伊豆沼のはすまつり情報!【開催時期・開花の時間帯・アクセス】

はすまつり

宮城県の伊豆沼・内沼は夏になると沼一面に蓮(はす)の花が咲き、「はすまつり」が開催されます。

ハスが咲き乱れる風景はまさに極楽浄土という言葉に相応しい素晴らしい景色です。東洋一のハス沼とうたわれているのにも納得です。今回はそんな風景が楽しめる「はすまつり」についてご紹介します。


最近では国内のみならず海外からもツアーで見に来る人も多いんだってね!

宗教的にもハスの花は特別な存在だからのう。ここで見れる景色は多くの人にとってとても幻想的で魅力的なんじゃよ

【蓮の花に関する詳しい解説はこちら】

>>>ハス(蓮)はどんな植物?【花言葉・開花時期・ハスの実の味など】

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています

伊豆沼・内沼のはすまつりのお得情報満載完全ガイド!

伊豆沼の広さ・深さ・蓮が生い茂る理由とは?

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伊豆沼の広さは289ヘクタール東京ドーム83個分の広さですが、なんとその水面の75%をハスが覆っています。伊豆沼は水深が一番深いところでも1.6mと浅いので、太陽光がどこまでも届きハスの生育には好条件なのです。


毎回このヘクタールとか東京ドーム○個分とかってよくわからないんだよね。

広さの単位なら、こちらの「1ヘクタール・1反・1坪はどれくらいの広さ?簡単な面積の覚え方を解説」の記事を見ると良いぞい。

はすまつりの開催時期・開催期間は?

伊豆沼・内沼で開催されるはすまつりの開催期間は、その年のハスの開花状況によって変動するので注意が必要です。

基本的には7月~8月で開催されることが多く、2018年(平成30年)は7/20~8/31で開催が予定されています。


はすまつりの開催時期に合わせて旅行計画を立てたいんだけど、どうやって調べたらいいの?

一番確実なのは、7月に入ったら栗原市観光案内所に連絡することじゃのう

栗原市観光案内所の連絡先:0228-25-4166

はすまつりの場所・MAPとアクセス

伊豆沼 ハスのボート乗り場

ハスまつりは伊豆沼と内沼の両方で行われています。

ボート乗り場は、伊豆沼は「若柳会場」「迫会場」の2か所。内沼は「築館会場」の1か所です。

どちらにしようか迷いますよね。人気なのはやはり面積の広い伊豆沼の方です。(伊豆沼289ヘクタール/内沼98ヘクタール)

若柳会場(伊豆沼)

⇒宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(鳥館)付近

アクセス:JRくりこま高原駅から車で約10分
東北自動車道築館ICから車で約10分

迫会場(伊豆沼)

⇒登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター付近

アクセス:東北本線新田駅から徒歩で10分
東北自動車道築館ICから車で約20分

築館会場(内沼)

⇒栗原市サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)付近

アクセス:JRくりこま高原駅から車で約15分
東北自動車道築館ICから車で約15分

はすまつりは伊豆沼と内沼どちらがおすすめ?

はすまつりは伊豆沼と内沼のどちらでも遊覧船に乗ることができますが、どちらで見るのが良いのか、違いはあるのか気になりますよね?

ハスが見れる景色には大きな違いはないのですが、はすまつりの時期には伊豆沼の方が混みやすく、遊覧船と船頭さんの数に限りがあるので、もし伊豆沼が混んでいるようであれば比較的空いている内沼を候補に入れるとスムーズに回ることができるのでおすすめします。

ただ、やはり蓮の花の量や沼の広さは伊豆沼の方が勝っているので、ピーク時ですごく混んでいる時でなければ伊豆沼の方が迫力のある蓮が見れるでしょう。

船頭さんによっても違いますが、混みやすい伊豆沼の遊覧船の船頭さんよりも、内沼の遊覧船の船頭さんの方が、余裕があるせいか船に乗っている時色々とガイドをしてくれる印象があります。

観光客でごった返しているときなどでなければ、内沼の船頭さんに蓮について色々訪ねてみると、ガイドをしてくれるかもしれませんよ!

はすまつりのハスの花の見ごろの時間

ハスの花

ハスの花は一日中咲いているわけではなく、早朝に咲き昼間には閉じてしまいます

ハスの花の開花の状況にとても重要なのが、時間と天候です。

ハスの見ごろの時間帯は早朝7時から9時ころに満開になります。

満開の花を見たければ、早朝に行くのがおすすめですが、遅くとも午前中に行った方が良いでしょう。

天気のいい晴れた日では12時頃に花が閉じてしまうことがありますが、曇りの日であれば午後15時頃に閉じることもあり、天候によっても花が咲いている時間が変わるので注意が必要です。

はすまつり遊覧船の料金と時間は?

伊豆沼のハスの遊覧船

はすまつり開催中は伊豆沼と内沼を遊覧船に乗って観光するのがおすすめです。

陸地からでも楽しめますが、船でハス沼の水路を船で行くのは壮観です。写真のように、ハスとハスの間を縫うように遊覧船が進んでいきますので、手を伸ばせばすぐに花に触れるほど間近で観察できます。

  • 時間/8時~16時 天候により早期終了もあり
  • 料金/大人700円、子ども400円
  • 団体料金(20名以上)/大人600円、子ども300円
  • 若柳会場(伊豆沼)、築館会場(内沼)ともに同じ時間、料金です。

はすまつりの遊覧船には割引チケットがある!(※2018/7/23 追記)

実は、あまり知られていないのですが遊覧船には100円引きの割引チケットがあり、サンクチュアリセンターや新幹線のくりこま高原駅で手に入れることができます。

新幹線で来る方は駅で、車で来る方はサンクチュアリセンターに寄ってからくると便利です。少しでも安くなるのですから、遊覧船乗り場に行く前に手に入れておくと良いでしょう。

(※2018/7/23追記分)

2017年度には発行されていた100円引きの割引チケットですが、2018年度は発行されていないとの情報を栗原市観光物産協会の方からいただきましたので上記内容を訂正いたしました。

はすまつりが開催されるタイミングに重なってしまい、既に割引チケットを求めてサンクチュアリセンターやくりこま高原駅にチケットをお求めに向かわれてしまった方もいらっしゃるかもしれません、情報の訂正が遅れました事大変失礼いたしました。

謹んで訂正させていただくとともにお詫び申し上げます。

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まとめ

夏に見ごろをむかえる宮城県の伊豆沼・内沼のはすまつりについての情報をご紹介しました。

私も伊豆沼・内沼のはすまつりに行くまで、蓮の花を間近でじっくりと見たことがなかったのですが、鮮やかなピンク色の花の綺麗さに驚きました。

ラムサール条約に登録されている伊豆沼・内沼は、蓮の花だけではなく野鳥の観察も楽しめる場所です。夏の時期に蓮の花と一緒に野鳥も探してみると、より一層自然の豊かさを堪能できるでしょう。

蓮の花が終わりを迎えた冬には、日本一の飛来数を誇るマガンや白鳥も観察することができます。

伊豆沼・内沼で観察できる野鳥の種類と、マガンの飛び立ちやねぐら入りなどの壮観な景色のオススメ観察スポット等については、下記で詳しく解説していますので是非あわせてご覧ください。

※参照 栗原市ポータルサイトギュギュっとくりはら