カメムシ対策Q&A|カメムシの駆除などの悩みを全て解決します!

カメムシ

暖かくなるとどこからともなく出没する臭い虫「カメムシ」は、見た目も臭いも何もかもが嫌になる害虫です。

特定の条件下で大量発生することが多く、室内にも侵入してくることが多いので頭を悩ませている人も多いはず。

そこで今回は厄介な害虫「カメムシ」について、駆除方法や臭いの消し方などを詳しく解説していきます!


カメムシって、臭いし気持ち悪いし良い所なんてひとつもないですよね!

でも、香水の原料になったりもしてるんじゃよ?
駆除方法以外にもよくあるカメムシに関する疑問についても回答していくぞい!

※カメムシに関する様々な悩みや疑問に関して項目ごとに回答しているので、お目当ての質問がないか下記「目次」より探していただき、該当箇所をクリックすることで一気に移動できます。

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カメムシ対策Q&A!カメムシの悩み・疑問にお答えします!

カメムシQ&A

Q1.カメムシが発生する時期はいつ頃?

Answer春(4~5月)秋(9~10月)が発生のピーク

多くのカメムシは、成虫で越冬した翌春に産卵をするために大発生します(1回目のピーク)。

その後、1週間~10日かけて孵化し初夏に成虫となるのですが、9~10月になると越冬場所を求めて暖かい人家の壁や軒下に大発生します(2回目のピーク)


なるほど、春の大発生は「産卵のため」で秋の大発生は「越冬のため」なんだね!

基本は山間部などの自然の中で生息するんじゃが、繁殖のサイクルの中で人家に出てきて問題になるんじゃな

Q2.家によく出るカメムシの種類は?

Answerクサギカメムシマルカメムシスコットカメムシアオクサカメムシ

日本に生息するカメムシの中で、特に人家周辺で見かけるのは上記の4種類のいずれかであることが多いでしょう。

クサギカメムシ

クサギカメムシ

全国的に分布している種類で、主に本州以南に生息。
東北・北陸・中部地方の山間部に多く生息する。

体長は15~18mmで、暗褐色。

都市部よりも山間部の人家や畑に発生することが多い。

マルカメムシ

マルカメムシ

本州・四国・九州の広範囲に生息している。

体長は5mm程度で、こげ茶色。

テントウムシのような見た目だがカメムシの一種で、葛(くず)や大豆、小豆などに寄生し、都市部で大発生して問題になることが多い。

スコットカメムシ

スコットカメムシ

北海道から本州(特に東北地方に多い)にかけて生息している。

クサギカメムシに似ているが、一回り小さく体長は11~14mm程度で、光沢があるので見分けがつきやすい。

寒い地域にも生息しているため、秋になると越冬するために人家に大量に飛来してくるので問題になりやすい。

アオクサカメムシ

アオクサカメムシ

日本全国に分布している中型のカメムシ。

光沢の無い緑色をしていて、色の変化が多く見た目に個体差が多いのも特徴。

雑食性で様々な種類の作物・植物を吸汁加害するが、特にマメ科の植物に害を与えることが多い。

Q3.カメムシは人を刺すの?

Answer

刺す種類もいる。人を刺すことがあるのはサシガメという種類

サシガメ

サシガメは、カメムシ亜目サシガメ科の総称で、日本にも多く生息している「捕食性」のカメムシです。


Q2で出てきた4種類のカメムシに比べると細長くて大きいね!

顔の部分が前に出ているから、形で容易に見分けることができるぞい!

サシガメは、ほとんどの種類が山間部に生息しているので都市部で問題になることは少ないですが、沖縄にはネズミを宿主とするオオサシガメという種類が人間を吸血することも知られているので注意が必要です。

サシガメに刺されると、ハチに刺される程度かそれ以上に痛いので、見つけても素手で触ることの無いようにしましょう!

