一昔前まではジャガイモと言えば「男爵イモ」や「メークイン」などが一般的でしたが、現在では様々な種類のジャガイモがあります。
多種多様なジャガイモですが、「粉質系のほくほくした食感が売りのもの」や「ねっとりとして煮崩れしにくいもの」など、それぞれ違った特徴があり、適した調理法なども違いいます。
我が家の畑でも何種類か育てていますが、育ててみるまで意外と知らないことも多かったので、この記事ではジャガイモの一般的な特徴と各品種ごとの特徴をご紹介します。
Contents
- じゃがいもの原産地はどこ?
- じゃがいも(別名:馬鈴薯)の名前の由来とは?
- じゃがいもの栄養素は?
- じゃがいもの毒「ソラニン」について
- じゃがいもの実は食べられる?
- じゃがいもが長持ちする保存方法は?
- じゃがいもの品種と特徴
- 1.最もポピュラー!ホクホク食感「男爵薯(だんしゃくいも)」
- 2.ねっとりしていて煮崩れしにくい「メークイン」
- 3.男爵よりも甘い栗じゃが「キタアカリ」
- 4.栗のように濃厚でナッツのような風味「インカのめざめ」
- 5.早く大きく育つ「とうや」
- 6.キウイフルーツのような見た目の希少種「マチルダ」
- 7.北海道で最も多く作られてる品種「コナフブキ」
- 8.春秋二期作が可能な赤い芋「アンデス赤(アンデスレッド/ネオデリシャス)」
- 9.赤い色したメークイン「レッドムーン」
- 10.アントシアニンが豊富な紫のジャガイモ「シャドークイーン」
- 11.まだらな表皮がインパクト大「グラウンドペチカ」
- 12.ポテトチップに最適なジャガイモ「トヨシロ」
- 13.フレンチフライなら「ホッカイコガネ」
- 14.とにかく沢山収穫できる万能型「ニシユタカ」
- まとめ
じゃがいもの原産地はどこ?
じゃがいもの原産地は、南米のペルーやボリビア付近と言われています。
標高約3~4千メートルのアンデスの耕地で栽培されていたものがヨーロッパに渡り、その後日本にやってきたとされています。
じゃがいも(別名:馬鈴薯)の名前の由来とは?
ヨーロッパに渡ったじゃがいもは、江戸時代にインドネシアのジャカルタを貿易拠点としていたオランダ人によって長崎に持ち込まれたことから「ジャカルタのイモ」→「ジャガトライモ」→「ジャガイモ」と呼ばれるようになったと言われています。
また、じゃがいもの別名「馬鈴薯(ばれいしょ)」は、馬の首に付ける鈴の形に似ているから付いたと言われています。
じゃがいもの栄養素は?
じゃがいもには、ビタミンC、B1、B6、ナイアシンなどのビタミン類を豊富に含んでおり、主成分がデンプンであることから栄養価も高いです。
食物繊維も豊富で、高血圧予防に効果的なカリウムを多く含むことも良く知られています。
じゃがいもの毒「ソラニン」について
じゃがいもの「芽」の部分にはソラニンという毒があることが良く知られていますが、芽以外にも日光が当たって皮が緑化してしまっている部分にもソラニンが含まれていることはあまり知られていません。
ソラニン中毒は、一般のスーパーに出回るジャガイモで発症することはほぼありませんが、家庭菜園や学校での授業の一環で栽培しているイモなどは、土のかかり具合が不十分でイモに日光が当たってしまい、ソラニンが生成されてしまっているにもかかわらず調理をしてしまって発症することがあります。
ジャガイモの芽の部分を大量に摂取して死亡した例もあり、特に子供は大人に比べソラニン中毒が重篤化しやすいので侮れません。
じゃがいもの実は食べられる?
じゃがいもは、実はナス科の植物であることはご存知でしょうか?
また、じゃがいもは地上部分にも実がなるという事はご存知でしたでしょうか?
