防ダニシーツ&防ダニ布団ランキング|子供のダニアレルギー対策におすすめの商品

防ダニ寝具

こんにちは、田舎センセイです。

我が家では私を含めダニアレルギーの人間が多くいるので、普段からダニ対策は徹底的にやっていますが、特に寝具にはこだわっています。

1日のうちの約1/3にあたる時間を過ごすベッドや布団の中はできるだけ快適にしたいですが、そこがダニの温床になっていてはたまりません。

当サイトではダニの刺咬被害対策としてダニシートをおすすめしていますが、お子さんのダニアレルギー対策として、防ダニ加工された寝具を検討される方も少なくないと思います。

そこで本記事では、おすすめの防ダニシート&防ダニ布団をランキング形式でご紹介したいと思います。


防ダニシーツって調べると沢山出てくるんだけど、どこを見るべきなのかわからないんだよ~

それでは防ダニ寝具の選び方のポイントなどについて詳しく解説していくぞい!

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防ダニ寝具を選ぶきっかけになった息子のダニアレルギー

防ダニ寝具

防ダニシーツや防ダニ布団のランキングに入る前に、我が家の状況を簡単にお話しさせてください。

我が家には2015年生まれの長男と、2018年生まれの次男の息子が2人います。

どちらもアレルギー体質なのですが、特に長男はアトピー性皮膚炎ダニアレルギーと診断されていたこともあり、田舎への移住とダニ対策を決断しました。

ダニアレルギー
※長男のアレルギー検査の結果、ヤケヒョウヒダニアレルギーがのクラス6で最大!!


田舎センセイが移住したきっかけが息子さんのアトピーだったんだよね?

うむ。当サイトでダニ駆除についての記事が多いのは、実際に息子がダニアレルギーで苦しんでいるからなんじゃよ

ダニ対策には「ツメダニなどによる刺咬被害対策」と「ダニの死骸や糞によるアレルギー対策」の2つがあります。

ダニの刺咬被害に関してはダニシートを使う事でピタリと治まっているので問題は無いのですが、「ダニアレルギーの問題はダニの死骸や糞」なので、ダニシートで捕獲し切れないダニの対策が必要になります。

ダニシートの良い所は、捕獲して使用期限が切れたらそのままゴミ箱にポイできるので、ダニの死骸も布団に留まりにくい所にあります。

ただし、敷布団への対策はできても「枕」や「掛布団」への対策は不十分ですし、敷布団内の全てのダニを取りきることができないのでどうしてもダニアレルギー対策には不完全と言わざるを得ません。

ダニ捕りロボによるダニ捕獲数を検査機関で調べてもらった

我が家ではダニ対策として「ダニ捕りロボ」と「ダニピタ君」の2社のダニシートを使っていますが、ダニ捕りロボを使用した後に販売元である日革研究所にてダニ匹数検査をしてもらいまいした。

ダニ匹数検査
こんにちは、田舎センセイです。 我が家では毎年春から秋にかけてダニ被害に悩まされていて、様々な方法を試した結果「ダニシート」を使う事でダニ...

すると、ダニアレルギーの原因となるチリダニ類やホコリダニ類がいずれも約900匹ずつ捕獲されていたという検査結果が出ました。


両方合わせて1800匹近く捕れたってこと!?

捕獲数としては「多い」という結果だったそうじゃ

これだけのダニがいるのでは、いくらダニシートで捕獲していたと言ってもダニの死骸や糞は完全には除去し切れていないのは明白で、ダニシートに加えて防ダニシーツ防ダニ布団などのダニ対策が施された寝具が必要だという結論に達したわけです。

防ダニ加工が施された寝具の種類と選び方のポイント

寝具

防ダニ加工が施されたシーツや布団には大きく分けて「忌避薬剤加工」と「高密度織物」の2種類があります。

忌避薬剤加工の施された防ダニ布団の特徴

忌避薬剤加工が施された布団は、その名の通り薬剤によってダニを近づけさせないように工夫された布団の事です。

このタイプの布団の防ダニ布団のメリットとしては、使用感が通常の布団と変わらないという点最も安価である点です。

後述する高密度織物の防ダニ布団は、ダニを布団の内部に入りこませないように繊維が高密度に織られているので通気性(ムレ)の問題がありますが、薬剤加工ではそのデメリットはありません。

