シバンムシアリガタバチに刺された時の特徴と駆除方法

バツ

家の中でシバンムシを見つけた時に同時に見つけやすい「シバンムシアリガタバチ」ですが、アリのような見た目だけど実はハチの仲間です。

和室で寝ていたら痛みを感じ、見てみると蚊に刺されたのとは違う「痛み」と「かゆみ」を伴う腫脹を見つけたら、それは「アリガタバチ」の仕業かもしれません。

この記事では、アリガタバチの生態と刺されたときの症状、そして駆除の方法について紹介したいと思います。


シバンムシアリガタバチって面白い名前だね!
なんかシバンムシに感謝してるみたい!

いやいや、「アリの形をした蜂」ってことで、アリガタバチなんじゃよ!

シバンムシアリガタバチの生態

シバンムシアリガタバチ
  1. 和名:シバンムシアリガタバチ
  2. 学名Cephalonomia gallicola
  3. 階級:ハチ目アリガタバチ科
  4. 生息範囲:本州・四国・九州
  5. 家の中の生息場所:シバンムシのいるところ、特に畳のある和室(高層鉄筋住宅で多い)
  6. 活動時期:春~秋(幼虫の形で越冬)、7~9月に増えることが多い
  7. 体長:1.5mm~2.0mm
  8. 寿命:2~3日(オス)、約2か月(メス)
  9. 特徴①:光沢のある赤褐色、アリに似ている。メスは無翅、雄は有翅と無翅の両タイプ
  10. 特徴②:シバンムシの幼虫に寄生する寄生バチ
  11. 弱点:シバンムシを駆除することで駆除できる、ライトトラップが有効
  12. 厄介な点①:シバンムシを駆除しないとアリガタバチを駆除できない
  13. 厄介な点②:メスは毒針を持っており、刺されると「アリガタバチ刺症」「アナフィラキシーショック」の危険性もある

え?毒針持ってるの??家の中で繁殖したらやばいヤツじゃん!

シバンムシのいるところに増えるので、シバンムシを駆除しなければいつまでたってもいなくならないんじゃ

アリガタバチの種類には「クロアリガタバチ」もいる!

今回は、シバンムシアリガタバチについての生態をご紹介していますが、これまでは「クロアリガタバチ」による被害が多く知られていました。

クロアリガタバチの体長はシバンムシアリガタバチよりも少々大きい2.5mm程度で、黒褐色なのが特徴です。

シバンムシの幼虫に寄生する点はシバンムシアリガタバチと変わらず、刺されると同様にアリガタバチ刺症になる恐れがあります。

アリガタバチに刺されたときの症状

アリガタバチに刺された

アリガタバチに刺されるとどのような症状が起きるのでしょうか。

その主な症状は下記の通りです。

  1. チクッとした刺痛のあと、約1時間軽い痛みが続きます
  2. 刺された後、約3日は1~3cmの腫れが続き、痒みが伴います
  3. ハチ毒によるアレルギー反応が起き、人によってはアナフィラキシーショックを起こす
  4. 「アリガタバチ刺症」になると、痒みが全身にまわる
  5. 通常1週間以内に治る

ハチに刺された時同様に、かゆみを伴う痛みが数日続き、人によってはアレルギー反応で重症化したり、アナフィラキシーショックを引き起こす場合もあります

夜間、畳の上で寝ているときなどに、むき出しになっている四肢や首のあたりを刺されることが多く、アリガタバチが大繁殖した場合は、何か所も刺されてしまうことがあります。

刺された箇所は、ムヒなどの抗ヒスタミン剤を塗って治療します。

アリガタバチの駆除方法

1.宿主となるシバンムシを駆除する

シバンムシ

シバンムシアリガタバチの特徴は「シバンムシの幼虫に寄生して繁殖する」という点です。

そのため、見えているアリガタバチの成虫のみを殺虫剤で駆除しても、シバンムシが残っているといずれまたアリガタバチが繁殖してきますので、イタチごっこになってしまいます。

成虫のアリガタバチを駆除しつつも、シバンムシを駆逐することを忘れてはいけません。

シバンムシの駆除方法は、こちらのシバンムシの対策と駆除方法についてで詳しく解説していますので併せてご覧ください。

2.エアゾール系の駆除剤で室内にいるアリガタバチを駆除する

室内に発生しているアリガタバチを一通り駆除するためには、室内に充満するタイプのエアゾール燻煙剤などの駆除剤を使いましょう。

使用する駆除剤は、シバンムシを駆除するものと同じもので効き目があるので、宿主となるシバンムシと一緒に駆除してしまいましょう。

おすすめの駆除剤の詳細については、「おすすめの殺虫剤・防虫剤・忌避剤」のページで詳しくご紹介していますので、そちらを参照してください。

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3.ライトトラップを利用する

シバンムシ同様、アリガタバチも光に集まってくる習性があるので、ライトトラップで捕獲することが出来ます。

ただし、確実な駆除方法ではないので、あくまで刺される被害の減少目的程度の利用になるでしょう。

アリガタバチのオスは羽があって飛ぶため比較的捕獲しやすいのですが、毒針を持つメスは羽がなく、壁に設置するタイプのライトトラップではあまり効果がない可能性が高いです。

ライトトラップは高価な物が多いので、購入前によく検討されることをお勧めします。

アリガタバチ以外に、シバンムシやその他の家の中で発生する害虫を一網打尽にしたい場合はあっても良いかもしれません。

 

4.害虫駆除業者に依頼する



自宅でシバンムシアリガタバチが発生してしまった場合は、専門の駆除業者に依頼するというのも一つの方法です。

餌となるシバンムシが発生している状態ではアリガタバチの駆除も難しく、悩みながら時間をかけてしまうよりは、いっそのこと業者に依頼してしまった方が無駄に悩まずに済みます。

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アリガタバチ被害に悩んでいる場合は、是非一度相談してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

今回はシバンムシアリガタバチの生態と駆除方法、刺された時の症状をご紹介いたしました。

シバンムシアリガタバチの駆除の基本は「シバンムシを駆除すること」となります。

シバンムシへの駆除対策がそのままシバンムシアリガタバチの駆除対策につながるので、繰り返しになりますが「シバンムシの対策と駆除方法」を参考に、どちらも一気に駆除してしまいましょう!

シバンムシアリガタバチ以外にも、畳の上で繁殖しやすいチャタテムシ衣類につくイガやコイガなどの室内に発生する害虫が沢山います。

アリガタバチが発生している環境は、その他の害虫も発生しやすい環境にあると考えて間違いないので、ご自身での駆除に不安のある方は、害虫駆除の専門業者に依頼するのも一つの方法でしょう。