ここで言う「実」とは、私たちが普段食べているイモ(地下茎の塊茎)のことではなく、緑色のトマトのような見た目の地上になる実の事です。
後述する「男爵イモ」や「メークイン」は受粉能力が低いので、花を放っておいても受粉して果実を実らせることは少ないのですが、例えば「きたあかり」という品種は受粉能力が高いので、花を摘み取らないでいると実ができてしまうことがあります。
上の画像は、我が家のキタアカリにできた果実ですが、まさに「緑色のトマト」のような見た目です。
この実からはジャガイモの種が採れますが、周辺に他種のジャガイモがある場合は、異種交配している可能性があるので、収穫したイモと全く同じものを来年も作りたい場合は、種イモから作る方が良いでしょう。
じゃがいもが長持ちする保存方法は?
前述の通り、ジャガイモは日光に当たると緑化してソラニンという有毒成分を生成してしまうので注意が必要です。
芽が伸びないようにするには、5℃程度の冷暗所で保存すると長期間の保存が可能になりますが、一旦温暖な場所で芽が出てしまったイモに関しては冷暗所でも長期保存は向きませんので注意しましょう。
リンゴと一緒に保存すると長持ちするのか?
昔からジャガイモの発芽を抑制するには、リンゴがはなつエチレンガスが有効なので、イモと一緒にリンゴを少量混ぜておくと長持ちするという話があります。
この方法に関しては一定の効果があることがわかっていますが、袋の大きさやイモの数に対してどの程度の数のリンゴを入れるかという事についてはまだ良くわかっておらず、現在ではイモの保管にリンゴを使うのはあまりお勧めできない方法とされています。
じゃがいもの品種と特徴
1.最もポピュラー!ホクホク食感「男爵薯(だんしゃくいも)」
男爵薯は、明治時代に川田龍吉男爵がアメリカから輸入をして広めたことから「男爵薯(だんしゃくいも)」と呼ばれており、日本でジャガイモが普及するきっかけになったイモです。
スーパーで見かけるじゃがいもの中でも最もポピュラーで定番の品種。
男爵薯の特徴
- 形がごつごつしていて、くぼみの深さが深いのでピーラー出向きにくい
- 早生で適応能力が高い
- 粉質でほくほくしている
- 長期間の貯蔵に向いている(品質の劣化が少ない)
男爵薯の植え付け時期
1月中旬~3月中旬
男爵薯の収穫時期
5月中旬~
男爵薯を使った料理
- 粉質でほくほくしているので、コロッケや粉ふき芋などに向いている
- 煮崩れしやすいので、おでんなどの煮込み料理には向かない
2.ねっとりしていて煮崩れしにくい「メークイン」
メークインは、男爵薯と人気を二分する定番のジャガイモの品種です。
大正5年ごろにイギリスから導入されたメークインは、表面のデコボコが少なく、細長い形をしており、ピーラーで皮を剥きやすいのが特徴です。
メークインの特徴
- 表面はつるっとしていて、細長い形をしていて皮を剥きやすい
- 粘質で煮崩れしにくい
- 低温貯蔵をすることで甘みを増す
- イモの形が不揃いになりやすく、規格外のイモが出やすい
メークインの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
メークインの収穫時期
5月中旬~
メークインを使った料理
- 粘質で煮崩れしにくいので、カレー・シチュー・おでん・グラタンに向いている
- ホクホク感が無いので、コロッケや粉ふき芋には向かない
- 糖分が多いので揚げ物にもあまり向かない
3.男爵よりも甘い栗じゃが「キタアカリ」
キタアカリは、北海道の農業試験場で「男爵薯」と「ツニカ」を交雑させて誕生した品種です。
外見は男爵薯に似てごつごつしていて、芽の部分がやや赤い色をしているのが特徴です。
男爵よりも甘く、実が黄色いので別名「栗じゃが」や「黄金男爵」とも呼ばれています。
キタアカリの特徴
- 形は男爵に似てごつごつしていてくぼみが深いため、皮が剥きにくい
- 芽の部分に赤みがある
- 実は黄色く甘みが強い
- 粉質で男爵よりもさらに煮崩れしやすい