日本でよく見かける「オオトビサシガメ」については下の記事をご覧ください。

オオトビサシガメ
こんにちは!田舎センセイです! 臭い虫として敬遠される「カメムシ」ですが、稀に手で払いのけたり掴もうとした時や、衣服の中に入りこんでもがい...

日本のサシガメに刺されて「シャーガス病」に感染する?

また、中南米に生息する種には「クルーズトリパノソーマ」という寄生虫を媒介するものがおり、その種に刺されるとシャーガス病(アメリカトリパノソーマ症)」という致死性の感染症にかかる可能性があります。

幸い、日本のサシガメはクルーズトリパノソーマは保有していないので感染の恐れはほとんどありませんが、中南米(特に、ブラジル・ウルグアイ・パラグアイ・ボリビア・アルゼンチン・チリ・メキシコ)、及び中央アメリカに生息するサシガメは危険なので、これらの国に旅行する予定がある人は十分に注意しましょう。

Q4.カメムシはどこから家の中に侵入してくるの?

Answer

洗濯物と一緒に入ってきたり、窓枠の隙間から侵入してくることが多い

干している白いシャツにカツオブシムシが付く

カメムシはなぜか室内に侵入してくる事の多い虫ですが、その理由はいくつかあります。

カメムシは白物の洗濯物を好んで付着する特徴があるので、気づかず洗濯物と一緒に室内に取り込んでしまう場合と、晩秋に越冬のために家屋の外壁やボイラーの付近に密集し、より暖かい場所を求めて少しの隙間から室内に侵入する場合があります。

洗濯物への付着は、カメムシ以外にも衣類を食害する「カツオブシムシ」などもいるので、外に干した洗濯物を室内に取り込むときは注意深く観察してから入れるようにしましょう。

洗濯物への産卵は、表面のみならず服の裏側にまで産卵することがあるので、服にとまっているカメムシを発見したら卵がないか注意した方が良さそうです。

Q5.カメムシの天敵っているの?

Answer

カマキリ・オニヤンマ・クモ・ハチ・野鳥など

Praying_Mantis

臭いにおいを発するカメムシですが、天敵は意外と沢山いて「カメムシ」を食べてくれています。

我が家でもカメムシが秋口に大発生しますが、カマキリがクサギカメムシを捕食している姿を何度も見ています。

ただ、カマキリが食べる以上にカメムシの量が多いので、天敵の皆さんにカメムシの駆除を期待するのは少々無理があるようです。

Q6.カメムシは英語でなんて言うの?

Answer

Stink Bug(臭い虫)or Shield Bug(盾の虫)


「臭い虫(stink bug)」ってそのまんまだね!

他にはホームベースのような五角形の形をしているのが、騎士が持つ「盾」のように見えることから「シールドバグ」とも呼ばれることがあるぞい

Q7.カメムシのニオイってどんなの?

Answer

キュウリが腐ったような青臭い臭いパクチーの匂いとほぼ同じ成分

パクチー

カメムシのクサイ臭いの正体は「トランス-2-ヘキサノール(trans-2-Hexenal)【別名:青葉アルデヒド】」といいます。

このトランス2ヘキサノールは、別名の通り草花などの青くさい臭いのもとで、天然ではキュウリトマト茶葉なんかにも含まれています。

キュウリの腐ったようなニオイと表現する人もいれば、パクチーのニオイに似ているという人もいます。


実際、パクチーのニオイ成分とカメムシのニオイ成分はとても似ているんじゃ

Q8.カメムシの臭い(におい)が付いた時の消し方は?

Answer

地肌に付いたものはオリーブ油で馴染ませてから石鹸とぬるま湯で流す、もしくは界面活性剤入りの食器洗剤で洗う(衣類に付いた臭いは界面活性剤入りの洗濯洗剤で洗う)

食器洗剤

カメムシのニオイの成分である「トランス2ヘキサノール」は、親油性・揮発性の物質であるため、頑固な油汚れと同じで水では落ちません。

ただし、油には溶けるのでオリーブオイルなどを数滴垂らしてこすってから、石鹸とぬるま湯で流せば臭いは落ちます

より簡単な方法では、通常のハンドソープではなく「界面活性剤入りの食器洗剤」を使う事で落とすことができます。

詳しくは下記関連記事をあわせてご覧ください。

Q9.カメムシを寄せ付けない忌避剤のおすすめは?