一方でデメリットはというと、洗濯や天日干しなどを繰り返し行う事によって、防ダニ効果が減弱していくという点です。

「洗濯を複数回(3~5回)することによってダニの忌避効果が2割ほど減ってしまう」というデータもあり、忌避薬剤加工された寝具は品質の優劣に関わらずこの特徴があることを覚えておきましょう。

高密度織物の防ダニ布団の特徴

このタイプの防ダニ布団は、高い防ダニ効果と継続的に使用してもその効果が減弱しにくいというのがメリットです。

一方で、前述の通り高密度に織られた繊維によって通気性が悪くなり、ムレや吸湿性の低下がデメリットとして挙げられます。

この高密度織物の商品には「化繊」と「綿100%」の2タイプがあり、前者は比較的安価ですが、通気性が悪いのでオール化繊の高密度織物の寝具でそろえるとかなり寝苦しくなってしまうという欠点があります。

綿100%の高密度織物の商品は、防ダニ効果と耐久性はそのままに通気性や吸湿性もある程度保たれていることが多いです。

しかし、防ダニ布団の中でも高額な商品が多く、その効果相応の値段がするというのがデメリットと言えるでしょう。

防ダニ布団&防ダニシーツの特徴まとめ

 忌避薬剤加工高密度織物
価格安い化繊    :比較的安価
綿100%:高価
通気性良い化繊    :悪く蒸れやすい
綿100%:良い
吸湿性良い化繊    :悪い
綿100%:良い
肌触り良い化繊:冬には冷たく感じる
綿100%:良い
防ダニ効果そこそことても良い
効果の持続性次第に減弱長期間効果が継続

大まかに分けた場合の防ダニシーツ&防ダニ布団の特長はこの表のとおりです。

しかし、根本的な性質はその製品の品質によってさまざまなので、低品質の物であれば必ずしもこの表の通りになるとは限らないこともあります。

高密度織物で化繊がメインになるものと綿100%の大きな違いは、「吸湿性」「通気性」「肌ざわり」です。

化繊がメインになると、ツルツルとした質感が心地よく感じる人もいますが、どうしても夏場は蒸れやすく、冬場は肌感がひんやり冷たく感じてしまいます。

一方で、綿100%の素材は肌触りが良いですがかなり高額になるのがデメリット。

あくまでも加工タイプによっての特徴ですが、この特徴を念頭に入れてどのタイプの防ダニ寝具を購入すべきか考えると良いでしょう。

防ダニシーツ&防ダニ布団ランキング

第6位 アレルガード 【防ダニシーツ】

アレルガードの特徴

ポリエステル80%綿20%高密度織り(※縫製部分やファスナーの防ダニ加工の記載なし)
・防ダニシーツとしてはかなり安価でコスパが良い
薬品非使用で安心
中国製
実際の色が画像と違うというレビュー多数
・ネイビーなどカラーの種類によっては色落ちが激しい
・さらさらとした触り心地で軽いが、若干のシャカシャカ感あり

アレルガードは、高密度織タイプの防ダニシーツの中では1枚あたり3,000円未満と特にコスパに優れた商品です。

防ダニ効果の持続性についての記載は特になく、どの程度洗濯や紫外線照射に耐えられるのか等の情報が無いので5位としました。

できるだけ安価に防ダニシーツを試してみたい方にはアレルガードが特におすすめです。

アレルガード
こんにちは、田舎センセイです! 我が家にはアトピーとダニアレルギーに悩む息子がいるので、様々な防ダニ対策を行っています。 ※3歳...

第5位 アルファイン 【防ダニシーツ】

アルファインの特徴

ポリエステル80%綿20%の高密度織り
・洗濯10回後のダニ通過率は0%
薬品非使用で安心
・帯電性が低く静電気が発生しにくい
・カラーバリエーションが豊富
日本製
・さらさらとした触り心地で軽いが、若干のシャカシャカ感あり
・洗濯後に乾きやすい

アルファインは防ダニシーツや布団カバーなどいくつかの種類がありますが、いずれも高密度織で物理的にダニの侵入をシャットアウトしてくれる商品です。

価格はシングルのボックスシーツや敷布団カバーで5,000~6,000円なので、当然のことながら一般的な物よりやや高額になります。

第4位 ミクロガード(プレミアム) 【防ダニシーツ&防ダニ布団】

ミクロガード(プレミアム)の特徴

ポリエステル100%の高密度織り
日本製
薬品非使用で安心
・50回洗濯後のダニの遮断率100%
・50回洗濯後のダニの糞、死骸、花粉の遮断率99%
・毎日洗うことができ、超速乾なので洗濯後すぐに乾く
・帯電性が低く静電気が起きにくい
・発売から25年以上の歴史がある帝人ブランド
縫製部分、ファスナー部分のダニ防止も徹底