キタアカリの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
キタアカリの収穫時期
5月下旬~
キタアカリを使った料理
- 粉質でほくほくしているので、コロッケや粉ふき芋に向いている。
- 甘みが強いのでじゃがバターやポテトサラダも美味しい
- 煮崩れしやすいので、長時間煮込む料理には向かない
4.栗のように濃厚でナッツのような風味「インカのめざめ」
インカのめざめが日本で品種登録されたのは比較的最近の事で、濃厚な味わいが特徴の品種です。
卵型で小ぶりなサイズのものが多く、舌触りはきめ細やかなのが特徴です。
キタアカリよりも数倍濃い黄色をしていて、皮を剥いても油で揚げても変色しにくいため、フライドポテトやポテトチップスにしても綺麗な黄色が楽しめます。
欠点は、収穫量が少ないことと休眠期間が短く発芽しやすいこと、そしてウイルス病に罹患しやすい事です。
インカのめざめの特徴
- 形は卵型で、小ぶりのため大型機械による収穫に向かない
- 色は濃い黄色で、抗酸化作用が強いカロテノイド系色素がキタアカリの5倍以上
- ナッツのような独特の風味がある
- 舌触りはなめらかできめ細かい
- 粉質と粘質の中間で調理しやすい
- 皮を剥いても油で揚げてもあまり変色しない
- 極早生で収穫量は少なく、ウイルス病に罹患しやすい
- 休眠期間が短いので長期保存に適さない。収穫が遅れると土の中で芽吹く
インカのめざめの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
インカのめざめの収穫時期
5月下旬~
インカのめざめを使った料理
- 煮崩れしにくいのでカレーやシチューなどの煮込み料理に向いている
- 栗やナッツのような独特の風味があるのでふかし芋でも美味しい
- 油で揚げても色が変わらないので、ポテトチップスやフライにも向いている
5.早く大きく育つ「とうや」
とうやは、道南の洞爺湖のある「洞爺」にちなんでつけられており、北海道では「黄爵(とうや)」の名前でも出荷されています。
とうやは、ジャガイモシストセンチュウに強い品種とYウイルスに強い品種を交雑して生まれた品種で、病害虫に強く早生で大きくなるのが特徴です。
ホクホク感はあまりなく、しっとりとした食感が特徴なので煮崩れがしにくいため、煮物や炒め物などに向いています。
とうやの特徴
- 形は比較的大きく球体。芽のくぼみは浅く皮が剥きやすい
- 粉質ではなく、舌触りはなめらか。煮崩れしにくい
- 早く大きく育つ
- 切った後の黒変もあまりないので、加工用にも向いている
とうやの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
とうやの収穫時期
5月下旬~
とうやを使った料理
- 煮崩れしにくいので、カレーやシチューなどに向いている。
- ホクホク感は無いので、フライドポテトやコロッケにはあまり向かない
6.キウイフルーツのような見た目の希少種「マチルダ」
マチルダは、スウェーデンのSvalöf社が開発した品種で、大きさが小さく皮がシワシワしていてまるでキウイフルーツのような見た目が特徴の品種です。
芋が全体的に小さく、大型の農機では収穫しにくいうえ、男爵薯と同じ面積で育てても僅か3割ほどしか収穫できないので生産している農家が少なく、なかなか手に入らない希少種です。
小粒品種で味がとても良いので、そのまま食べるホールポテト用に使われることが多く、加工用として活躍している芋です。
マチルダの特徴
- 形は小ぶりで、皮がしわわしていてキウイフルーツに似ている。
- 小粒でも完熟の味になるので、ホールポテトのような加工用に使われることが多い
- 重機で収穫が難しく、量も採れないので作っている農家が少ない
- 糖分が多いため油で揚げると変色してしまうため、油での加工には向かない
マチルダの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
