何かと不便な田舎暮らしですが、文明の利器を使う事で快適に過ごすことが可能になってきました。
以前、田舎の不便さを許容できるかどうかという点を田舎暮らしをしていくうえで重要なポイントとして挙げましたが、実際は数十年前に比べると、田舎暮らしの不便さもカバーされてきているように思います。
関連記事>>>移住失敗例から学ぶ田舎暮らしに向く人&向かない人
自然豊かな田舎での暮らしには憧れるけど、不便なのはちょっと、、、なんていう人は、便利なグッズを利用して少しでも不便さをカバーしましょう!
どうあがいても都会には便利さではかなわない田舎ですが、現代の機器を使うことで少しでも楽に楽しく田舎暮らしをするというのは大いにアリだと思いますよ!
Contents
田舎暮らしを楽にする便利グッズ
1.ルンバ
言わずと知れたロボット掃除機「ルンバ」は、平屋が多く敷地面積の広い田舎の家で大活躍してくれます。
田舎で良くありがちな、増改築を繰り返して横に伸びた家の作りはルンバでの掃除がしやすく、日ごろの家事の時間削減に貢献してくれます。
特に田舎は小さな虫が入り込みやすいので、ルンバを走らせておくだけで小さな虫の死骸も知らないうちに綺麗にしてくれます。
我が家でも大活躍してくれているルンバですが、田舎に住む高齢の祖父母などへの贈り物としても大変喜ばれると思います。
ルンバのような便利な家電機器は、田舎にこそ効果を発揮してくれるでしょう。
2.石油ストーブ
冬の冷え込みが厳しい東北以北の田舎の場合は、エアコンよりも石油ストーブがパワーもあって暖かいです。
特に昔ながらの家屋の場合は密閉性が無いためエアコンではなかなか温まりませんし、ハロゲンヒーターなどはもってのほかです。
寒冷地に行く場合は、1つ石油ストーブを購入しておきましょう!
家が広い場合は、TOYOTOMIの石油ストーブがパワーもありおすすめです。
おすすめできる点は「ハイパワーで広い部屋もすぐに温まること」
残念な点は「燃料の消費が早いことと、重量があること」
広い家でパワーを求める場合にはこちらが一番おすすめです。
3.電気捕虫器
田舎暮らしでとにかく大変なのが「虫」の対策です。
当サイトでも害虫駆除や殺虫剤の情報が記事の多くを占めていますが、田舎で困ることと言ったら「虫」を挙げる人が多いでしょう。
蛾とかカメムシとかなんでも平気だよって人は良いですが、多くの人(特に女性)は平気ではないはず!
自然を目前にテラスでコーヒーでも飲みながら読書!と思っても、外に出るだけで色々な虫が飛び交っていれば、せっかくの田舎ライフも満喫できませんよね。
多くの虫は「走光性」と言って青白い光に向かう習性があるので、電撃捕虫器を使用することで、虫をおびき寄せて自動的に捕殺することができます。
虫嫌いな人、テラスに出てゆっくりしたい人は、電撃捕虫器が効果を発揮してくれるでしょう。
4.小型電動噴霧器
田舎では、広い庭や畑周りの雑草などの駆除が大変ですが、除草剤の散布用に小型の電動噴霧器があると大活躍してくれます。
殺虫剤の噴霧だけでなく、枝葉への消毒液の散布や、農作物への散水用にも使えます。
電動噴霧器があれば、じょうろを持って水場に何往復もしたり、ホースで無駄に水をまくこともありませんので、水道代も体力も節約することが出来ます。
噴霧器には動力別にいくつか種類がありますが、以前「噴霧器の種類別におすすめを紹介!家庭用に小型の噴霧器はいかが?」の記事でご紹介した通り、一般家庭用には電動の噴霧器が一番おすすめです。
田舎での菜園やガーデニングを楽しむためにも、一台電動噴霧器があると大活躍してくれるでしょう。
5.電動草刈機
田舎暮らしでの春から秋にかけての日課と言えば「草刈り」と言っても過言ではないほど頻繁に行うので、電動草刈機(刈払い機)があると大変重宝します。
雑草を生えたままにしておくと、蚊や蜂、ムカデなどの害虫やヘビなどの危険生物の温床となり、放置しておくと室内に侵入してくる危険性も高まります。
雑草を定期的に刈ることは、田舎での日常生活を送りやすくするためにとても大切な作業なので、できるだけ頻繁に、且つ効率的に行いたいですよね。
除草方法については「庭の雑草対策まとめ」の記事でご紹介しましたが、その中でも電動草刈機、特に家庭用の電動刈払い機には「ナイロンカッター」がおすすめです。
関連記事>>>ナイロンカッターで雑草駆除!ナイロンコードの種類とおすすめは?