防ダニ寝具の老舗メーカーTEIJIN(帝人)が提供する「ミクロガード」には、スタンダードやプレミアムなどの品質別のタイプが5つあります。

その中でもミクロガードプレミアムは、ダニだけでなくダニの死骸や糞、花粉やハウスダストも99%(50回洗濯後)シャットアウトする優れもので、アレルギー対策にはこれ以上ないくらいのクオリティを発揮します。


ミクロガードの防ダニ生地を拡大してみると上記のようになります(※ダニが動いているの映像なので注意)

50回以上選択してもハウスダスト(ダニの糞、死骸、花粉)シャットアウト率が99%というのは、他社製品ではあまり見ることはできません。

ダニの刺咬被害は通常の高密度織りの商品でも防ぐことができますが、ダニアレルギーの原因となるダニの糞や死骸も遮断率を見ると、このミクロガードプレミアムの品質は群を抜いていると思います。

シングルの布団カバーで12,000円以上とかなり高価であるのが欠点ですが、ダニゼロックに比べるとまだ手に入れやすい価格帯で、ダニの死骸や糞、花粉などのハウスダスト対策を重視する方にはお勧めです。

第3位 ダニゼロック 【防ダニシーツ&防ダニ布団】

ダニゼロックの特徴

綿100%の高密度織り
日本製
薬品非使用で安心
・キルティングの穴が出ないように特殊製法の生地で包んでいる
・メーカー独自の特殊高熱処理により出荷前の布団内のダニをゼロにしている
世界初のテフロン加工された防ダニ布団(※ダニゼロックHQのみ)
縫製部分を2倍の細かさ&2重縫製でダニ防除
花粉の低減率92%以上
通気性&ムレ防止に優れていて、体温が高く汗をかきやすい子供に使いやすい

3位はヤマセイ株式会社の「ダニゼロック」です。

ダニゼロックの特徴は何と言っても「綿100%の高密度織り」で、通気性やムレ防止に優れているという点です。

他社の防ダニ寝具は化繊が75~80%以上である場合が多く、ひんやりした質感とツルツルした肌ざわり、体温が高く汗をかきやすい子供には使いにくいという欠点がありましたが、ダニゼロックにはその心配がありません。

ダニゼロックの欠点は「高額であること」です。

独自の製法を駆使した防ダニ加工と、綿100%であることのメリット(通気性など)は間違いないですので、価格帯に問題なく品質を重視する方にはお勧めです。

性能的にはピカイチなんですが、高額さゆえに3位にしました。

ダニゼロックの商品を見てみる

第2位 プロテクト・ア・ベッドシリーズ【防ダニシーツ・カバー類】



プロテクト・ア・ベッドシリーズの特徴

厳しい品質基準をクリアしHiltonなど世界中の一流ホテルで採用
エコテックス取得製品&人体に有害な物質非使用
洗濯機洗い&乾燥機₍60℃上限₎対応
・50回の洗濯後の防水&防ダニ(ダニ通過率0%)
・33年以上にわたり45か国で2000万枚以上販売されるアメリカのトップブランド

第2位はアメリカで長い歴史を誇るマットレスプロテクターのトップブランド「プロテクト・ア・ベッドシリーズ」です。

実際に我が家のダニアレルギー持ちの長男にも使用していますが、初めて使ったときの第一声が「ホテルのシーツみたい!」でした。

プロテクトアベッド
こんにちは、田舎センセイです! 我が家には重度のダニアレルギーでアトピー性皮膚炎持ちの息子がいるのですが、普段からダニ対策として「ダニシー...

それもそのはず、ヒルトンホテルなど世界中の位置中ホテルでも採用されていて、世界45か国で累計2000万枚以上販売されている歴史のある寝具です。

Miracle Membrane(ミラクルメンブレン)と呼ばれる、TPUラミネート(熱可塑性ポリウレタン樹脂)を裏地に加工する技術を使っていて、汗や血液などの液体がマットレスに通さないばかりか、ダニ通過率ゼロをも実現。それなのに水蒸気は通す透湿性に優れているので蒸れないんです!