Answerスプレータイプ吊り下げるタイプがある

カメムシは根本的に駆除をすることは不可能に近いので、まず取るべき対策は「洗濯物や窓などの侵入口になるところにカメムシを近づけない」という事になります。

カメムシ専用の忌避剤にはいくつか種類があり、大きく分けるとスプレータイプと吊り下げるタイプがあります。

駆除剤と忌避剤を兼ね備えるタイプのスプレー剤

カメムシ退治プラスは、カメムシへの直接噴射による駆除窓枠や壁面などへの噴射による忌避の2つの使い方が可能です。

この商品1本で8~10㎡の範囲に使用が可能なので、一般家庭での使用であればこちらの商品がおすすめです。

また、屋外専用なので室内に侵入してきたカメムシの駆除には使用しない方が良いでしょう。

  • 効果の持続時間は約1~2週間
  • 殺虫主成分は人体に影響の少ないピレスロイド系を使用
  • 屋外・窓枠専用

窓ガラス専用のスプレー式忌避剤

PGガードは、窓ガラスに吹きかけることで効果を発揮する忌避剤です。

お風呂場や洗面所、トイレなど入り込まれたくない場所の窓ガラスに吹きかけると、約1か月ほど効果が持続します。

【注意点】

  • 大雨が降ると再度吹きかける必要がある
  • 塗布量を誤ると、窓ガラスが少し曇ってしまう恐れがある

物干しざおなどに吊り下げるタイプの忌避剤

カメムシいやよは、洗濯物干しやベランダ、玄関先などカメムシが集まってきやすい場所に吊り下げるタイプの忌避剤です。

効果に関しては、ハーブやトウガラシなどの天然植物由来の商品の為、完全に寄り付かせなくするほどの効果は期待できません。しかし、多少の忌避効果はありますので、少しでも侵入を防ぎたい方は、カメムシが良く集まるところに吊り下げておくと良いでしょう。

  • 効果は3~4週間持続する
  • 主成分は天然植物油トウガラシなどの自然食品由来で安全
  • 商品のハーブ臭がうつることがあるので直接触らない

ミントやハーブの臭いが嫌いっていうのをよく見かけるけど、この商品でも完全に忌避することができないなら普通のミントを吊るしてもこれ以上の効果は望めないだろうね

ゴキブリなども含めて「害虫はミントが嫌い」という記載があるが、自然由来の薬剤の効果は「それなり」だと認識して購入する方が良いぞ

Q10.カメムシ防除に効果的な殺虫剤はどれ?

Answer室内でも使える「凍結スプレー」がおすすめ

凍殺ジェットは、瞬間冷却によって害虫を駆除するスプレーです。

メリットは何と言っても「殺虫成分不使用」なので、室内で噴射が可能であることと使用後の嫌な臭いやベタつきが一切ない点です。

安価な類似品もありますが、虫から離れると液が広がり的中率が悪くなるものが多い中、使用時の的中率とべたつきの残らなさ具合はこの商品が最も良かったです。
デメリットは「高い」という点です。

カメムシを凍らせた後に、割りばしなどでつまんで捨てることで手も汚さず臭いもつかずに駆除できるのでお勧めです。

Q11.殺虫剤を使わずにカメムシを簡単に捕獲する方法はある?