6.ヘイキ・ヴィポケルヴェスの斧
この変わった形の斧は、フィンランドのメーカー商品で、斧の刃の重心をずらすことによって、より安全に簡単に薪割りをすることが出来る斧です。
コツを掴めば、普段の半分以下の力で薪を割ることができるので、作業効率も大幅にアップするでしょう。
この斧の詳細については、「薪割りの常識が変わる!おすすめの斧」でご紹介していますので、併せてご覧ください。
7.電気ハエ叩き
田舎に暮らしていると、どうしても室内に虫が入ってきます。
無駄な殺生をしない方にはお勧めできませんが、電気でハエや蚊をしとめる「電気ハエ叩き」が一つあると、厄介なコバエなどが侵入してきても簡単に仕留めることが出来ます。
叩き潰さずに仕留めることが出来るため、家の壁を汚すことが無いのでお勧めです。
もし殺さずに逃がしたいという方は、網目の細かい虫網を用意すると良いでしょう。
8.コールマンのランタン CPX6
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隣家の光や、家の前を通る車のヘッドライト、街頭や自販機の明かりなど、都会ではいくら上げてもきりがないほど夜でも明るいですよね。
しかし、田舎の夜は周囲の明かりが都会のように多くないために真っ暗です。
そのため、非常灯があると便利なのですが、今回私がおすすめしたいのが「コールマンの CPX6 クアッドLEDランタン」です。
このランタンは4つに分割して使うことが出来るので、これ一つあれば非常時でも家族4人がそれぞれ個別に明かりを持つことが出来ます。
また、非常時以外にも360度灯として卓上に置くことが出来るのでキャンプシーンなどでも大活躍します。
夜が真っ暗な田舎では、家族全員が使えるランタンが一つあると安心ですよ!
9.ハイガー社の除雪機
降雪量の多い山間部などの田舎に住んでいると、冬の雪かきがとても辛いです。
次の日の出勤に備えて深夜に雪かきをして就寝、朝目が覚めるとすでに積もっていて車が出られず大慌てなんてことは良くあります。
若いうちは雪かきスコップでいいですが、ある程度年を取ったり除雪が必要な個所が広範囲にわたる場合は、「除雪機を購入する」というのも田舎暮らしを楽にする一つの方法です。
近年では、国産メーカーのみならずハイガー社のように一般家庭向けの安価な除雪機を販売している企業もあり、手に入れやすくなってきています。
土地の広い田舎では除雪機を思い切って購入すると、冬の期間に使える時間が大幅に増えると思いますよ!
ハイガー社の除雪機に関連する記事はこちら
>>>ハイガーの除雪機を徹底調査!価格・品質・サポート体制まとめ
>>>ハイガー社の評判ってどうなの?除雪機の口コミを見てみよう!
10.電動式キャリアー(台車)
最後にご紹介するのが「電動式キャリア―」です。
薪を運んだり、土を運んだりと電動のアシストを借りて、重い荷物を簡単に運ぶことが出来ます。
DIYをする場合、畑作業をする場合など、様々なシーンで重い荷物を運ばなきゃいけないときに、電動の台車があるととても作業が楽になります。
我が家でも息子の砂場を作成するときに、ホームセンターで購入した砂袋を運ぶのに大活躍してくれました。
野外でDIYや畑作業をする方は、この電動式キャリアーがあるとかなり作業が楽になりますよ!
まとめ
今回は、あると田舎暮らしで発生する作業が楽になる便利なグッズを10個紹介しました。
昔とは違い、あと程度の場所ならインターネットで買い物もできますし、本も読めるし映画観ることが出来ます。
以前、物を持たない生活を重視する「ミニマリスト」と呼ばれる人たちは、都会の方が生活しやすいという事について記事を書きましたが、モノを持つ経済的・スペース的余裕がある人は自然豊かな田舎で便利な暮らしをすることも可能になっていると思います。
過去記事>>>ミニマリストが田舎で暮らすのは難しいと思う
少しでも快適に田舎暮らしができるように、時間がかかっている作業は無駄がないか見直して、便利な道具があれば活用することで時間を有意義に使えるようなればいいですね。