マチルダの収穫時期
5月中旬~
マチルダを使った料理
- 油での加工以外の加工食品(ホールポテト)等に向いている。
- 小粒で完熟するので、そのままの形を活かした料理に向いている。
7.北海道で最も多く作られてる品種「コナフブキ」
コナフブキは、ジャガイモの産地日本一の北海道で男爵薯を抜いて作付面積が最も大きい品種です。
名前の通り、デンプン含有量がとても高く、このデンプンの量が吹雪を連想させることからこの名前がついています。
その用途は主に澱粉原料用で、お好み焼きの粉や焼酎の原料として使われていることが多いです。
コナフブキの特徴
- 超粉質で澱粉加工用の品種である
- 北海道での作付け面積が最も大きい品種
コナフブキの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
コナフブキの収穫時期
5月中旬~
コナフブキを使った料理
- 極度の粉質の為すぐに崩れてしまい、一般の調理には向かない
- お好み焼きの粉や焼酎の原料として使われることが多い
8.春秋二期作が可能な赤い芋「アンデス赤(アンデスレッド/ネオデリシャス)」
アンデス赤は、別名「アンデスレッド」や「ネオデリシャス」とも呼ばれる品種です。
アンデス赤の特徴は、男爵薯のような丸い形と赤い表皮です。食感も良く粉質系で、食べるとサツマイモのようなほくほくとした甘みがあるのが特徴です。
また、春秋二期作が可能な珍しい特徴がある一方で、休眠期間が極端に短く成長力がとても強いので、貯蔵しているとすぐに芽が出てしまうので注意が必要です。
アンデス赤の特徴
- 形は球体に近く男爵薯に似ている。
- 皮が薄く赤いのが特徴で、中はサツマイモのように鮮やかな黄色い色をしている
- 粉質で茹でるとほくほくしている
- 春秋二期作が可能である
- 成長力が強く、休眠期間が極端に短いので長期保存ができない
アンデス赤の植え付け時期
1月中旬~3月中旬
アンデス赤の収穫時期
5月下旬~
アンデス赤を使った料理
- 粉質でほくほくしているので、コロッケやポテトサラダに向いている
- 崩れやすいので煮込み料理には向かない
- フライにも向いている。
9.赤い色したメークイン「レッドムーン」
※画像:Amazon
レッドムーンは、メークインのようなつるっとして細長い形をした品種で、「レッドメーク」「紅メークイン」などとも呼ばれています。
見た目はまさに小さいサツマイモで、黄色い肉質は粘質で煮崩れしにくい特徴を持っています。
レッドムーンの特徴
- 形はメークインのようにつるっとして細長い
- 表皮は薄く赤い
- 粘質で煮崩れしにくい
レッドムーンの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
レッドムーンの収穫時期
5月下旬~
レッドムーンを使った料理
- 粘質で煮崩れしにくいので、カレーやシチューなどの煮込み料理に向いている
10.アントシアニンが豊富な紫のジャガイモ「シャドークイーン」
シャドークイーンは、皮は黒っぽいですが切ると中がキレイな紫色をしている品種です。
この鮮やかな紫色は加熱しても変色することが無いので、この色を活かした調理をすることで食卓の彩が豊かになるでしょう。
シャドークイーンの特徴
- 形は卵型で表皮は黒っぽい。
- 切ると鮮やかな紫色をしている
- アントシアニンを豊富に含んでいる
シャドークイーンの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
シャドークイーンの収穫時期
5月中旬~
シャドークイーンを使った料理
- 鮮やかな紫色を活かして、ポテトサラダやチップスなど向いている
11.まだらな表皮がインパクト大「グラウンドペチカ」
グラウンドペチカは、レッドムーンの突然変異株を改良した品種で、赤と紫のまだら模様の表皮が特徴の芋です。
見た目のインパクトとは裏腹に、断面はきれいな黄色で、味はサツマイモとジャガイモの中間のような味でとてもおいしいです。