シーツとしての使うというよりは、マットレスや敷布団の上に使用し、その上にベッドパッドや敷きパッドを使うことでダニを通さず快適に眠ることができると思います。

しかし、実際に使ってみると肌触りは決してカシャカシャしていないので、そのまま直接寝てしまっても問題ないと思います。

プロテクト・ア・ベッドの購入はこちら

第1位 ディーガード 【防ダニシーツ&防ダニ布団】


ディーガードの特徴

ポリエステル80%綿20%の高密度織り
日本製
薬品非使用で安心
・50回の洗濯後のダニ通過数0匹
5年間の長期保証付き
・第3者機関(ボーケン)のダニ通過防止試験実施でダニ通過0匹
・丸洗い可能

ディーガードは、私が使っているダニシート「ダニピタ君」の販売元である株式会社イワミズが提供するブランドで、防ダニ効果には特に信頼がおけます。

第3者機関でのダニ通過防止試験でダニ通過0匹という結果に加え、自社試験では50回の洗濯後のダニ通過匹数も0という結果が出ているそうです。

これは毎週洗濯しても1年以上持つ計算になります。

その上何と言っても5年間の長期保証付きというのは、高価な寝具を買うという点において消費者はとてもありがたいオプションですよね。

通常は1年保証程度がほとんどですが、それだけ品質への自信の表れとも言えます。

価格帯は一般の防ダニ寝具に比べて高価な部類に入ります。

ディーガードはAmazonなどのネット通販ではほとんど取り扱いが無いので、公式サイトにてお買い求めください。

ディーガードを公式サイトで見てみる

防ダニシーツ&防ダニ布団ランキングの総評

小さな子供の布団は「蒸れにくい」ことがすごく大事

今回のランキングに関しては、私が我が子のダニアレルギー対策に選ぶ基準で順位付けしました。

小さなお子さんがいる家庭でしたらご理解いただけると思いますが、

・子供は寝ている時めちゃくちゃ汗をかく
・暑いとすぐに布団をはいでしまう
・ツルツルした生地だと引っかかって転ぶ&ベットから滑り落ちる危険がある

という注意点があります。

ですので、どうしても化繊がメイン(ポリエステル75~80%)の生地だと、体温が高く汗をかきやすい子供にとっては、特に「蒸れやすく、夏は特に寝苦しい」という結果になってしまいます。

我が家のようにアレルギー症状が皮膚に出やすい子供だと、寝ている時に大量に汗をかくことで「あせも」の原因になりやすく、通気性の良さはかなり重要なポイントです。

子供が使っても蒸れず防ダニ加工もしっかり施されていると考えると、価格が高くなるのは正直仕方がないと思います。

生地以外の部分の防ダニ加工の徹底さ

多くのメーカーが「防ダニ100%」とうたっていますが、「生地だけが防ダニ率100%」で縫製部分やファスナー部分の防ダニ加工を徹底しているメーカーは少ないなと感じました。

比較的安価な商品でも生地表面の防ダニ率100%というのはありますが、細部まで徹底しているメーカーの商品だと、やはり高額になってきます。

コストパフォーマンスのバランスを見てえらぶことが大切ですし、何も対策をしないよりは安価な商品でも生地表面の防ダニ加工がしっかり施されているものの方が確実にアレルギー対策になるでしょう。

まとめ

本記事では「子供のダニアレルギー対策に選びたい防ダニシーツ&防ダニ布団」という観点でランキングにしてみました。

生地単体では防ダニ効果のある商品はピンキリですが、実際に細部にまで防ダニ加工を施して徹底的にアレルギー源となるダニの死骸や糞を通さないようにしている商品は、いずれもかなり高額になることが分かりました。

汗をかきやすく蒸れが大敵な子供の布団選びは、防ダニ効果だけではなく素材の通気性などの寝心地も気にしないと、「せっかく高額な布団を購入したのに子供が嫌がって寝てくれない」なんてことにもなりかねません。

今回ご紹介したポイントを踏まえて、ピッタリの防ダニ寝具を探してみてください。

また、ダニ刺され対策としては、防ダニ寝具とダニシートを併用するのが最も効果的です。生きたダニはダニシートで生きたまま捕獲し、死骸や糞は防ダニシーツで空気中に舞わないようにすることで息子のアレルギー症状もかなり収まってきました。

ダニシートに関しては下の記事でオススメをご紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。

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