元物件管理者の私が伝える!殺鼠剤を使ったネズミ駆除の失敗体験談

東京

こんにちは、田舎センセイです!

今日は、私がかつて東京の物件管理会社で働いていた時に実際にあった、ネズミ駆除に関する体験談についてです。

そこでの経験が、自分が実際にネズミ駆除をする際に気を付けていることにつながっているので、ご紹介したいと思います。


田舎センセイなのに、昔は東京にいたんですね!

うむ、バリバリ西新宿のオフィス街で働いておったぞい!今日はその時の話じゃ!

シェアハウス運営会社で働いていた時の話

シェアハウス

私が働いていたのは今ではごくごく一般的になった「シェアハウス」を管理する会社。

私はそこのメンテナンス部署にいて、約3年間毎日のように入居者の入退室や清掃、物件内で起きたトラブルに対処する仕事をしていました。

基本は物件を綺麗に保つことが主な仕事ですが、仕事の中には「ゴキブリ」や「ムカデ」「南京虫」「ダニ」などの害虫の駆除の他に、ネズミなどの害獣の駆除もありました。

今こうして害虫や害獣の駆除方法をお伝えしているのも、この時の経験がとても役に立っています。

ネズミ駆除依頼の多くが「異臭」が原因

異臭

私が働いていたシェアハウス運営会社は、顧客のほとんどが外国人旅行者や留学生だったこともあり、ネズミやゴキブリに対する反応は滞在者の国籍や滞在期間によっても様々でした。

私が管理していた都内の物件は10以上にのぼり、そのうちのいくつかでネズミ被害が発生しているという連絡がありました。

ネズミが屋根裏を走っている程度では、中・短期滞在者が多いシェアハウスではあまり駆除依頼は来ません。

多くの人が3~6か月で退去するので、わざわざネズミ駆除の依頼をしてこないのですが、そんなシェアハウスでネズミ駆除依頼が来るときは決まって「異臭」が原因でした。

異臭と言っても原因はネズミの糞尿ではなく「腐敗した死骸」

枯れ葉

タイトルには「失敗体験談」と書きましたが、原因を作ったのは私ではなく居住者さんでした。

滞在者の中には自分でホームセンターに行って安価な殺鼠剤(毒餌)を購入し、屋根裏に撒いている人がいたようで、それを食べたネズミが死んで腐ってしまったんですね。

こちらの「ネズミの駆除で毒餌や罠での捕獲をおすすめしないたった一つの理由」でも書いていますが、毒餌を食べたネズミは少しの間は動き回るので、必ずしも影響の少ない場所で死んでくれるとは限りません。

私が対応したケースでは、壁と壁の隙間に落ちて死んでしまい壁から異臭を発しているというケースが多かったのです。

ご自身でネズミの駆除をしようと考えている方に私が一番伝えたいのは「このケースは絶対避けた方が良い」という事です。

壁の隙間に落ちて死んだネズミの駆除はとてもお金がかかる

お金

なぜ毒餌を食べて死んだネズミが壁の隙間で死んでしまうことは避けた方が良いのかというと、

死骸の駆除をするためには家の壁を壊さなきゃいけないから

です。

屋根裏で死んでくれたのであれば除去の方法もありますが、壁の隙間に挟まってしまうと壁を壊す以外に死骸を取り除く方法がありません。

放置しようにも死骸が放つ悪臭はとても耐えられるレベルではなく、この状態になって初めて短期滞在の旅行者たちが駆除依頼を出してくるほどのものです。

工事期間中は当然物件は閉鎖、住人も一時的にホテルに移動してもらう事となったため、たかがネズミ1匹のために大きな損害を被ることになりました。


壁から悪臭がすると言っても、ピンポイントでネズミが死んでいるところだけ壊せるわけじゃないよね?どこからか悪臭がし続けるっていうのは嫌だなぁ

私のケースは、ネズミが腐って悪臭だけではなく壁にシミも作っていたので場所が特定できたんじゃ!

うひゃあ!ネズミの死骸で壁にシミができるなんてリフォーム案件だよ!絶対嫌だなぁ

安価であっても屋根裏に殺鼠剤を巻くのはお勧めできない

屋根裏

屋根裏を走り回るネズミの足跡を聞いて、屋根裏に毒餌を巻けばネズミは勝手に死んで平穏な毎日が戻ってくると思うかもしれませんが、今回ご紹介したような最悪なケースが起きる可能性があります。

殺鼠剤は一時的には安価ですが、万が一リフォームすることになってしまえば、最終的にはとても高くついてしまいます。

また、例え壁と壁の隙間で死なずに済んだとしても、その多くは屋根裏や配管の中、家の軒下など敷地内になることが多く、腐敗臭やネズミが媒介するイエダニなどによる2次被害は避けられません。

これらのリスクを考えると、敷地内でネズミを殺すという方法は避けて通る方が安心ですよね。

まとめ

今回は、私が過去に物件管理をしていた経験の中で、特に大変だったネズミ駆除のケースをご紹介しました。

こうやってネズミの駆除方法について書くことができるのも、その当時に大変な思いをして色々と経験をしたからですが、できれば避けて通りたいような経験ですよね。

どうしてもネズミの駆除には「安い方法(毒餌・粘着シート)=デメリットが多い」という点と「効果的な方法(駆除業者)=高価」という図式があるので、ご自身が妥協できる方法を選ぶ以外にありません。

ご自身で死骸を駆除できるのであれば安価な方法でもいいですし、お金がかかってもいいからネズミの死骸を見たくないという方は業者に依頼するというのも一つの方法でしょう。

私が知る中で一番安価で、日本全国24時間受付している「ねずみ110番」が数ある業者の中でも特におすすめです。

もし「駆除業者よりも安くて、毒餌のようなデメリットの無い方法」を探している方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。