Answerガムテープで捕獲するか、ペットボトルで捕獲器を自作するのがおすすめ

ガムテープ

最も簡単で安上がりなのが「ガムテープ」「ペットボトル捕獲器」です。

カメムシをガムテープで捕獲・駆除する

ガムテープでの駆除方法は、室内に侵入してきたカメムシをガムテープで引っ付けて捕獲し、そのまま粘着面を折り合わせて閉じ込めてしまうという至ってシンプルな方法です。

この方法のいい点は、臭いが漏れずにそのままごみ箱に捨てることができることですが、カメムシに近づいてくっ付けなくてはいけないのでカメムシが本当に苦手な方は難しい方法かもしれません。

カメムシをペットボトルで捕獲・駆除する【捕獲器の作り方】

カメムシペットボトル

ペットボトル捕獲器は、使用済みのペットボトルの内部を洗浄しそのまま使うか、ペットボトルの上部1/4を切って裏返し捕獲面を広げるよう自作するという方法です。

捕獲器の作り方は上の画像の通り、切って、ひっくり返してテープで留めたら完成です。


簡単に作れるんだね!

上1/4を切断してひっくり返すことでカメムシが脱出する恐れはないぞい!ただし、蓋ができないので臭いが出てくるのが欠点じゃ!捕獲する時以外はラップなどで蓋をすると臭いが漏れんぞ!

蓋をしたい場合は、大きめのペットボトルをそのまま使う事もできるけど、飲み口とカメムシのサイズがあまり変わらないので潰さないように注意が必要だよ!

Q12.カメムシの卵が洗濯物についている時の対処法は?

Answerガムテープで取るか、定規木べらのようなものでこそぎ落とす

カメムシはわずかな時間で洗濯物に産卵してしまうので、なかなか気づかないことが多いのですが、もし気が付いたら手では払い落しにくいので「ガムテープ」「木べら」などを使ってそぎ落とすようにして除去しましょう!

Q13.カメムシが秋に大量発生すると雪が降るって本当?

Answer良くある迷信のようなもので必ずしもそうとは限らない。ただし、花粉の飛散量とカメムシの発生数には相関がみられる

以前からカメムシと大雪との関係が言われていますが、カメムシが少ないのに大雪の年などもあり、必ずしも相関がみられないことがわかっています。

しかし、越冬した成虫によってスギやヒノキに産卵されたカメムシの幼虫は、スギやヒノキの実(球果)を食べて育ちます

つまり花粉の多い時期は、カメムシの餌になるスギやヒノキの実も多いので、カメムシも多くなります。

春の花粉が多い年は、秋にカメムシが大量発生する可能性があるので、予め対策を取っておくようにしましょう。

Q14.カメムシが好物の植物って何?

Answerカメムシの種類によって発生しやすい植物が異なる

クズ

カメムシの種類によって好む植物が違うので、もし特定のカメムシが大量発生してしまった時は、ご自宅の周囲にそのカメムシの好物となる植物がないかどうか探してみてください。

マルカメムシが好んで寄生する植物

  • クズ
  • フジ(ヤマフジ)
  • 大豆
  • 小豆
  • ハギ
  • アケビ
  • みかん

クサギカメムシが好んで寄生する植物

  • クサギ
  • みかん
  • マツ
  • イチイ
  • スギ
  • サクラ
  • キリ
  • ビワ
  • リンゴ
  • ウメ
  • モモ

スコットカメムシが好んで寄生する植物

  • シナノキ
  • ミズナラ
  • ヤマハンノキ

アオクサカメムシが好んで寄生する植物

  • スギ
  • ヒノキ
  • カキ
  • みかん
  • イネ
  • 大豆
  • 小豆
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まとめ

春と秋に大発生することが多いカメムシについて、防除方法や臭いの採り方、花粉の飛散量からカメムシの発生予測まで質問ごとに回答をまとめました。

室内に入れないように気を付けていても、エアコンの室外機のホースを通す穴から侵入してきたり、壁の中のコンセントや電熱版の周囲などの温かい所で越冬するカメムシもいるので、一匹たりとも室内に入れないのは中々難しいかもしれません。

カメムシは発生源が山間部の為、完全に根絶してしまう事は難しく、忌避することが一番大切なポイントとなります。

今回ご紹介した内容を参考に、臭いに悩まされることのないカメムシ退治を実現させてください。