとめ
春から初夏にかけて大発生することがある小さい蟻の駆除方法について、アリメツという液状の薬剤を使ったケースをご紹介いたしました。
室内で駆除をする場合でも、付属の容器に垂らしておいておけば同じ効果が望めるので比較的多くのシーンで利用ができます。
容量も多いので、ケース単位でたくさん買わなくてはいけない他の薬剤に比べても複数個所に垂らすことができるのでお勧めです。
アリ被害に悩んでいる方はぜひ使ってみてくださいね!