グラウンドペチカの特徴
- 何と言ってもまだら模様の表皮がインパクト大
- やや粉質で味は美味しい
- レッドムーンの変異株
グラウンドペチカの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
グラウンドペチカの収穫時期
5月中旬~
グラウンドペチカを使った料理
- やや粉質だが崩れにくく、味がしみ込みやすいのでカレーや煮物などに向いている
12.ポテトチップに最適なジャガイモ「トヨシロ」
トヨシロは加工用に作られた品種で、糖度が低く油で揚げても変色しにくいという特徴から、ポテトチップスなどに使われることが多い品種です。
Calbeeの「じゃがりこ」や「Jagabee」などはこのトヨシロが使われているそうです。
トヨシロの特徴
- 収穫量が多く、サイズも大きい
- 粉質で糖度が低い
- 油で揚げても変色しにくい
- 実は白い
トヨシロの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
トヨシロの収穫時期
5月中旬~
トヨシロを使った料理
- 油で揚げても変色しにくいので、ポテトチップスなどの油で加工するものに使われることが多い
13.フレンチフライなら「ホッカイコガネ」
ホッカイコガネは、トヨシロを元に作られたフレンチフライ用の品種です。
粉質で糖度が高く、煮崩れもしにくいことから調理しやすいので、生食用に一般的にも流通しています。
楕円形でくぼみも少ないので皮が剥きやすく、切った後でも変色しにくいという安定した性質を持ったじゃがいもです。
ホッカイコガネの特徴
- 主にフレンチフライの加工用として使われている品種
- 形は楕円形でくぼみが少なく皮が剥きやすい
- 皮を剥いても変色しにくく、油で揚げても変色はほとんどない
- 粉質であるが煮崩れもしにくく調理しやすい
ホッカイコガネの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
ホッカイコガネの収穫時期
5月中旬~
ホッカイコガネを使った料理
- 油との相性がいいので、フレンチフライやポテトチップスに向いている
- 煮崩れしないので、カレーやシチューにも向いている
- 粉質で甘みがあるので、コロッケ、サラダなどにも向いている
14.とにかく沢山収穫できる万能型「ニシユタカ」
ニシユタカは、暖かい地域で収穫される品種で、とにかく沢山収穫できるのが特徴です。
形の均整も取れていて、大きさにバラつきが無いじゃがいもで、近年新じゃがとしてスーパーで見かけるのはこの品種であることが多いです。
茎が太く倒伏にも強い丈夫な品種で、病気や環境への適応力も高いことから、近年生産数が増加している代表的なジャガイモの品種となってきています。
ニシユタカの特徴
- 形は均整がとれていて、くぼみも少なく見た目が良い
- 茎が太く風による倒伏にも強い
- 病気や環境への適応力が高く丈夫
- とにかくたくさん取れる
ニシユタカの植え付け時期
1月中旬~3月中旬
ニシユタカの収穫時期
5月中旬~
ニシユタカを使った料理
- 粘質でほくほく感はないので、ふかし芋やコロッケには向かない
- 歯ごたえがあるのでサラダに向く
- 煮崩れしにくいのでカレーやシチューなどの煮物にも向く
まとめ
普段からスーパーや食卓で目にするじゃがいもには様々な種類があって、それぞれに適した調理法や育て方があることがわかりました。
じゃがいもが実は「ナス科」の野菜であることも、地上にトマトのような有毒な実がなることもあまり知られていないのではないでしょうか。
病気耐性・食感・味・大きさ・収穫量等、様々なポイントで品種改良が重ねられ、次々と新しい品種が出てきているので、今後も継続的に品種を追加していく予定です。
また、我が家の畑でも長年ジャガイモを育てていますが、基本的なジャガイモの栽培方法と作業工程についてもご紹介していますので是非ご覧ください。